薄い不思議な肌   11/30/07

 大阪の繁華街で、ある化粧品会社の大きなポスターをあちこちで見かけた。モデルの大写しの顔に「この女性は、どこかで見た顔。だれだっけ?」と足が止まり、しげしげと眺めてしまうほど変貌をしたMKだった。顎も削ったのか細面となり五十半ばと言うのに皺一つなく、まるで能面のような表情。最近、日本の中年以上の女性芸能人で多々見る、毛穴一つない陶器のような肌をしている。彼等の肌は針を刺すと裂けてしまいそうなくらい薄く、まるで薄いビニールの膜をはったよう。
 お客様の自己紹介で「皮膚レーザー医学専門医」とあったので、早速この疑問をメールをすると、出発近い忙しさにも、かかわらず親切に以下の返事を頂いた。

   女優さんの肌は、ものすごくお金をかけて、レーザー、ケミカルピーリング(薬品で
   皮膚を削る治療)などあらゆる治療を受けているものと思います。今は皮膚の表面を
   削ってからレーザー、光治療をする機器があり、毛穴や表皮の細胞、真皮のコラーゲ
   ン線維の変化のため、皮膚が薄く見えてきます。皮膚は老化により薄くなりますが、
   そこにコラーゲンやヒアルロン酸を注入したり、シワ除去にボトックスを注射したり
   すれば、さらに薄く見えます。しかしほどほどにしないと、近い将来副反応が出てく
   ると思います。

 私は「あくなき探究心」と思っているが、姉は野次馬根性と言う。

 お客様の一人に私の会計士を紹介した。英語の辞書片手に税金控除の項目を書き出さなければいけない覚悟をしていたが、全て日本語でメールしてくれと言う。???の私達に「コンピューターが翻訳してくれるので、それを貴方にメールします。それを貴方がチェックしてメールで返して下さい。」には現代のテクノロジーを知らされた。彼女は海外に住むクライアントとは、この方法を取っているそうだ。

 お店から戻ったスヨンは、その日の出来事を面白おかしく話してくれる。今日の話は、ある中年の女性が「あの美味しいビンデット(豆粉で作ったパンケーキ)は売り切れたの?」と訊く。スヨンが「もう売っていないのです。」と返事をすると「作っていたアジュンマ(おばさん)が止めたの?」「いいえ、お店の主人が亡くなったから。」に、怪訝な顔で「それとビンデットと何の関係があるの?」と訊いた。「あるんです。あのビンデットは店主が作っていたんです。」に、驚くお客さんの真似をしてみせ笑わせる。
 ポケットの数ドルのみでアメリカに移民。ビデオ店がある場所からお店をスタートさせ、次々と建物を買い足しKoreanaのレストラン、韓国の不動産と一代でアメリカンドリームを手に入れ郊外の大邸宅に住むジミーは、お客さんを喜ばせるために一皿が$3,99のビンデットを自ら毎日作っていた。

  快晴 この季節にしては暖かい
by arata-tamiko | 2007-12-01 14:41 | Comments(0)


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