大きな雹に襲われた車体の凹みの修理 6/15/16

異国の独り住まいでも、仕事上沢山の人々と出会い、そして良き友人達に恵まれているので有り難いことに寂しさは全く感じない。
その中の一人、CambridgeにあるToyotaの修理工場の責任者であるBrianは、私のためならどんな無理でも聞いてくれ、私のお客様のためにはベストを尽くしてくれ感謝をしている。

自分で傷つけた車の修理を帰国前に、保険で修理したいと言うKさんにBrianを紹介した。
するとKさんから「個人売買をするなら、保険を使って”(ひょう)”の被害を修理した方が良いと言われたんですがね。」と電話があった。
「軽く千ドル以上かかるなんて言うんですが、大げさに言っているだけですよ。」と少々侮った物言いに、私は自分が侮辱された気がして「彼は、そんなこすっからしい人ではないわ。」と反論した。

Brianから修理中だと連絡があり雹の被害など見たことがないので行くと、車全体が無数のピンポン玉ほどの凹みに覆われていた。
東海岸では雹が降ることはめったにないため、専門の修理工がおらず被害が多発した場合は、テキサスから何人かがグループで来てホテルに宿泊をしながら、あちこちの修理工場に散らばって仕事をするのだそう。

車内のパネルを全部剥がして、内側から特殊な尖った棒状のものを凹みにあて小さな金槌で一つ一つ”トントン”と叩いていく。
弱く叩いても駄目、強くても駄目。その兼ね合いと大きな体を車内で曲げて打ち続けていく気の遠くなる仕事。

写真をKさんに送ると「こんなに大変だったのですか、、、。」と感動をしていた。
完璧に修理をされた車に大喜びで「あの大きな雹に襲われたときは恐怖でしたよ。」と話していた。
保険が支払った修理費は、三千ドル近かったそうだ。

   やっと夏の暑さとなった
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           テキサス州からの霰専門修理工の七つ道具
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# by arata-tamiko | 2016-06-16 07:26 | 車と保険に関したこと | Comments(0)

日帝時代の教育を受けた韓国の友人たち 6/8/16

ひょんな事から、時間がある時のみ気ままに韓国人経営の店を手伝ったことで、客として来たHさんと知り合ったのは、もう十年以上前。
日帝時代の朝鮮半島で日本の教育を受け、戦後最高峰のソウル大を卒業し日本語を話す彼女の同窓生や友人たちを紹介され、本には書かれていない植民地時代の彼らの楽しかった思い出話を聴くのは、とても興味深い。

Hさんのご主人と幼いころから無二の親友だったL氏を、Hさんから紹介されて以来、未だお目にかかったことがないながら、Skypeで話したりメールのやり取りをしているので長年の友人のように思える。
脳梗塞で倒れ動けぬ妻を一人で十年近く自宅介護をし、週三回妻を車椅子に乗せ透析に連れて行く84歳のL氏には頭が下がった。

その最愛の妻を半年前に亡くしたL氏から「私が立ち上げた国際学術会議(ITC-CSCC)が来月沖縄の那覇であるので参加します。」との知らせ。
妻の看病のため、全ての自分の人生を犠牲にしてきたL氏が、こうやって出かけることは我が事のように嬉しく思う。

「花が咲いたら、これを着て見に行こうね。」と、病院の隣の店で妻に買った開襟シャツが手を通すことなくハンガーにかかっていたのを遺品整理で見つけたそう。
「着てもらえなかった妻の形見を身につけて航空機に乗り込みます。一緒に行くのだと。」と書かれていた。

そして最後に、このように締めくくっていた。

太平洋戦争終戦直前、沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校と第一高等女学校の女子生徒と教師の鎮魂のための慰霊碑である「ひめゆりの塔」にお参りして、その隣の資料館を参観するつもりです。
「いわまくら かたくもあらむ やすらかに、ねむれとぞいのる まなびのともは」(中宗根征善、生き残った引率教師)

L氏と同じ年代の日本人でも、この歌を知っている人は少ないのではないだろうか。
このような心情を持つ韓国人にお参りをしてもらって、さぞや亡くなった女子生徒たちも喜ぶだろう。

   半袖では寒し
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    初めて作った梅ジュース、炭酸水で割って飲むと予想以上の美味しさ! 
    焼酎かウォッカに漬けたかったが、コップ半分のビールで酔ってしまう
    私なので断念せざるを得なかった。
# by arata-tamiko | 2016-06-09 08:47 | 諸々の出来事 | Comments(0)

パソコンに悪戦苦闘する私に救いの手  6/5/16

新しいパソコンにしてから、取り込んだ画像をブログに載せる方法が分からず四苦八苦している中にブログが疎かになった。
近くに住むお客様のKさんは化学系ながら、パソコンにとても長けている。
訊くと、好きでもあるが、仕事で常に使っており新しい機種を会社が導入する度に、研究者たちは試行錯誤しながら自習していくのだそう。

