名前のいわれ   7/26/07

今日のご家族には3歳と6歳の息子さんがいる。二人とも車が大好き!下の男の子は難解な車用語で独り言を言い続けている。車のコマーシャルを見て覚えるそうだが、意味は解っていない。6歳の子の会話には「実は」とか「結局」とか「つまり」などと言った言葉が入るので笑ってしまう。お祖父ちゃん、お祖母ちゃんと住んでいるのかと訊けば「そうなんです。」と笑っていた。
「寅彦」と言う名に「何ていい名前でしょう。だれがつけたの?」と訊けば、自慢げに「パパだよ。寺田寅彦が好きなの。」と教えてくれ漢字で書いてみせる。自分のひらがなが綺麗なのは、宇都宮で習ったからだそう。下の子の名前も最近では余りないが、私の兄と同じだった。「家の内情を全て話すでしょう?」に「そうなんです。困ってしまいます。」とご両親。
 尊敬する友人のGraceに来週の野球の切符を上げた。 私が初めて住んだ家の2階に彼女と大きな息子三人が住んでいて、私は階下を借りた。アメリカ人がスポーツをテレビで見ながら、あれほど大騒ぎするとは知らなかった私、ある夜、階上の余りの煩さに息子達と喧嘩でも始めたのかと心配の余り階段をそ~っと上がって小声で「大丈夫?」と声をかけた。それは今でも彼らが集まると笑いの種となっている。これほどスポーツ好きの彼女だから、私が切符をトレイナーに、おねだりしてもらったものでないと知ると大喜びで電話でもそれが伝わってくる。
 夕方図書館から戻ったスヨンに「勉強に行っているの?それとも涼みに?」と訊くと「勉強が10%で涼みが90%」だそう。エアコンも扇風機も頭痛がすると、彼女の部屋だけエアコンがオンになっていない。
 Bank of Americaで一ヶ月近く前に口座開設した人から「既に2度も足を運んで小切手を頼んでいるのに未だ届いていない。今日また行ってみれば未だ印刷オーダーもされていなかった。」と呆れた電話がある。そしてCambridge Savingで口座を持ったKさんが、ある事で行った時のサービスの良さに感動したと電話がある。
 操さんから「この違い」とYou Tubeが送られてきた。70年代に一世を風靡したある女性歌手の昔と今の映像。マシュマロのようにとろける甘さと白雪姫のような衣装で歌っていたのが、余りにも変わり果て現在の姿からは昔の面影は一片もない。まるで下駄履きの下町小母さんそのもの。懐かしさと興味深々で皆見ただろうに、驚きと哀れみ、滑稽さに襲われただろう。ここまでしてどうして出演するのだろう。悲しくなる。
それを冷たい目で見つめる同時代に活躍した女優兼歌手の女性も昔のあどけない可愛らしさが嘘のような険しい顔となっている。人生の辛苦からか、整形のし過ぎ結果か?
 どうにかして、もう一度聴きたい、、、と思い続けていた天童よしみが歌うベトナムの曲「美しい昔」が関連して出てきたのは宝物を見つけた心境!それもベトナムの舞台で歌っている。
確かベトナム戦争で引き裂かれた男女の悲しみを歌い上げていると聴いた。
http://www.youtube.com/watch?v=vrS4jbIvpQk&mode=related&search=
  ( You Tubeより )

   この蒸し暑さ 息が詰まるほど

 
 
by arata-tamiko | 2007-07-27 22:14


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