お正月の丸餅   1/1/11

 年末からお餅つくりに励んでいる。
九州人である私は、お餅は丸くあるべきとの信念で一つ一つ丸めていくので結構時間がかかる。
それにサイズも大きい。どうもこまこまって小さく上品に作れない。

 昨日遠くからご挨拶に来てくださったご家族に白と青海苔の2種類を差し上げることが出来た。
午後買い物に出ようと玄関を開けると、お餅を配ってあげようと思っていたSさん親子が立っていたのには驚いた。
相手も6歳の息子さん手製の賀状を我が家のドアに付いている郵便ポストに入れようとしたとたんドアがパッと開いたからSさんは「アァーびっくりしたー!」と言ってお互いに暫く無言。
今日は蓬入りを作ったのでSさんには白、青海苔、よもぎと三種類。

 夜は友人のMさんとマークが来てしゃぶしゃぶ。
マークのお母さんは日本人なので彼にもお餅を上げた。
このしゃぶしゃぶ用にグリル鍋を貸してくれたHさんにもお餅を上げると「エッ、丸ですか?可愛い~。」と言われた。
 Yさんにも少々分けたし、オレゴンに住む姉にも送るので合計80個ほど作っていると思う。

 音がないと寂しいのでテレビをつけていると大河ドラマの龍馬が放映されていて誰かが切腹をしている。
その後に龍馬が大泣きをしながら亡くなった肖像写真を見ている。
どうも平民だったらしきその男は武士になりたく覚悟の死の前に武士の格好をして撮ってもらったと言う設定のよう。
写真の中に写る彼は武士らしく堂々としたポーズとして椅子に座り両手を大開にして膝の上に置いている。
あれ?あの時代の人たちは魂が吸い取られるとして手を出来るだけ隠しているか特に親指を、、、、と思ったりしながらお餅を丸め続けた。

   元旦とは思えぬ暖かさ
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         欲しがっていた「忍者セット」をクリスマスプレゼントであげると孫は忍者に
         成り切って悦に入っている
         セットに入っていた指輪とネックレスを一日中している孫に「どこの忍者が
         そんなものをするかしら?」と、からかうと「それはステレオタイプと言うもので
         現代の忍者は好きなものを身につけていいんだよ。」と真面目に言い返してくる。
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      ポケットの中を見せてもらうと”忍者の七つ道具”が入っていた。
      兄と違って日本語が出来ない弟は、本物の忍者に会うため日本語を勉強していると
      自分で検索しながらメモっている手製のノートまで作っている。
      一番大事な日本語だとローマ字で書かれたセンテンスを読めば「お手洗いはどちらに
      ありますか?」
には爆笑してしまった。
      これで一月に13才となるのだが心配になってきた。
by arata-tamiko | 2011-01-02 15:57 | 諸々の出来事


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