日本人は平和ボケしている   5/4/18

TOKIOのグループを知らず、ましてや山口がだれなのかも知らなかったが、インターネット新聞を開くと否が応でも目に入ってくることで、何事かと検索をした。
私が理解出来ないのは、その被害者とされる高校生は芸能界に身を置くなら酔った男性の豹変を知らないわけではないはず。
夜に呼び出し電話がかかった時は、強い焼酎一本を飲みつくした山口の呂律の回らない口調で相手がどのくらい酩酊しているか感じるはず。
それを友人と一緒だったとはいえ、男一人住む部屋に行く危うさは、15,6歳ともなれば知っている。
相手が山口だからこそ電話の誘いにのったはず。
芸能界に娘をだしたらな、どんな相手でも男の部屋に行っていけないと教えておくべきではないだろうか。

バイキングで坂上始め他の芸能人たちが「あの歳になって思慮分別がない。」と責めている中、一人歌手の中条きよしが言った「行かなければいいだけの話ではないですか?」に坂上も含めて皆から非難ごうごう。
他でも山口を非難しても、夜泥酔した男のもとに行き二時間も過ごした高校生の軽はずみな行動には誰も触れない。
日本では右へ習えで、皆と同じ意見を言って事なきで済ませようとする。
本音はだれも言わない。
嬉しいことに、中条の他にデビ婦人、タケシそして橋下徹が私と同意見を述べていた。

「あの歳になって自分をコントロールできないのか!」と言った意見が多くあったが、彼は、ただの酔っぱらいではない。
山口の醜態を弁護するわけではないが、彼は昔で言うところの”アル中”なのだ。つまり麻薬中毒患者と同じで自分で自分を制御できない精神的病気の患者に常識を求めるテレビの司会者やコメンテーターが間違っている。
官僚だったとか言う岸は「三分間考えればいいか悪いかの判断がつくはず。」と苦笑するコメントを述べ、遥洋子にいたっては、橋本氏を大声でギャーギャーと責め立てる。
この女性、見るたびに不愉快。整然とした理論も討論できないのに、レギュラーとして出演するとは、テレビ局の偉いさんと親類なのかと勘ぐってしまう。
気色悪い”尾木ママ”とかが「可哀想。女の子には心のケアを。」などと寝ぼけたことを言っている。

まるで天下国家を揺るがすような出来事として一日中どこかの番組で取り上げているが、南北問題を控え、今の日本には真に討論し合わなければならない問題が山ほどあるのに情けない。

    産経インターネット新聞、産経WESTのコラム「ボストンから一言」は、
    日本時間の5月9日午前9時に掲載されます。
   
   春、町中が百花繚乱となり始めた
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          16歳のチビ寝姿も愛らしい
by arata-tamiko | 2018-05-05 09:12


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