天才的な片付け能力

 新しくペンキを塗られた家の中は一変して気持ちが良い。
この際にと、部屋に敷き詰めていたカーペットや家具をペンキ屋の人たちを使って捨ててもらった。
するともっと何かを捨てたくなって、クローゼット一杯あったシーツやタオル類やドラマや音楽のDVDも全部ゴミ箱行き。
ものすごいゴミ袋の数となったが、日本と違ってアメリカは何もかも一緒に袋に入れられるから苦を伴わない。

 塵出しをするたびに、この塵袋は、どうやって何処に捨てられているのだろうと心配になってくる。
どこか広大な土地に深い穴でも掘って放り込んでいるのだろうか?
余り深く掘りすぎて中国に突き抜けるのでは?
すると中国の巨大な塵の山と衝突して、、、、とかと思ってしまう。

 そして今日は天才的な片付け上手な友人のMさんが山積みにされた沢山のコードを見るに見かねて整理にきてくれた。
彼女の家は家の展示会場のモデルルームみたいに整理整頓されている。
パソコン関係に強いお客様達が次々と追加をしてくれたので机の後ろは、パソコン、スキャナー、無線ラン、モデム、スピーカー、電話線、外付けハード等々のコードが蛇のとぐろのようになっている。
何か問題が生じて、Mさんに助けを求め彼女から「その線を一旦抜いてみて。」と言われても、どこにどの線が繋がっているのかサッパリ分からない。

 得がたきものは”良き友だ”と、つくづく思わされた一日だった。

   快晴
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    キャビネットの裏にもぐり込んでまでして整理するMさん
    コードが外れる心配で、この場所は掃除機をかけるのもビクビクだったが、彼女は臆する
    ことなくコードを外して不要なものを捨てていく。
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      この整理整頓に驚嘆して「私より先に死なないで。」と再度お願いしておいた。
      来週は別の友の家を片付けに行くそうで稀有な存在の人だ。
      彼女の趣味かもしれない。   
by arata-tamiko | 2012-04-22 18:26


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