この週末二日も韓国の店で人々と話して楽しい人生の時間を過ごした。
現店主である三人の韓国人がビジネスを買った時「自分たちは韓国人なので日本食の知識がない。好きな時間に来て働いてくれないか? もちろんお金は払う。」と頼まれたが、自分にもビジネスがあるし縛られるのは嫌なので「友人として助けてあげますよ。」と返事をした。
「それでは、すまない。では、好きな商品を勝手に持って行ってくれ。」と提案され、今のようになった次第。
免疫治療に行く都度、看護婦たちから受付の人々までに日本のお菓子を配っているので、私は
”Sweet”と呼ばれているようだ。
私が作る日本のお握りを毎週心待ちにしているアメリカ人たちがいるので、私用があって行けない時などすまなく思ってしまう。
レストラン経営者たちが買い物に来るが、名前が覚えられないので、常に買う品物で名前を呼んでいる。
私が
”Mr. Kimchi"と呼んでいる中国人は、結構大きな日本レストラン二軒をマネジャーとして任されており、週に一度店で出す大量のキムチを買いに来る。
「店名の意味を知っているの?」と訊くと「知らない。」とへらへら笑っている。
「知らないで働いているの?」と、私が意味を教えてあげると、大喜びしていた。
「奢るから一度食べにきて。」との誘いに「あなたの身なりを見れば、キッチンの様子が察せられ、食べる気がしない。嫌だ。」と断ると、またへらへら笑っている。
「日本に行ったこともなくって、日本の寿司だと提供するんだから困るわよ。」と言ってあげると「大丈夫。アメリカ人は判らないし、日本食は中国料理よりも高く取れるから。」と、またへらへら。
もうこれでは”糠に釘”だ!!
日本時間の31日(水曜日)の午前9時に、私のコラムは産経WESTに掲載されます。
コラム名 「ボストンから一言」
「ちょっと聞いてよ。この話。本屋に並ぶ週刊誌の一つにキムタクが表紙に
載っていたのよ。」と意気込んで日本の姉から電話がかかった。
「で、なにを息巻いているのよ?」と訊けば「だってね、休んでいる間に
かなりの皺取りをしたのね、、、と女店員に言ったのよ。」
「それがどうしたの? 彼のファンでもないのに。」
「絶対にしていません。昔と変わっていませんって言い張るのよ。悔しいから
読みたくもないその週刊誌を買って、切り取った写真を送るから判断して。」
という。
流石わが姉なり。
よほどいきり立っていたのだろう、酷い切り抜きよう。
この写真を見て、私も姉に同感。