「時間を見付けて行きますから、問題が出たら、書き留めておいて前もって送ってください。」と言われ、問題点を書きながら、こんな説明でKさんは理解できるのだろうか?と不安だった。
12項目の問題点にKさんは、驚かれたと思うが「家で調べておきますが、いくつかは直接パソコンを使いながら修正をしないといけないでしょう。」と返事があった。

受け取ったメールをプリンした用紙を手にしてKさんは来られた。
私からの質問項目には手書きで、1つ1つ解決方法が書かれており、彼の几帳面な性格が表れている。
Kさんの説明を聞きながら、私は必死に「1、XXX」、「2、XXX」と、忘れぬように書いていく。

「では、自分で同じようにしてみてください。」と言うKさんに「はい。」とパソコンを前にして座りマウスを動かした。
だが、なぜか変。
「どうしたのかしら?アイコンって言うのかな、三角マークが見つからないの。」と言う私に「ここにありますよ。」と、Kさんはモニターの右下を指さした。
「あら嫌だ。こんなとこにあるのね。」と、マウスを動かせど思う方向に動いてくれない。
「これどうしちゃったのかしら?壊れたのかな、、、。」と独り言のように言うと、Kさん笑いながら「あの~、マウスを上下逆さまに持って動かしているからです。」と、優しく言った。

こんな私に教えてくれるKさんの忍耐強さに感動する。

   雨
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  チビと散歩をしていると、我が家から数分先の家の広い庭に大きな七面鳥がいた。
  なんと精巧なプラスティックの庭の置き物かと近づくと、動き出したのにはビックリ!
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  夕方ドアをノックして訊くと、野生の七面鳥が三羽住みつき夜は高い木の上で寝る
  そうだ。
  早朝大きな声で鳴くのには閉口していると言う。
# by arata-tamiko | 2016-06-06 12:24 | 諸々の出来事 | Comments(0)

枡添都知事の奇天烈な記者会見   5/25/16

舛添東京都知事が、議員のころから私たち姉妹は「何だか、ずる賢こそうな顔をしているわね。善人顔ではないわ。まるで時代劇に出てくる悪代官みたい。あの抜け目なさそうな目のキョトキョトが食わせものよ。気に食わない。」等と好き勝手なことを国際電話で言い合っていた。
姉曰く「また変なことを書かないでよ。私はね、ご近所様では無口で物静かで通っているのよ。それなのに、あんたが、D夫人がまたまた整形をしたとか、黒柳徹子の新しい入れ歯の滑舌が大分聞きやすくなったとかなんて電話をしてくるから、ついつられて調子を合わせてしまうのよ。」だそうだ。

マスコミは、度々彼のフランス留学に触れているが、あの時代の留学、それもフランスとなれば、日本人は、「憧れのパリ、パリよ。」と、うっとりとしたものだ。
毎年この日本で、パリ祭に浮かれる人たちを見る度に「どうしてフランスの革命記念日を日本人が祝うのか?」と不思議でしょうがなかった。

叶わぬ恋で傷心した若尾文子が、パリで通訳をしてくれた自称デザイナーの男性に魅惑され結婚したのも当時のフランスの魔力。
日本でメッキが剥がれた男の本性を知った時は既に遅し、ジゴロの男は別れてくれず、彼女は相当の手切れ金を積んだはず。

そんなこんなで、フランス帰りの舛添氏も、さぞや世間の寵児となったことだろうと思う。

彼は記者会見で冒頭「ご心配頂いている皆様」と言った、空々しい出だし。
「第三者」を念仏みたいに繰り返していたが、人に訊くまでもなく本人が一番知っているはず。
それに家族が泊まっている部屋で会議を開いたなんて誰が信じる。
もしそうであったなら、都議会の話を家族が聞いていたことになり言語道断。

自分がしたことを露ほど悪いと思っていないのでは?
「シュウマイや本を頼むことは、是非止めて欲しい。」と言っているのが彼の心境を表している。
人にお願いする時は「どうか」か「どうぞ」と言うのが本筋。

ある人が「心配なんかしていません。怒っているのです。」とツィッターをしていた。
もう一つの傑作は「これほど家族の顔を見てみたいと思ったことはありません。」には全く同感。
評論家の屋山太郎氏が言った「さもしい」はピッタリの表現。
なんとも、みみっちい男。

   初夏の天候
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  我が家に住む韓国女性、韓国店で残った寿司を持ち帰えり、一晩冷蔵庫に入れた。
 翌日、生魚も寿司飯も一緒にして、チャーハンみたいなものを作り、それを海苔に
 巻いて食べていた。
 勧められたが、食欲減退。
# by arata-tamiko | 2016-05-26 10:38 | メディアから | Comments(0)

ニューハンプシャー州へ蕨採り   5/19/16

子供さんのいない三人のお客様の奥さんたちに「NH州へ蕨採りに行かない?」と誘った。
(蕨の傍には、必ずポイズン・アイビーと言う名の蔦が生えており、これに触れただけで櫨にかぶれたようになり、その痒みは大変なもので、湿疹の水泡で全身に広がるので子供は危険)

