蹴飛ばした塵バケツが戻ってきた   6/9/14

私が借りている家は階下に2家族。
上の二階に私が住んでいる。
大きな箱庭に盛られた土から紫蘇や韓国のケンニップそして三つ葉の可愛い芽を雑草と一人合点して見事に全部引き抜いてくれた下の小父さん、人の良いことは天下一品。
彼の隣に住む若夫婦は住んで三年、私達と顔があっても挨拶一つしたことがない。まるで私達が存在していない態度を取る。
ドライブウェイの除雪に断りもなく私のシャベルを使っていて当たり前の顔をしている。
我家の玄関ドアと彼らのドアを同時に開けるとドア同士がぶっつかってしまう。
それで何度か私が一歩下がってドアを閉めて待っていても「Thank you.」の一言もない無礼な態度。
こんな人間は許しがたい。

なのに小父さんは週一の塵の日は彼等の大きな塵バケツを道路まで運んであげるものだから、若い夫婦は自分達で一切出さなくなり、遂には取り込むこともしなくなった。
二日も三日も道路に置かれた大きな塵バケツを見かねて小父さんが取り込み始め「そんな事をしては彼らのためにならない。」と怒っても「いいよ。ついでだから。」と、遂に小父さんの仕事となってしまった。

風の強い夜、その塵バケツが道路のほうにゴロゴロ転げているので力一杯遠くまで蹴っておいた。
すると翌朝小父さんは「昨夜はよほど酷い風だったのだろうね。遠くに彼らのバケツが吹き飛ばされていたので拾ってきたよ。」と私の意図も知らずしてバケツを見せながら言う。

一日中家にいて近所の出来事を観察しているので防犯には困らない。

   いよいよ夏の気配
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  3月末に来られたEDICM留学センターの粂原さんが中学生の息子の卒業式に参列する
  お母さんを連れてボストンに再度訪問。
 私がAmazonにオーダーしている何冊もの文庫本を毎度抱えて来るので感謝している。
 日本からのお母さんのリクエストでCafe Sushiに行き「シェフによるサンプル握り」を戴く。
これは食すだけの価値あり。
 ここはボストン一、美味しい寿司を堪能させてくれる。
 
by arata-tamiko | 2014-06-10 11:23 | 諸々の出来事


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