当て逃げ   5/7/06

今朝の3時半まで韓国ドラマ「バリでの出来事」を見ていた。私が最近気に入っている俳優が出演しているので、大谷さんが親切に自分の持っている、このDVDを私に下さった。でも余りの馬鹿馬鹿しさには無性に腹が立って(大谷さんにではない)見るのを止め、日本の木戸さんに電話をして散々話し込んだら、よけい興奮してしまい寝れなくなってしまった。三文オペラより酷いストーリなのに、舞台となったバリ島まで日本人は雰囲気に浸りに行くそうだから島民も目を白黒だろう。夕方、大谷さんに電話をすると彼女もストーリーのお粗末さに驚いたそうだ。でも考えてみれば私も酷いものだ。このDVDを親切心で下さった方に電話をしてドラマをけなしているのだから,大谷さんご夫婦とも、えらい迷惑。

 昨日到着したN氏と一緒に不動産屋に会って入居の手続きをする。彼は本当にユニークな人。日本有数の食品会社からの二人目の派遣なのだが、前任者も変わっていて私はこの会社が好きになった。彼が持参してくれた韓国映画とドラマの雑誌を楽しみましたか?と聞く。「もちろんよ。」と答えると「僕は、これから2年間一人暮らしだから、韓国映画の楽しみ方を教えてもらおうかな・・・。」と言う。私は、もうモミ手をして「本当?言った事を忘れないでよ。」と大歓迎。
「新田さんのように究極のプラス思考と頑張りで、アメリカ生活を送ることを決心しました。」と真面目に言うので、吹き出してしまう。

 午後1時から5時半までReliableで働く。昨日前島さんのご両親からの和菓子を店の韓国人達に分けると皆大喜び。人の喜びを顔を見るのは、こちらまで嬉しくなってしまう。

 7時ごろに車保険のお客様、Y氏から当て逃げ被害の電話あり。車に戻ると「私達が目撃しています。」と二人の名前と電話番号が書かれた紙がワイパーに挟まれていたそう。
早速その二人に電話をすると、一人の男性はCA州からボストンを訪れている人で、もう一人は偶然に同じArlingtonの住人。二人は相手トラックのプレート番号まで、書き留めていてくれたし、いかに事故が起きたかも克明に話してくれた。そして保険会社に彼等の名前と電話番号をあげる事も許可してくれた。私は深く謝意を述べた。アメリカは未だ未だ捨てたものではない。
Y氏にこれからの手続きの方法を教えた後「カードの一枚もお礼に出しておいてください。」とお願いをした。

   日差し強いが風少し冷たし
by arata-tamiko | 2006-05-08 12:54


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