ハリウッド映画   1/18/06

 昨日は一日中取り立てて何をするでもなく過ごしてしまった。インターネットで、あちこちの記事を読んでいたらハリウッドが「南京事件」を来年の70年に合わせて映画製作に入ると読売が伝えている。 
「日中関係は悪化しているのに、何故今?」と憤りを覚え早速今夜知人の大学教授をされている中国関係で著名な方に電話をかける。この方は日頃から実に学者らしい落ち着いた口調の方だが、やはり知性があると物の見方の焦点が違う。私なんか開口一番「中国が虐殺されたと言っている人数は本当なんですか?その当時それだけの市民が南京に住んでいたのですか?」だったが、彼は「誰がその制作費を出しているのかが興味深いですね。」には尊敬の念をもって聞いてしまった。世の中、いったい何人がこのような冷静な角度で物事を捉えるれるだろう?実際に考えてみると、誰が制作費を出して今更こんな映画を全世界に向けて作るのだろう?何を目的としているのだろう?
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(読売新聞より)

南京事件、ハリウッド映画に…メリル・ストリープ出演

 【上海=加藤隆則】旧日本軍による1937年の南京事件を題材にしたハリウッド映画の制作が決まり、来年12月の事件70年に合わせ、世界で同時公開されることが明らかになった。

  同紙や制作協力する江蘇省文化産業グループによると、映画のタイトルは「南京・クリスマス・1937」で、当時、南京にいた米国人宣教師の目を通して、旧日本軍が行った中国人への殺害行為を描くストーリー。クリント・イーストウッドが監督を務め、同氏と「マディソン郡の橋」で共演したメリル・ストリープの出演が予定されている。

 中国では旧日本軍が南京を包囲した12月13日を「南京大虐殺記念日」としており、70年にあたる来年は、各種行事が行われる予定。
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 私はもうメリル・ストリープの出演する映画は今後一切絶対観ないことに決めた。

 朝鮮日報に韓国俳優で去年の11月から2年何ヶ月かの兵役についたウォンビンに付いての記事を書いた記者にメールを出した。もちろん安さんの助けを借りて。
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(朝鮮日報より)
 
 体感温度が氷点下30度まで下がる。吹雪で谷間に数メートルの雪が降り積もる。10着も重ねて着た防寒装備・服の隙間に肌をえぐるような厳しい寒さが襲う。にもかかわらず、鉄条網から目を離すことはできない。

▶ウォンビンは江原道・旌善の炭鉱労働者の息子として生まれた。春川で工業高校を卒業して自動車整備工場で働いていた途中、タレントになりたいとなんの当てもなく上京した。
 姉の家で居候しながら、新聞の配達や、建設現場で煉瓦を積む仕事もした。「美男子」の代名詞とされるウォンビンだが、その見た目とは違う心構えが、彼を鉄条網での勤務に向かわせたのだろう。
 広報部隊での勤務も軍と国民に奉仕するすばらしい道だ。しかし、自ら厳しい仕事を厭わないスターの謙虚な姿勢が、人々に与える感動は何倍も大きく、熱いものであろう。
(注 多くの芸能人達は広報部隊に入り慰問とか軍の宣伝をしたりと楽な仕事に就く。でも彼はあえてそれをしなかった。)
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 私はその記者に「私はウォンビンが身を切る厳冬の深夜、鉄条網の見張りをしていると思うと、ボストンの寒さに文句を言えないと自分に言い聞かせています。本当によく書いてくれました。」と私のサイフにつけている彼の小さな写真と一緒に送信をした。
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                   ウォンビンと私の好きなトンガラシ


 空が破れたような大雨の中、アパートを見に行った。この不動産屋には新しく入ったレバノン系の女性がいて実に几帳面な仕事をしてくれる。この人を知った事を、とても嬉しく思う。
彼女も「自分の一番の友は日本人の女性で大学時代からの何十年らいだ・・。」と話していた。
携帯電話が鳴り、お客さんの前島さんから。サンルームの天井から水が漏れ始めた!と驚いている。急いで大家さんに電話をする。こんな大きな建物で天井からの水漏れは原因を突き止めるのに大変手間がかかる。
 日本から船便で出した荷物がやっと届いた。中には韓国のオバちゃんが背中に背負ってホテルに持ってきた「トンガラシの粉」が入っている。それを手に取って、オバちゃんの優しさを思う。
今夜のレッスンのついでに安さんに半分持って行った。会話の練習をしていると9時半ころ又携帯が鳴る。自動車保険に関しての質問であった。
 荷物の中にチビが凍った道路でも歩けるように・・・と思って買った靴下も入っている。一昨日来られた中丸さんが、チビのおしゃぶりを持ってきたのが可愛い靴の形をしている。余りにも総てが小さく可愛く写真に撮った。
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                            缶ビールとサイズを比較

   大雨と大風で暴風雨 被害多し
by arata-tamiko | 2006-01-19 15:21


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