Mさんより「お菓子が送られてきたのですが、こちらに来ることはありませんか?」と電話があり
「来週帰国なのに、今頃どうして日本から?」と、不思議だった。
そちらの方面に仕事も入っていたので、お寄りすると手渡された菓子箱は大きく重い。
「和菓子ですから、、、。」と言うMさんの様子に
「はは~ん、これは私の和菓子好きを知っていて頼んで送ってもらったな。」と、有難さと感謝そして恐縮。
この地を去ってしまうのに、このような気遣いをされるとは、、、。
帰宅して開いてみると、なんと私が余りの美味しさに感動して梅田の名店街まで行き、釜山の友人達への土産に十箱ほど買った和菓子だった。
郵便配達人は我が家の箱庭にたわわに実る小さなトマトが大好き。
「どうぞ。」と言われたものだから、毎日配達に来るたびにポイポイと口に放り込んでいる。
数日前に真っ赤に熟れた6個ほどを手渡してあげると「どんなキャンディーよりも美味しいよ。そうだ、明日はビニール袋をドアのところに置いといてくれないかな~。そうすれば、もっと沢山袋に入れれるから。」と言ったのには無言で顔を見てしまった。
チビの散歩に近所を歩いていると、郵便屋のトラックが我が家のほうに来ている!!
見つかっては大変!と、急いで隠れた。
いつも彼はトラックを我が家のパーキングに止めて、車内で郵便物を区分けして近隣に配る。
その作業が終わるのを陰からそ~っと見つめ、彼が遠くの方に歩いて行くのを確かめ急いで家に入った。
チビの足を拭きながら
「どうして私が隠れないといけなくなっちゃったの???」と考えてしまった。
朝晩の寒さ
お父さん手作りのダンボール滑り台の上で自慢げな咲桜里(さおり)ちゃん。
日本のヤマト運輸の箱でないと駄目だそう。
なかなかの作品で、もしかするとMさんは小学校時代は工作が得意だったのかも。
サイドに柄物の紙を貼っている芸の細かさがに、く、い。
既に引き取り手もいるそうで、いくらでムービングセールに出したのですか?と
からかった。