寿司と漫才   4/24/05

 Harvard大とMITの中間地点にあるCafe S.と言う名の寿司屋に友人のMさんと行く。このお店は毎日曜日、全ての握りは1pc.が$1の値段となる。雲丹、イクラ、トロと支払の心配なく楽しめる。私のお客様で今は友人としてお付き合いをさせていただいている女医のO先生とT先生にお会いする。このお二人も食べるのはとてもお好きなようで度々お目にかかる。
 ある掲示板に「$1で一個しか出ない。」と苦情が載せられていたが、2個食べたければ$2出せば良いのであって世の中変なのがいるもんだと感心した事がある。

 今日は久しぶりにユックリしたので80年代の「やすし、きよし」の漫才ビデオを借りて見た。
今はお笑いブームとかでNHKでも放映している。でもどの若手を見ていても全く面白くない。
”やすきよ”は緻密に計算され研ぎ澄まされた丁々発止の間髪入れないスピーディーな、やり取りがある。今の若手はプロと言ったものが感じられない。でも反対に言えば、今の若者が”やすきよ”を見れば面白くないだろう。
やすしの晩年は可哀相なものだった。吉本興業から破門を言い渡された時、テレビカメラに向かっての悔しさと悲しさが混じった複雑な寂しげな顔、今でも思い出すと哀れを覚える。
完全なる破滅型の人間であった。

 裏庭にあるライラックの葉っぱが出てきたので友人のJoann宅に出かける。案の定、彼女の裏庭にはワラビがニョキニョキとはえ始めていた。今日は20本ほど採る。今週末が最高の収穫時だと思う。

 午前中降った雨も午後は晴天となる。桜が散り始める。
by arata-tamiko | 2005-04-25 10:35


<< サイパン島   4/25/05 アメリカ式理論   4/23/05 >>