スヨンと肉の小父さん、レッドソックス観戦   4/20/09

 スポーツでは野球が一番好きだと言うReliableの肉セクションで働く小父さんと「一度レッドソックスを見てみたい。」と願っていたスヨンをFenwayに連れて行く。
野球に行けることを知ったスヨン、大喜びで肉の小父さんに「私がキムパップ(韓国式巻き寿司)を沢山作るから、小父さんはポットに熱いコーヒーを作って、、、。」等とルンルンのピクニック気分。
「駄目だ」と私から言われた彼女「韓国では観戦に行くときは、、、。」と不服そう。
「ここはアメリカ、アメリカ!韓国ではないの!」と言い聞かせる。

 球場に行く車中、小父さんが「各国のお客が来るが日本人が一番礼儀正しい。韓国人はマナーがない。日本人を見習わないといけない。」と言い出した。
聞き間違いかと思ったが、スヨンが不快そうに反論しているのを見て、理解したことが間違いでないと確信。
すると小父さんはゼスチャーで、彼に対する日本人客と韓国人客のマナーの違いを見せると、スヨンも渋々同意していた。
そうなると愛国心の強いスヨンが気の毒になり「日本は平和な島国だったから温和な性格だけど、韓国は他国から攻められ続けているから人を押しのけても、、、となるのよ。」と言ってあげると、スヨンは嬉しそう。
 次に小父さんは「ダイスケ、イチローNO1!トヨタ、ホンダNO!」と言うので困ってしまった。
お世辞ではなく、小父さんは心底そう思っている。私の車を指差して「Toyota、ナンバーワン!」と前にも言っていた。
 Fenwayで車を降りた二人の幸せそうな顔。

 午前10時半だから大丈夫だろう、、、と、たかをくくっていたのが間違いのもと。
沿道の人では未だ少なかったが、電車のCライン線路の反対側に渡る道路が全部封鎖されている。
苦肉の策で、お客様は電車に乗ってWashington Sq.の方まで来て私の車に同乗。
128の高速にAllstonの方から乗ってWellesleyに行くことになった。帰途もお客様を送った後、かなりの遠回りで自宅に戻れたが、ボストンマラソンの日はBrooklineに行くものではない。

 今月の14日に書いた「Britains Got Talent」の47歳の女性、Susan Boyleに強敵が現れた。
12歳になったばかりの男の子。
ご覧下さい。

    http://www.youtube.com/watch?v=V1aO4BMO1KM  ( You Tubeより )

   冷たい風は未だ止まない
スヨンと肉の小父さん、レッドソックス観戦   4/20/09_d0024276_13463992.jpg

            一位との差が7分でWashington Sq.を通過する選手
by arata-tamiko | 2009-04-21 13:50 | 諸々の出来事


<< 日本の化粧品名のややこしさ  ... わが町のTown Day   ... >>