三日ほど前、スヨンと私は殆ど同時に同じ症状の風邪をひき苦しんでいる。
スヨンは私からうつされたとか私のせいだと言い張る。私は私で「韓国人は雨が降っても雪が降っても日本人のせいだ、日本人が悪いと言う上に、今度は風邪をひいたことも日本人を責めるの!」と言い返してあげる。 するとスヨンは私がチビに怒る口調そのままで「うるさい、うるさい!」と耳をふさぐ。 韓国人の中年以上は日本の龍角散とか求心が好き。韓国語では「ヨンカクサン」と「クシム」。 お店に働くチョーさんはいつも親切にしてくれる。NYで求心を買っているが高いので何とか日本から、、、と言われ、明後日到着のM先生にお願いした。 このMさんからは去年の8月にメールを頂いて以来、お互いにビジネス抜きでにどれくらいのメールのやり取りをしただろう? 仕事の合間に書かれたと思える短い一言の文の中にユーモアのセンスが溢れ笑わせてもらった。 このように卓越したユーモアのある男性と人生を共にする奥さんは一生笑って幸せな人生を過ごすだろうと思う。 飛行場でゲットしました!と携帯からのメールが入った。 >CMは知っていましたが、恥ずかしながら初めて効能などを知りました。 それにしてもいいお値段しますね。 薬局の人に大箱二個っていいましたら、レジの人が二人とも笑いましたよ。 空港で大箱を二個も買う人はあまりいないのかもしれません。 大事にして輸送します。< これには、その光景を想像すると涙が出るほど笑った、笑った。 飛行場でお互いを判別するために添付ファイルで送って下さった写真がハワイのカナカ族と一緒のもの。 彼等にそのまま溶け込んでもおかしくないほどの南方系の男らしい顔立ちをしている。その顔で三十そこそこの若者が年寄りくさい「求心をください。」ではレジの人が笑うのも分かる。 (レジの二人とも若い女性のような気がする) スヨンも求心を頼んだ小母さんも涙を流して笑い、会うのを楽しみにしている。もちろん私も。 予定より早くに入居可となり、昨日Tさんはアパートに移った。 「ホットしたでしょう?」と言うと「でも、居心地がいいので、出て行くのも何か心残りで、、、。」に「とんでもない。このまま居座られたら私が大変よ。早く行きましょう!」と促して連れて行った。 また、スヨンとチビそして私の三人となった。 暖かい一日 機内では、まともに食事をしていなかったとかで米粒に飢えていたのだろう 私が作ったオニギリとおいなりを片手づつに持って必死に食べている お姉ちゃんの歩美ちゃん 右は食べ終わって満足の愛実ちゃん #
by arata-tamiko
| 2009-04-02 13:04
| 諸々の出来事
到着時間の遅れは調べることが出来ても、乗り換え地点で突然に別の航空会社に変更となった場合は大変。
UA便がキャンセルになり、いったい何便で到着なのか判らない。Washigton DCから他の飛行場になったことまで何とか辿り着いた。それから、どこの航空会社で何便で何時到着なのかを調べるのに相当苛立ってしまう。 やっと出てきたUAの係りの人はインド人。次のUS航空会社の係りもインド人。アクセントの強い彼等の英語を理解するのは、かなりの忍耐力を要する。調べてくれる彼らも時間を取り、私が彼等の英語を理解するのに時間を取りで、かれこれ半時間を要した気がする。 彼らが必死に調べてくれている様子が電話を通しても伝わってくるので、こちらの苛立ちを感じさせないように必死に努力。 (もっとも、彼らも日本語訛りの私の英語を必死に理解しようとしているのかも) 教育程度が高く英語が話せても未だ安い賃金で彼等を雇えるのか、最近はインド人の電話対応が多い。 インターネットの問題相談でインド人が出てくると「I am sorry!」と言って切ってしまう。 飛行場で顔なじみのユンさんに会った。韓国人の間に流行っている、学生を短期で泊める商売を彼もしている。3部屋は常に学生が途切れることがなかったのに、韓国経済の悪化で学生が極端に少なくなった、、、と嘆いていた。 このビジネスを生活の糧にしているユンさんは経済的に大変だろうと同情する。彼は日本にもいたので日本語も上手だし人柄がとても良い。 こうやって見回すと、世の中悪人の方が絶対に金儲けをしている。 「いつか天罰が下る」とかは空虚な格言だと歳と共に思うようになった。