日本よ・・・。   7/16/05

 今日は何をするわけでも無く一日を過ごした。
コーヒーを飲みながらメールと新聞記事を読んでいく。ホームレスの男性を高校生二人で・・・と言う記事の中で「殺すつもりはなかった。」と言っている。同じような事件を起こした日本の若者達は必ず、この言葉を吐く。
今日も友人のMさんと飲茶に出かけた時に「いったい日本はこれからどうなっていくの?今の日本人達はおかしいわよ。」嘆きあった。
分別があって良い歳の教育者が自分の娘よりも若い少女と出会い系とやらを利用して掴まってみたり、日本は大人が悪いと思う。こんな大人たちは公共の場所に顔写真を貼って恥をかかせれば良いのではないかと思っていた。でも年々酷くなる傾向にあるので、彼らの罪状が書かれた看板を首から吊り下げて彼らが通勤している駅前で朝晩のラッシュ時に立たせといたら少しは恥と言うものが判るのではないだろうかと近頃は思う。

 16世紀に来たポルトガルの宣教師達は日本人の聡明さ、礼儀正さ、相手に対する尊敬、思い遣り、清潔好き等などに感動の手紙を故国に送っている。ある宣教師は「日本人は実によく質問をしてくる。一度物事を理解すると、それ以上の物を作り上げる。また数学に強く、より高度な数式を求めてくるので今度は数学に長けている宣教師を送って欲しい。」と手紙を出している。
(この宣教師達を感動させた人々は文盲で学問のない農民達なのだから、より驚かされたのであろう。)
幕末に日本を訪れたシューリマン(トロイの遺跡の発見者)の日記の中にも日本の国民性の素晴らしさと大人が子供達を可愛がる様子について感動させられたことが書かれている。
 いったい日本はいつからこんなに変わってしまったのだろうか・・・。

 夕方いつものように公園に行く途中、Mass Ave.の大通りに面して建っている歴史的な建物の敷地に警察官も入れて何人かの大人たちが話し合いをしているのが目についた。
何をしているのだろうか?と立ち止まると芝生にアヒルが見える。「アヒルの木彫りかブロンズを歴史ある敷地に置く場所について話し合っているのかな?」と思うと、そのダックが動いている。
こうなると私の野次馬根性が私を走らせる。そばに近づくと何と未だ生まれて間もない5匹のダックがお母さんの動く通りに動いている。
「何でこんな所にアヒルがいるのですか?」と聞くと「それが誰も分らないの。私達がMass Ave.の大通りを渡ろうとする親子を見つけてね、交通をストップさせたら、この敷地に入り込んできたの。」と話してくれた。
彼らは「一体全体、この親子はどこから来たのか?」「どこの池に放すのが良いのか?」について警察官も交えて意見を述べていた。
その中の1人の女性は近所の金物屋の店員だから、月曜になったら結末を聞きに行こう。

 汗が吹き出る暑さ
by arata-tamiko | 2005-07-17 11:52


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