このユーモアセンス   12/20/09

  深夜過ぎから降り始めた雪は今日の午後遅くに止み,除雪された大通りは何とか走れそうなので、スヨンを迎えに行った。
週末の帰途のバスは乗換えとなり本数も少なくなるし、その上にこの厳しい寒さ。
帰る道すがら、いつものごとく笑わせてくれる。

 チビにもらってきた豚足の余りを私に見せながら「チビや、ヌナ(お姉ちゃん)が美味しいものを持って帰るから待っていてよ。」と、まるでそこにチビがいるかのように話している。
「チビは頭がいいから、韓国人のヌナには”カムサハミニダー”で、日本人のオンマー(お母さん)には”ありがとう”と言うように教えようかしら?」と独り言を言ったあとに「いや、いや、そうなったらチビのことだから”エイッシー!つべこべ言うなら、もう食べない!”と怒りだすかも。」とジェスチャーまじりで大笑いしている。
これには私も爆笑。
 
「ところでチビはいくつ?」と訊く。

「人間の歳だと40半ばかな?」

「オモオモ、私より上だったの?私が”オッパー(お兄ちゃん)”と呼ばなければならなかったのね。
マァーいいや。チビは私の歳を知らないから。絶対にチビに知らさないでよ。」

これで笑うな!と言うほうが無理。彼女のしぐさや顔の表情そして味のあるユーモアは、まるで韓国のコメディードラマを見ているよう。

 半年ほど前に結婚した夫婦で有名な韓国芸能人。晩婚だった奥さんのおめでたに「スヨン、ビッグニュースよ。」と知らせた。
パソコンの手を止め私を見上げてニコリともせず「結婚したら子供ができること知らないわけではないでしょう?どうしてそれがビッグニュース?そりゃー私が妊娠したら本当のビッグニュースよ。」と真面目くさって言うこのユーモアのセンス。

   今年初めての大雪
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                 何の鳥なのか、あちこちの高い木の枝に巣を作る
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                   どんな強風や大雪にも巣が崩れることはない
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                  親鳥や巣立った小鳥達はどこへ行ったのだろう?
by arata-tamiko | 2009-12-21 15:45 | 楽しかったこと


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