ジョハールが潜んでいたボートの持ち主の話  4/23/13

ボートの持ち主が、今日始めてテレビのインタビューに答え「世間は、私がボートについた血に気づき、梯子をかけて中を覗くと、うごめく男がいたと言っているが、話は違うのだよ。」と、淡々と話し始めた。
話しぶりも態度も、近所の人の良い小父さんそのもので、家の前を通る一人、一人に挨拶の声をかけるタイプ。

ボートに、二つ置いているパッドが地面に落ちていたため、もとに戻そうと梯子をかけてカバーをまくり中を覗き込んだ時に、血に気づき、「自分が最後に乗った時に、どこか怪我をしたかな?」と、一瞬考えたそう。
そして左右を何度か見回すと、反対側に多量の血。
そして、真ん中の一段高くなっているエンジンの向こう側に、横たわる人間の姿が目にはいり、仰天して梯子を下りたが、どうやってかは記憶が飛んでしまっているそう。
犯人の顔を見なくて良かったと言っていた。

そのボートを「My Baby」と、呼び、「もう十二分に役目を果たしてくれたから、新しいボートはいらないよ。倉庫にはカヌーがあるから、そのお金は犠牲者たちに、、、、。」と、後は胸詰まらせ言葉がでなかった。

ニュース報道のありようを考えさせられる真相だった。

ボストンに向かって出発をした母親は、報道陣に向かって、吐き捨てるように「息子達が無実なのは、母親である私が一番知っている。彼らは、イスラムだから、はめられ殺されたのだ!」と、どなっていた。
この母親は、数ヶ月前にボストンの高級デパートで$1,600のドレスを万引きしているので、入国すれば、窃盗の罪で起訴されるそう。
$1,600の金額は、こちらでは相当高額なドレスだから、母親も大胆不敵。

   霧雨 5度
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       私の病院、Laheyのロビーにはグランドピアノが置かれ、年配者のボランティアたちが
      いつも懐かしい曲を聴かせてくれる。
     左の女性は、同じくボランティアの作品を売っているが、いつ見ても欲しいものがない。
by arata-tamiko | 2013-04-24 11:07 | 諸々の出来事


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