世の中、いるいろな人がいるもの   /2/07

  昨夜アパートに入居したSさんを迎えに行くと、私が薦めたコーヒーメーカーで作った朝のコーヒーが本当に美味しかった!と大満足。私のお客様に、このスタイルのコーヒーメーカーを紹介すると、初めてみる品に皆一様に怪訝な顔をする。私は、この方法で40年コーヒーを沸かしているから、一般的なドリッピングて作ったコーヒーでは薄すぎて満足感がない。
昨日はBed Bath & Beyondの棚に一つも見つからず、責任者風の女性店員に訊くと「全部売り切れて在庫は全くありません。」と、コンピューターで在庫調べもせず言う。「いつごろ入荷するの?」と訊けば「もう扱わないと思いますよ。」の返事だった。店内を歩いていると「ハイ、マイ フレンド!」と、年配の店員ハワードが声をかけてきた。「何か困ったことはないかい?」と聞くので、この製品のことを話した。レジで支払っていると、彼が「これだろう?倉庫で見つけたよ。」と、得意げに見せてくれる。全く、こちらの店員は、いい加減。
 時間が余りなかったのでMr.ガーナチョコレートを指名しなかったら、一番当たりたくない黒人に運悪くなった。インターネット上の買い物だけのための口座システムが新しく取り入れられていた。今までは「パーソナルチェック口座」と「セイビング口座」のみだった。詐欺で全額引き降ろされる危険を防ぐために、このインターネット口座が設けられたそうだ。
この口座は、常にゼロ高となっている。そしてネットショッピングの品が$500とすると、この口座に$500のみをPersonalまたはSavingから移してあげる。しかし、このカード番号も口座番号も別になっているから、ややこしいだろう。銀行員の彼も「面倒くさい。使わないと思いますよ。」と言っていたほど。説明が親切でないから、二人で理解するのに大変だった。カードや小切手が、いつ届くも全く説明なし。
ガーナチョコレートは通りすがりに私を見て、ドアを開けて「暫く見ないから電話をしようと思っていたところだったよ。」と握手してきた。彼は本当に親切。親切すぎて時間がかかるのが、玉に傷。
 残りのお世話は、金曜日として飛行場にSさんをお迎えに行く。Harvardのビジネススクールの寮に入るまでのホテル住まい。写真で見たとおりの美人で、しかも聡明さを感じる。会社から2年の休職許可をもらっての留学だそう。留学経験があるのか?と訊くと、小学校低学年までアメリカに住んでいたそうで、彼女の英語力と発音に納得した。
 夕食にPorterのカフェマミの椅子に座るやいなや、若いご主人が元気良く挨拶してきた。ここは一年に一度行くか行かないかなのに、彼の記憶力には感心。彼を見るたびに、イチローに似ているな~と思ってしまう。彼は衛生、行儀などに、とても厳しいと聞く。いつ食べても変らぬ味で美味しい。小さいキッチンで、あれだけのメニューの仕込をするのは大変だろうな~と、毎度感心させられてしまう。
 Iさんが「ありがとうございます。」の残りを待ち焦がれている。ケンブリッジのホテルにSさんを降ろした後、ボストン市内の滞在場所に他のDVDも一緒に届ける。恵比寿様を抱いて、彼女はチョット恥ずかしそうに「本当に男らしい俳優ですね~。」と言う。私は「駄目よ。私に対抗しようっと思っても。」「でも、ファンになるくらいは良いでしょう?」と、可愛い。 
 三日前に帰国の途についた渡邊さんから「今、家族でロスアンゼルスで楽しんでいます。」と、帰国の挨拶が出来なかった侘びメールが来た。必ず「臼杵せんべい」を送るから。」とも書かれている。世の中、掲示板に捏造した記事を書く人達もいれば、渡邊さんのような御夫婦もいる。

   上着持参でなかったことが悔やまれた涼しい一日
by arata-tamiko | 2007-07-03 12:28


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