気が利きすぎて間が抜けている   5/19/14

新芽が出たばかりの”三つ葉”を、お吸い物に入れようと外に出たとたん「そうだったんだ、、、。」と思い出し暗い気持ちになった。
去年友人から三つ葉の苗を分けて貰い、今年の春一番に可愛い葉っぱが芽吹いてきた喜び。
「寒い冬をよく頑張ったね。」と声をかけたくらい。

晩秋ともなると紫蘇の花も種を作り地面に落ちた種は今年も沢山芽を出してきた。
それを見たMさんから「今年も苗をくださいね。」と言われ「もう少し大きくなるまで待っていてね。」と二人で楽しみにしていた。

ある日帰宅すると日々時間を持て余している階下の小父さんが待ちかねたように「この天気に誘われて外で体を動かしたくなって君の仕事を手伝ってあげたよ。」と言いながらプランターを指差す。
漁師が魚を入れるほど大きな4箱のプランターから芽を出していた三つ葉、紫蘇、韓国のえごま葉が見事に全部引き抜かれていた。
「どうだ。綺麗になっただろう。これで今年は雑草取りをしないでも、すぐにトマトを植えれるよ。」と自慢げに言う隣人.
好々爺である彼が悪意があってしたのではないだけに「そうですか、、、。」としか言いようがなかった。
自分でも日本人だな~と思ってしまう。
幸いに茗荷は未だ芽を出していなかったので助かった!

気が利きすぎて間が抜けている   5/19/14_d0024276_4473454.jpg
 
                 何もかも引き抜かれたプランターの箱  

   
by arata-tamiko | 2014-05-20 04:52 | 諸々の出来事


<< 日本人は誇り高き民族と言われて... 子供の可愛さ    5/14/14 >>