歳を取って解ること   12/5/09

 心置きなく話せる友を持つことの幸せと有りがたさ。

感性が同じで感動を分かち合え、言わんとすることを即座に察してくれる友。
言うことなし。

 なぜか、このような生涯の友たちは全員酉年。

日本に住む40年来の友は大正10年で88歳の酉年。
韓国人のHさんは、この一回り下の酉年。
次が今朝長話をした日本の友人のIさんと私。
その下が当地に住む無二の親友のMさんも。
最後の酉が私の娘。

 同世代のIさんと話しをしていて興にのってくると喉が乾燥した感で咳がでる。

「これが歳をとった証なのね。前はキムチを食べていても平気だったのに、今では唐辛子の小さいのが喉にピタッとくっついたら最後、咳どころか声が出なくなってしまうのよね。喉から送り込む筋肉が弱ってきたのね。自分がその歳にならないと解らないものね。」

「本当に。高校生の時、叔父が喉にお餅を詰まらせて亡くなったと聞いて、そんなことあり得ないと笑ってしまったものね。
お葬式で父が泣くから一緒に泣いたんだけど、酷いものね。」

「ステーキ肉を食べながら、端っこの方がもっと美味しそう、、、と思うと、早くそっちを食べたさに気があせってね、あまり噛まずに飲み込んでしまった時の苦しさ。喉から下に落ちないのよ。
こんな時に窒息死するんだな~とか思ってね。」

 私は朝だからいいけど、あんなに笑っていたIさん、夜眠れなかったのではないかしら?

   夜雪となる
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by arata-tamiko | 2009-12-06 15:20 | 楽しかったこと


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