孫の話を聴く   11/3/08

 CA州に来るたびにモールの多さと大通りに面した店舗の数に驚いているが、モールの一角が閉鎖になったり閉まった店舗をかなり多く見かける。

 チョット離れたアーヴァインと言う町にある韓国のスーパーに行く途中、あちこちに手描きのサインを掲げた老若男女を見かけた。それには「NO」「YES」と書かれている。
「なに?」と訊けば、13歳の上の孫が「同性同士の結婚が認められた法律を再審するためだよ。」と言う。
それから同性結婚の利点や懸念を説明してくれるが、どこまで分かっているのか???
「どこから情報を仕入れるの?」と訊けば学校で話し合っているそう。
「それで、あなたは?」に「僕の生活に入り込まなければ、どっちでも、、、。」には参ってしまう。
感心することしきりの私に、下の弟は「自分だって知っていたよ。」と負けずに言う。

 「CA州では彼は劣勢かも、、、。」と、大統領選を教えてくれる上の孫。
「本当は偏った政治の話はクラスで先生はしてはいけないことになっているの。だから、もし先生の名前を言ったら、その先生は大変なことになるから絶対に名前を教えれない。」と、頑として教えてくれなかった。

 4,5日前に、生きたミル貝を丸ごと買って一人で刺身で平らげた。
今日見ると瀕死寸前の売れ残りが、いくつか並んでいる。店主とおぼしき男性が「美味しいよ。新鮮、新鮮!」と声をかけるのに「嘘つき、死んでいるでしょう!」と、あやしき韓国語で言い返す私に驚いた顔。可笑しかった。

 隣接する韓国レストランのユッケジャン、今まで食べた中で一番深い味わい。
孫二人「生まれて初めてこんな美味しいカルビを食べた。これだったら30ドルの価値はあると思うよ。」と、喜ばしてくれる。
19ドルの値に「高いわね~。」と言った娘との会話を聴いていたのだろう。

   夜、ダウンのジャケットを着た
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          今年の夏、一人で日本に行った上の孫は地元の宝塚劇場で観た
          歌劇で大ファンとなり、私にハンカチをお土産に買ってきた
          彼のデスクの上には大事そうに「すみれの花咲く頃」のCDが飾ら
          れていた
by arata-tamiko | 2008-11-05 04:36 | 楽しかったこと


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