孫達と再会   8/11/08

 町のタクシー会社、三社とも朝6時空車は全くなく極まって友人のマークにお願いをすると、気持ち良く引き受けてくれた。彼と言う人間は、自分のポケットが空でも、友人が金銭的に困っているのを見ると銀行から借金をしてでも助けるだろう。
 NWの席予約は出発前日にインターネットでするようになっている。しかし$15かかり乗換えとなると片道だけで$30.カウンターで取れた席はボストン~乗り換え地点のMinneapolis/St.Paulまでは真ん中席。「どうか肥った人が両隣に座りませんように、、、。」と祈る思いで席を見ると右隣は、力士だった曙も真っ青と言った体格の女性。左は3歳近くの男の子を膝に抱え既に寝込んでしまった母親。3時間11分の飛行時間中、足をブラブラして私の白いパンツを蹴る。食べることに出し惜しみはしないのに、たかだか数十ドルをケチってしまったことを、どれほど後悔したか、、、。
 待ち時間たっぷりの間、売店で買ったサンドイッチを食べる人々を見ながら朝作った鮭と梅干のオニギリを味わい幸せを感じる。CA州のOrange Countyまでは3時間42分のフライトだったが通路側で誰に邪魔されることなく持参した単行本が面白く一気に読み上げ長旅には感じられなかった。本の名前は「修羅を生きる」。彼はタケシが出演して話題になった「血と骨」の在日朝鮮人の作家でもある。
 飛行場からの帰りに日本のスーパー2店に寄るため娘は孫達を連れて来なかった。孫達の好物を沢山買い込んで娘夫婦が最近越した家に向かう。
夜三人で床を並べて横たわると二人が同時に「一緒に寝れて、とっても幸せ!」と抱きついてくる。
 11時近くトレイナーの前田さんから「ブログを読んだよ。楽しんできてよ!」と電話がはいる。
「今どこ?」と聴くと「ボルティモアだよ。」とのことだった?が確かではない。「奥さんが寂しがっていましたよ。」「エッ、本当?」「そうですよ。”今遠征は何処ですか”と聴くと”さぁ~、何処でしょう?”と言っていますからね。」「それじゃー、チットも寂しがってないことじゃねぇか。」。
仕返しに「もう、ボストンに帰って来なくっていいよ。」と言ってくるから「それじゃー、ボストンは誰が仕切るんですか?」「あぁ、そうか。やっぱり帰ってきてもらわないとな~。」で大笑い。有り難い電話。

   カリフォルニアにしては蒸し暑い
by arata-tamiko | 2007-08-13 13:23


<< カリフォルニアでの日々   8... 沢山のコメントをありがとう御座... >>