一人の俳優がはじき出した金額   11/4/06

  英語学校の下見に日本から来た親子の学校案内をする。一年ほどアメリカ生活をして日本の大学にするかアメリカにするか決めるつもりと言う。5時間の仕事だったが、若山さんと昨日の航空自衛隊の方を見かけ車から声をかけた。ボストンは狭い。
ヒョンなことから、お母様が大の韓国ドラマファンと分り話が始まった。彼女は唯一人の俳優、イ ビョンホン一途で彼の出る作品なら何でも良いそうだ。5月に東京ドームに5万4千人を集めた彼のファンミーティングにも行ったそう。切符代が一万円だったから、これだけでも5億4千万円。そして彼女の言葉を借りれば「グッズに関しては、一人が最低一万円の買い物をしていたわね。」と言うから、また此処で5億4千万円以上をはじき出す。一人の俳優が気の遠くなるような天文学的な数字の売り上げをした事になる。一日興行で彼の懐にはいくら入ったのだろうかと又野次馬根性がフツフツと湧く。「貴女も誰かのファンクラブに入っているの?」と聞かれ「とんでもない。ファンクラブの会員になるのにお金を取られるのは日本だけよ。自分達の国、韓国で無料なのに、どうして日本で6千円も8千円も取るの?馬鹿にしていますよ。」と、言ってしまった。
「彼の作品で何が一番好きですか?」と聞くと、私が一番嫌いなドラマ。「私ああ言った男女がくっついたり離れたりのイジイジした繰り返しのものはダメなんです。無性に腹が立って。」と、言ってしまったこと、チョット失礼だったと今反省。
韓国まで行って彼のドラマの舞台になった場所巡りをしてきたそう。記事などでは読んではいたが、現実にいるもんだと目の前にして感心してしまった。
 23歳の女教師の自殺記事が載っていたが、最近の日本は自殺ブームなのだろうか?
日本人は「見て見ぬふり」とか「触らぬ神に祟りなし」と言ったような傾向がある。こんなにいともたやすく命を絶ってしまう風潮となっては、ますます他人に意見をしにくくなるだろう。

   朝の散歩で霜に覆われた草地を歩くチビが寒さで泣く
by arata-tamiko | 2006-11-05 13:02


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