お客様から、「いろいろな方がいるのでしょね。」と、言われるが、時折、「この人の頭の中は、どうなっているのかしら?」と、思わされることがある。
三ヶ月のあるコースを終え、一ヵ月後に御家族を連れて再度ボストンに戻ってくるXさんに、「日本に戻る前に、アパートの契約金を払わなければ、他の人に取られますよ。」と、説明をすると、宿泊代を払い、手元にお金が残っていないため立て替えて欲しいと言う。
この滞在中に、住いを決めて日本に戻ることになっていたのに、そのお金はないと言う。。
戻ってくるXさんに、$6,000近い立て替え金の持参を忘れないようにと数度メールでお願いをしておいた。
奥さんと立ち上げの買い物をしている間、家で待つ彼に、持参をしたトラベラーズチェックのサインをしておいてくれるように頼んでいた。
全ての買い物が終わり、「では、立て替え金を。」と言うと、
「トラベラーズチェックにサインをするのが大変なので。」と、小切手を差し出された。
違和感を覚え、「この小切手は入金をして良いのですか?」と聞くと、「今、日本から送金をしていますから、一週間ほど待ってください。」と言う。
もう振り込みは完了したのかと、一週間ほどしてメールをすれば、「未だです。」と、一言のメール。
「チョット待って?私に借りたお金をトラベラーズチェックで持参したのなら、銀行に入金しているはず。すれば、口座には、それだけのお金がなければおかしい。私は小切手を換金できるわけだ。」と、気づき再度メールをする。
「未だしていません。」との返事に、
「今日か明日中には、そのトラベラーズチェックを入金されてください。」のメールを出すと、それから何の返事もなくなった。
数日後、振り込まれたとメールがあったが、このような小細工をされるのは実に嫌な気分。
十日経っても、お世話費用の支払いがなく、遂に「そちらに取りに行きます。」と、言わざるを得ず、自分が卑しい取立て業者のような錯覚に陥り、気心知れた人に「私が厳しすぎるのかな~?」と、確認をした。
医者と言う職業なら、それなりの収入はあるはず、どのような思考をされているのだろうか?
このブログを読まれているかもしれないが、人は正直でなければいけない。
数週間ぶりの小雨
個人的に親しくしていた丸尾さん御夫妻から帰国前に昼食の招待を受けた。
善人と言う言葉は、この奥さんのためにある。
悪意のない天真爛漫には、相当笑わせてもらった。
ある人を御夫妻に紹介をすると、夕食をすることになったそうで、「緊張するわ。私の天然ボケを
見せないようにしないと。」と、言う彼女に、「大丈夫よ。もう話しているから。」と、安心をさせた。
「だったら、見せたほうがいいですね。でないと、まともだと驚くかもしれませんから。」に、「だか
ら貴女は、天然と言われるのよ。」と、ご主人と一緒に爆笑。