あの人、この人と思い浮かべても未だに彼等は罰を受けていない。 昨夜から泊っているTさん、彼のパソコンは無線ラン対応がないと言う。 2週間前に泊った人も同じ事を言い「最近のパソコンはね、どんな製品でも、、、。」と私が言い聞かせたが、Tさんも「出来ました。」とニコニコ顔で部屋から出てきた。 この私が息子のような年代の若者にパソコンを教えるなんて、太陽が西から上がり東に沈むかも。 日本に残る奥さんに早速メールをすると言うので「新田さんは、とても良い人と書くのよ。」と言うと「はい。」と笑顔。 「それと美味しい烏賊豆腐の夕食も頂きました、、、ともね。」に「はい。」とゲラゲラ笑う。 イチローが体調不良で目まい。あれだけの期待を一身に受け韓国側の罵詈雑言にも動じなかった彼だが、彼だって生身の人間、相当なストレスを受けているはず。 昨日からの雨、降り続く 2年前に参加したソウルでのコンサートツアーで泊ったホテルの部屋 私達日本人からすると、韓国人の趣味はケバケバして敬遠してしまうが この部屋の調度品の雰囲気はまるで安娼婦の館みたいだった #
by arata-tamiko
| 2009-03-31 11:51
| 諸々の出来事
これだけインターネットで情報が氾濫すると「チョット違うんだけどな~。」とか「そんなことあるかしら?」と思うことが多々ある。
「百ドル札は使えないのですか?」と訊かれ「なぜ?」と聞き返すと「あるサイトで、百ドル札は拒否されるので二十ドル札を日本から持っていくように、、、と書いていました。」 もちろんどの店でも問題はなく、彼は「あれは何だったのでしょう?」と私の顔を見る。 きっとサイトの主は少ない金額の品に百ドルを出して、お店におつりがなかったのではないだろうか? テキサスに留学していた人からは「スーパーマーケットでは、子供から目をチョットでも離すと誘拐されるよ。お店のあちこちに誘拐された子供の写真が貼られていた。」と聞かされ、とても不安がる。 「本当ですか?」と訊かれ「誘拐された経験のある家族は回りにいませんし、車の盗難も一件もありません。」と返事をしておいた。 アメリカは州ごとに法律も生活習慣そして安全性も違っている。 しかしアメリカの怖い事件の特集番組の放映を見た日本の人々は、どうしてもアメリカ全土が同じと思ってしまう。 留学一ヶ月前にメールを下さった人は既に航空券も買っている。 彼方此方の不動産屋に尋ねてみたが、希望される物件はない。「どうして、もっと早くに、、、。」と訊けば、20数年前、他州に留学していた同僚から「ビザはなかなか発行されない。発行されてからアパート探しはした方がよい。家も簡単に見つかるから。」と助言されたそう。 それは、その人が留学した州の話で、しかも20数年前のこと。時代を間違っている。 自動車保険の審査基準が厳しくなり、ある家族はご主人の三度の日本での違反で高額な保険料となった。 本社での審査後、951ドが小切手で返金され「これはいったい何ですか?」とメールが入り、詳しく説明した文の最後に「一緒に酒盛りでもしますか?」と書いて出した。 「本当に、したい気分です!」と返事があった。 保険加入の奥さんの情報を電話で訊いていると、誕生日が間もなく。それも40歳。 「おめでとう御座います。」と、顔なじみの彼女へ言った。 「有難う御座います。」とチョット恥ずかしそう。 「どうします?これで人生の半分は来て、これからは下り坂よ。私なんか、既にふもとまで落っこちゃったけど。嬉しいな、嬉しいな。私、人が歳を取ると嬉しいのよ。自分一人で取るのは悔しいもの。」 「いやです、いやです。40なんて。どうしましょう。」 「避けられない運命に逆らってはいけません!」と私。 この奥さん、夜が眠れなかったかも。 昨日から急激に温度上昇 今日などタンクトップ姿を見る WllesleyのBobson大学生の幸代ちゃん「花より団子の方がいいかな~とは 思ったのですが、、、。」と、春の訪れの誕生日プレゼントを持ってきてくれた #
by arata-tamiko
| 2009-03-29 12:24
| 諸々の出来事
ある人が、ある事で弁護士が必要になり情報誌で見つけた弁護士に助けを求めた。
