UBSカメラで話す   1/12/07

   「本当に、買って下さったのですか?」と高月さんから驚きと戸惑いの様子が感じられる文面のメールが朝入った。夜の8時、久しぶりに電話を通して彼の浮き浮きした声を聴く。人に教えるのが楽しくってしょうがないと言う様子がありありと感じられ「貴方って心底コンピューターが好きなのね~。」と、教わる私が言ってしまう。
ところが以前のように彼は私のコンピューターに入り込めない。私が余りにもコンピューター用語を覚えないので、彼は一計を練ってファイルをアイコンで作った。それを私がクリックするだけで、私のコンピューターは彼を受け入れたのだが、今回は全く駄目。いろいろな方法を試している彼に「先日入れてもらったウィルス チェックのせいかしら?」と何度か聞くが、それに対しては全く返事をせず「では次はこの方法を試してみましょう。」としか言わない。私のIPアドレスとやらの最後が「19」に「19にもなっているのか~。」と嘆息する。思わず「それっていけないの?理由は何?」と、説明されても解りもしないのに思わず聞いてしまう。彼もやんわりと「チョット技術的なことですから。」としか言わない。何と言う名のウィルス防止を入れたか?と聞かれても、人任せの私は「さぁー、何だったかしら?」と箱に入っている全部のパンフレットの名前を一つ一つ彼に読み上げる始末。
「未だ僕自身で試した事はないのですが、最後にこれを。」と彼は「左端にある”スタート”をクリックしてください。次は”全てのプログラム”をクリック。そうすると沢山のリストが見えますね。下の方に”リモート アシスタント”を探せますか?」と誘導する。「そこに”友人を招待する”が出てきますから、それをクリック」と続けていくと「来た。来た!」と遂に私のコンピューターが彼を受け入れた。そして初めて彼は「やはりMcAfeeのウィルスチェックで、はねられていたのですね。」と言った。「だから私は貴方が好きなのよ。私だったら、のっけっから”これはきっとインストールしたソフトで僕が入り込めないのですよ。”とか非難めいて言ってたと思うわ。貴方って原因が判るまで絶対に口にしないものね。」と、彼の人柄にまた感心。
彼が全てを日本から設定をして、高月家一同の顔を見ながら話をした。一年少々ぶりに見る子供たち二人、可愛かった。この後、彼は「万が一スカイプが使えない場合のために、他のも入れておきましょう。」と、ウィンドーズ ライブ メッセンジャーとヤフーメッセンジャーもインストールしてくれた。
深夜の3時近く彼は「僕の趣味のために、こんなに遅くまで付き合わせてしまってすみません。でもお話も出来て、本当に嬉しかったです。」と謝る彼に「何をおっしゃるの。貴方は私の人生の中の大恩人の一人なのよ。貴方がいなかったら、今の私はなかったわ。」と心から感謝をした。お陰で、今夜はいくつかのコンピューター上の問題も彼に修正してもらえた。彼のような男性をご主人に選んだ陽子さんも立派。
 ダイニングテーブルに座って宝塚の姉と話していると、隣でご飯を食べていたスヨンが足元に座るチビに食べ物をあげた。「見つけた!」と大声で言うと、彼女もハッと気づく。いつも上げているから、私が隣に座っていることも忘れ無意識の行動。

   本当に一月なのだろうか?この天気。
by arata-tamiko | 2007-01-14 02:12


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