食事の後、おもむろに薬の袋などを取り出して飲んでいる人をみると
「ああはなるまい。」などと思っていたのに、今は我が身で血圧とコレストロールの年寄り薬の代表。
瓶底に少なくなると
Walgreensから「次の分が用意できています。」と、コンピューターの声で今日も電話が入る。
飲むのを忘れることが多いので、薬が溜まっていく。
韓国人の友人Hさんに、グレープフルーツをむいて蜂蜜漬けにすると美味しいと、話していると「コレステロールの薬を飲んでいませんか?」と聞く。
「確かグレープフルーツと何かの化学反応を起こすはずです。」と、その薬名を私から聞いて医者の娘さんに電話をしてくれた。
瓶を見れば確かに注意書きにあり、Hさんに「親切ですね~。」と感謝すると「私、あなたに先に死なれたら、困るんです。それに人生に面白みがなくなります。」と言ってくれるので「私も何人かの友人に
"絶対に私より先に死んでは駄目!と言っています。」と笑いあった。
階下に住む御夫婦の夫が二週間前救急車で運ばれ生死の境をさまよったが、やっと呼吸器もはずされ食事も会話も出来るようになったそう。
「未だ貴方は私から必要とされているのだから、私の許可なしで私達を残して行っては駄目!」と伝言すると、聞かされた彼は大笑いをしたそうだ。
生死は年齢に関係ない。
私をこれほど支えてくれる友人達より私が長生きしたら、どうやって生きていけるのかと考えるのも嫌。
冬に舞い戻った気温
チビが布団に隠れて私の様子を伺っている。
が、悲しいかな犬の浅知恵。 お尻が布団から出ている。