法律書のあるページを指差され「刑務所に行く恐れもある。」と言われ恐怖におののき相談の電話がかかってきた。 一時間の料金は「$425」と言われたそうで、今度は私の方が馬鹿げた料金におののいた。 しかも彼は、その人が弁護をしてもらいたい分野の専門ではない。 偶然に同じ弁護士を使った人を最近あることで知ったので、早速電話をしてみると「$300」で仕事をしてもらったとの話し。 人に寄って料金が違うなんて初めて聞く弁護士の請求方法。若いから何も知らないと侮られたのだろう。 全く、こういう輩は許しておけない。 知人のアメリカ人弁護士に依頼を打診すると「久しく刑事事件から遠ざかっているので。」と、代わって弁護士仲間で評判の良い、刑事事件専門20年の経験豊かな弁護士を紹介され、今日初めての話し合い。 時間料金は$275.刑務所行きの話には、この弁護士も大笑いしていた。 2時間半の話し合いで私も学ぶことが多いにあった。 最近来られたばかりのお客様の奥さん、マーケットの駐車場でぶっつけられた、、、と電話あり。 車中の二人の子供さん、恐怖で大泣き。その中で奥さんは冷静に私の指示を聞いてくれた。 相手の加害者はパニックの余り次は他の車にぶっつけ、子供の泣き声に皆が集まり助けてくれた。 歳を聞くと、87歳。この国は他州に比べると公共機関が発達しているとは言え、車を運転しなければ用が足せないことが多々ある。人事ではない。 かなり暖かくなった これが三日前の大盛りに大トロが乗ったチラシ寿司です 撮る前に、うっかりして大トロを半分ほど食べてしまいました #
by arata-tamiko
| 2009-03-28 01:01
| 諸々の出来事
一週間前に前田さんの奥さんから昼食の誘いがあり喜んで日を決めた。
そして孫達からカードをもらったことで自分の誕生日に気づき「さては、あの昼食はもしやして?」と思った。 昨日ある方とCafe Sushiに行くとシェフが「明日はお誕生日ですね。予約を頂いています。」と笑顔。 彼に「前田さんの奥さんに、今日来たことは内緒よ。気を遣う人だから私が二日続けてお寿司と知ったら、気の毒がると思うの。絶対に黙っていてよ。」と固く戒めておいた。 今日の昼食は友人のKさんも一緒で楽しく、つい私は昨日この店であったことを二人に話した。 前田さんの奥さん、私に「昨日も来られたんですか?」と気の毒そうにするのに「なぜ知っているの? シェフがしゃべったの?」と訊くと「今、ご自分で話していました。」と笑い出した。 「自分のミスを絶対に認めることをせず、全て人の所為にする人生を送ってきたものだから。てっきりシェフだと思い込んで。」と言うと前田さんの奥さん、涙を流して笑いが止まらなくなり、Kさんが心配するほど。 昨日のチラシ寿司、気前良くタップリと盛られた大トロの写真をブログに載せたかったのだが、万が一二人に見られたら、、、と止めたのに、これでは何のための注意万全だったのか意味がない。 ひとしきりWBCの話に花が咲いたが、この私が野球の話をするのだから世の中も変化を遂げている。 夜は夜で操さんの招待でベルモントで中華。我ながら旺盛な食欲に感心している。 60歳を過ぎると「誕生日は冥土への一里塚、嬉しくもあり嬉しくもなし」と替え歌で思ってしまう。 帰宅したスヨンと一緒に、私の友人が見たい日本映画リストを見ながら韓国サイトから探す。 問題なのは日本映画の題名は韓国名に変えられているため「あれではないか?これではないか?」とクリックして出てきたポスターの日本題名を私が読んで探し出す。 「おくり人」は既にダウンロードしたが、2008年6月公開の「マジックアワー」が、この韓国サイトで大好評を得ている。 友人のリストには入っていなかったが勝手にダウンロードをしておいた。 スヨンはアカデミー賞に輝いた「Slumdog Millionair」をダウンロードしてベッドに寝転がって見ている。 これでは、韓国ではビデオ屋さんが閉店に追い込まれるわけだ。 暖かくなった お二人とも私のイメージから花々を選ぶものだ、、、と感動した、ウッフフッ! お客様のKさんの子供さんからもカードと花束を頂く すべてお任せ料理 #
by arata-tamiko
| 2009-03-26 13:19
| 楽しかったこと
|
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