寒波が襲った17日に到着したOさんは、震えながら私の車に乗り込んだ。
その様子にワザと「現在の気温ですよ。」と車内の温度計を指差すと
”零下8度”に「本当ですか?」と驚愕する。
買い物をする間中「寒い、寒い」の言い続けで「何度言っても暖かくなりませんよ。」と笑うと「暖かい服装をしてきたのですが、生まれも育ちも九州の僕は、こんな寒い思いを人生でしたことがないんです。」と彼も笑う。
で、「まだ冬は始まったばかりですよ。」と、もっとからかってしまう。
子供の学校が終わり次第、来られる奥さんとのみメールのやり取りだったので、単身で来られたOさんとは一度もメールをしていないため「専門は?」と訊くと
「脳外科です。」には驚いた。
この質問をするチョット前に、親友のMさんから一週間前にクモ膜下出血で倒れた日本の弟さんの症状がメールで入ってきていたから。
「では、クモ膜下とか水頭症とか詳しいのですよね?」と、つい訊くと「えぇー、まぁ一応。専門ですから。」
さっそくMさんに電話をして「この偶然!」と知らせると「あなたのことだから、いつものことで今日のお客様は脳外科とかではないかな~と思っていたわ。」と驚かない。
日中2度 Oさんの今日は暖かいですね~には笑ってしまった。
我が家の窓の外