カンボジア人質事件   5/16/05

  14日の夜遅くに着かれたO先生達の買い物のお世話をする。三日目ともなれば下の一歳の女の子もドアを開けた私に飛びついて来て、家に入れと私の服を引っ張る。この気候に5歳の男の子は”寒い、寒い”と言う。ほんの3日まえは暑さで参っていたのに信じられない気温の変化だ。
この先生は、私がお客様として始めてお会いする専門分野に働いているのでお話を聴くのが、とても楽しいし又興味深い。奥様は不思議な魅力を持った女性である。

 カンボジアでの国際学校立てこもり事件のニュースがトップで報じられている。沢山の幼い子供達の中から、犯人はどうしてこのカナダ人の女の子を標的に選んだのだろうか・・・?
何人かの犯人達で要求した身代金は11万円。こちらの雲丹工場に働く人々はカンボジア人が達が、とても多い。

 今日もテレビで誰かが頭を下げて国民に詫びている。こう毎日続いていると、もう誰が誰で、いったい何をしたのか覚える事も出来ない。そして詫びる言葉も決まり文句で「あってはならぬ事。」と必ず入る。そして報道する側も「あらためて浮き彫りにしたと言えるでしょう。」とくる。
日本人はすぐに忘れる人種だから、謝っている人も、きっと「今だけ米搗きバッタみたいにしていれば、すぐにこの嵐は通り過ぎる。」と思っているのではないだろうか。

 謝って頭を垂れて詫びる姿には「この人は、そろそろ後頭部も禿げが始まるな。」「こんなに薄かったら、頭を下げるのは屈辱的だろうな・・・。」とか思って見てしまうのには自分でも不謹慎だと思っている。

 寒い。長袖と上着を着る
by arata-tamiko | 2005-06-17 14:20


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