交通事故の後始末   2/17/06

 何かとお世話になっている友人を昼食に誘ったので、その間チビをガールフレンドのメゲンの家に置きに行く。飼い主のエレノアは私が何か新しいものを身に付けていると、すぐに気付いて「アラッ。最近買ったの?」と必ず聞く。今日も私の靴を見て聞いてきたが、先日はイヤリングまで気付いた。余り気持ち良いものではない。何か総てを見透かされている感じがしてしまう。それとも私が余り服や靴を持っていないので気付くのだろうか?去年$1,000近くの靴の数を買ったが、もったいなく1,2足しか履いていない。

 去年の6月に帰国されたO氏から、自動車事故の後始末に関してのメールがきた。2年前の夏にアメリカ横断した時に中西部の信号もない田舎の一本道で前方不注意の衝突事故を起こした。(車一台走っていないような田舎道で、どうやって衝突事故を・・・?と不思議だが。)
自分の車は大破したが、相手にも自分の家族にも怪我はなく、その場で一応総ては収まった。ところが彼が帰国した後に相手の弁護士から訴えられていると言った内容。つまり相手は暫くしてから後遺症に悩まされ、そのために仕事も出来ず収入も途絶え、加えて精神的苦痛を受けているので賠償金の請求だった。
すぐに保険代理店に電話をして、O氏の保険会社で処理をすると言われた。今日のO氏のメールに寄ると今度はO氏側に立つと言う弁護士から「裁判にきて欲しい。もし不可能なら私に一任すると言った内容の委任状を送るように。」とメールと電話がきたそうだ。
この弁護士が果たして本物なのかどうなのか、これが本来の進めかたなのかどうなのか私も始めての経験で全く分らない。月曜は祝日なので火曜に代理店に聞いてみないといけない。

 もう6年前に帰国をされた海軍の方が、ご家族と一緒に、この夏また戻って来られると賀状にあったので今夜電話をした。背も高く歌手の山川豊を彷彿させる顔立ちで、さぞかし海軍の制服が似合うだろうと思われる。その時代は陸海空と揃っており、度々我が家に集まっては興味深い話をお聞きしたものだ。一度「異種文化交流」とか言う集まりに彼を招待して参加した事がある。そしてその席で私の仲の良い友人、河合さんを彼に紹介した。河合さんは挨拶をした後、彼の顔をジット眺めて「なんや、どこかで見た顔やな~。」と言う。彼は「そうですか。どこでもある顔ですから。」と照れくさそうに笑う。「いや、俺どっかで見取るわ。」と必死に考え込んで「そうや。高校はどこ?」と聞くと「膳所高校です。」に「おまえ、剣道部と違うか?」「そうです。」「俺。俺や。隣の部屋のラグビー部の河合や!」と何とも狭い世の中。
この海軍さんが「7月ごろに入校する予定です。」と言ったのを私はまた海軍の船の船長で入港して来るのかと思って「凄いわね!大きな港だから大丈夫ね。」と言ってしまった。彼も「エッ?あの学校の入校です。」と慌てて言い直すので、私もハッと気付いて「アァー、その入校。何かチョット変だな?とは思ったけど・・・。」と本当に恥かしかった。

   予報通りに大雨、急に晴天、突然曇り、大風と目まぐるしく変化 水仙の芽が出る
by arata-tamiko | 2006-02-18 15:08


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