この臭気は漢方薬?   12/2/06

  粂原さんを飛行場に送るために朝の5時起床。スヨンも起きて彼女を見送る。思いの丈を話したつもりだったが、彼女の発った後には「これも、あれも話し忘れた!」と思いが残る。
 お昼ごろチビを又エレノア宅に預けてお店に行く。三年ぶりにKさんにお会いした。その時は未だお一人だったが、結婚されたとの事で来春が出産予定。世間一般からすると、遅い結婚ではないかと思うが、二人の幸せそうな様子、見ていてこちらまでほのかな気分になってしまう。きっとこの女性に会う運命のために、彼は今まで一人だったのではないだろうかと、ふと思った。
 今日は結構沢山の私のお客様たちが来られた。子供も三歳くらいになれば記憶があるので、私を見てチョット恥ずかしそうに笑う。とても可愛い。
 アメリカ人の男性がポッキーの新製品を手に取り繁々と見ている。「美味しいですよ。」と声をかけると同じ種類を二箱カウンターに置くので「一箱は違う種類にしては?」と言うと四種類を一箱づつ買った。明日彼女の誕生日プレゼントだと言うので「Isn`t she sweet enough yet?」と聞くと「甘い彼女だから、反射的に”甘いもの”と思ってしまった。」と返してくる。
 スヨンと一緒に帰宅。夕食後部屋にいると、今まで嗅いだこともない強烈な耐え難い臭いがキッチンから流れてくる。鍋の中は黒いお湯が湯気を立てている。急いで窓を開け、お風呂から出てきたスヨンに「この臭い漢方薬は何に効くの?」と聞けば彼女はポカ~ンとしている。やっと解ったのが、これは漢方ではなく例の蟹の漬け汁を煮立たせたものだった。冷めるのに時間がかかるから、後で蟹をこの冷めた汁に漬け込んでおいてくれないか?と彼女は言い残して寝てしまった。足のない蟹を見なければならないかと思うと気が重い。

   夜大分気温が下がってきた
by arata-tamiko | 2006-12-03 15:31


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