国際免許書の落し物

  先週の大雨の中、タクシーの運転手が布袋をReliableに届けてきた。
どこで拾ったのかを訊く暇もなく彼は急いで立ち去っていったが、お店に来たことからして裏のパーキング場かと思う。
雨に叩かれ濡れた袋は手作りで首にかける長さで紐がついている。
中には御夫婦の国際免許書が入っていた。

 こんな時でもスヨンは「ふん、お金が入っていれば他は捨ててしまうのに、、、。一ドルも入ってないわ。しかたないか。お店で預かってあげよう。」と笑わせる。
この一週間、来店するお客様たちに「この方を知りませんか?」と見せ続けているが見つからない。
電話局で調べてもらったがMA州に各当する人物はいないと言うし、掲示板に載せても手がかりはない。

 最後の策として領事館に電話をしてみた。
「旅行者ではないですか?それにMA州の免許書を取得すれば必要なくなってきますから。」との丁寧な対応だった。
しかし、私の知り限り、よほど慣れた旅行者を除いて単なる旅行者では特にボストンは運転しないと思う。
 また、この袋からして留学のためボストンに到着して間もないのでは、、、と推察する。
新しいお客様たちの殆どが国際免許とパスポートを同じような袋から後生大事に取り出す。
中には幼い娘の袋を借りたらしく、可愛いあんぱんまんの絵柄いりだったりすると、ほほえましくなってくる。
 領事館の方が取りに来てくださるとのこと。それまではお客様たちに見せ続けよう。
   
   暖かく半そで半パンツ、中には真夏のタンクトップ姿もいる
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                近所の池で釣りを楽しむ父と娘。面白いほど釣れる。
                娘が落ちないかとハラハラしてしまう。
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              名前は知らないが、同じ姿で少し紫がかったのも沢山いる
              釣っては逃がし、、、の繰り返し。 バスもいるそう。
              川に繋がっているわけでもないのに、どうやって魚が住み
              始めたのだろうか?
by arata-tamiko | 2010-03-20 00:19 | 諸々の出来事


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