殺人の追憶   5/12/06

  朝、チカちゃんのお母様と長話をする。正午近くチカちゃんと渕さんを誘って買い物に行き昼食は北京のチャンポンを三人で頂く。ヨシ君は何故か私がいると、大人しく大声も余り出さないので、チカちゃんも最後まで食事をする事が出来た。ヨシ君に可能であるなら”どうしてなの?”とその理由を聞いてみたい。余り英語がしゃべれないウェートレスが韓国語で二人に「この人は、日本のコメディアンみたいに、私達を笑わせる。」と言う。もちろん二人は韓国語が分らないので、私が通訳?したが、自分のことを”コメディアン”と言い表すのも変な感じ。

 今夜は中丸さんと齋藤さんが夕食に来た。画像を取り込む時に、一々コンピューターからプラグをはずさないといけないので、中丸さんが何かを取り付けてくれると言った。
友人の操さんが「何をしてもらうの?」と聞いたので「何だか知らないけど、蛸足みたいなものを取り付けるみたいよ。」と言うと「あぁ~、ハブね。」と電話口で笑った。例のごとく、お礼に夕食を....となったが「コンピューターが終わったら”殺人の追憶”を見せてもらえますか?」と嬉しい事を言う。「本当に?もちろん喜んで。一緒に見ましょうよ。」と言って、齋藤さんもお誘いした。慣れない日々に神経を使っている彼は大喜び。「でもね、終わった後は韓国映画を見ないと帰れないのよ。」と言うと「明日も研究室に行かないといけないのですが、何時ごろに終わりますか?」と聞く。「そんなの分るわけないでしょう。貴方は私の歳の半分よ。徹夜しても平気なはずよ。情けないこと、言わないで!」と叱ると「はい。頑張って終わりまで観ます。」「それでこそ、男よ。」で今夜彼は初めての韓国映画を観る羽目となったが、彼は完全に息を呑まれたように没頭。終わったのは深夜の12時。日本映画と比べて余りの質の高さ、カメラアングルの素晴らしさ、出演者の演技に「久しぶりに良い映画を見ました。」と感動していた。

   霧雨が夕方より激しく降り始める

   
by arata-tamiko | 2006-05-13 13:23


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