全員蕨を見たことはないと言いながらも、間髪入れず「行く!」と、大興奮。
車を走らせながら油断なく四方八方に目を配り「あった!」と道路わきに止めては、皆で車を降りて摘み始める。

蕨は、群生しており、真っすぐす~っと空に向かって立っているので、判るはずだが、「蕨があった!」と、彼らが興奮気味に指さす方向を見れば、いつもただの草。
十年以上前に発見した木立に囲まれた細道を入っていくと、今年も期待を裏切らず密集して生えていた。

お手洗いを借りようと、プライベートスクールのBrewster Academyに寄った。
この高校は、日本からの留学生を何度も連れて来ているので勝手知ったる広いダイニングホールに三人を連れて入り、昼食をしていた6,7人のキッチンスタッフに、「ハイ!」と挨拶。
「やっと自分たちの昼食が取れても、間もなく夕食の支度で大変ね。」等と話しながら、紙コップがないかと訊くと、一人の女性が立ち上がり鍵を取ってきて、いくつかのキャビネットを探してくれたが見つからない。
「そこにあるプラスティックのコップを使って。」と言うので、先生や生徒のために備え付けられたいくつかのジューススタンドから好きなジュースを注いで一息ついた。

スタッフたちにお礼を言って外に出ると「いろいろな人を知っているんですね。あの人たちも知り合いですか?」と、Mさんが訊くので「いいえ、全く知らない人たちよ。初めて。」と言うと「えっ、えっ、それでジュースまでもらったのですか!」と三人は大笑いをする。

日本の姉に話すと「そりゃそうよ。だって日本だったら関係ない人が学校に入り込んだだけで追い出されるわよ。三人は、さぞかし驚いたでしょうよ。」と姉も電話の向こうで爆笑。

我が家に着いて「褒めてよ。この歳で合計5時間の運転をしたのよ。もう自画自賛。」と威張ると、三人が「それよりも、あのスピードで運転しながら蕨を見付ける眼力の凄さに尊敬をします。」と意口同音。
これも褒められたと思って良しとしよう。
子供時代に戻ったようで、とても楽しかったと大喜びをしてくれた。

   晴天 蒔いた朝顔の種から芽が出た
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         生まれて始めての蕨採り。 園児のようなはしゃぎよう。
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     有名な湖、Winnipesaukeeの雄大さに感動しながらカメラを向ける三人
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           Brewster Academyのサッカー場?
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     軽く湯がいた蕨を水に漬けるが、アクがないのですぐに食べられる。
     アクがないため香りも劣る。
# by arata-tamiko | 2016-05-20 10:21 | 諸々の出来事 | Comments(0)

こんな詐欺もある  5/17/2016

「いろいろな人からメールが来るでしょう?」と、よく訊かれるが、最近の出来事。

ある海外の会社が運営をするサイトで見つけたサブレットのアパートがあるので、生活立ち上げをお願いしたいとの依頼のメール。
(検索をすると大きな会社のようだ)
現住人の自己紹介をしている男のメールを読むと、良いことだらけが書かれていて何か胡散臭さを感じる。

紹介されているように、その高層ビルの部屋からの眺めは確かに息をのむほどの景色だが、プールなんて備わっていない。
せめて部屋番号と名前が判明すれば調べようもあると依頼者にお願いすると、その男から「この部屋は自分が所有をしているコンドメニアムだから、建物の事務所とは関係ない。」ときた。
自分が所有をしているなら、サブレットを探す必要もなく彼が要求している高額な前家賃や保証金を支払う必要もない。

事務所に電話をすると、やっぱり詐欺だった。
急いで「このような名前の人は、住んでいないそうです。また、この人物は前にも同じ広告を掲載していたそうで、絶対に話にのってはいけません。」とメールを出すと「どうも話がうますぎると思ってはいました。」と喜んだ返事があった。

事務所から「警察に届けましょうか?」と訊かれたので「こんなこすっからしい人間は許しておけないので。」と、賛成をした。

詐欺をする人間も悪知恵を働かせ、人間の欲につけ込んだ新手を考える。
私のArataと発音する苗字は、ヨーロッパにもあるので、二度ほどMrs. Arataと始まる手紙で、イギリスから「先日Mr. XXX Arataが莫大な遺産を残して亡くなりました。我が銀行に預かる遺産の相続人を探したところ、やっとただ一人の身内、即ち遺産相続人として貴女を見付けることが出来たことは非常に喜ばしいことです。」と、たいそう仰々しい文面。

だいたいこの手の詐欺は、アフリカが根拠地になっていることが多いそうだ。
私がヨーロッパ人なら「もしや私の知らない親類がいたのかも。」と欲につられ、ずるずると彼らの手中に落ちてしまうかもしれないが、笑ってしまう手紙だった。

   突然夏日から冬に戻った
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       長年日本の料理教室でパンやケーキ作りを教えていた益山さんが
       Brooklineにある”Clear Flour Bread”に戻ってきた!
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          これから日本の本物職人によるパンが買える!
          
          178 Thorndike St. Brookline, MA 02446
             617-739-0060    
# by arata-tamiko | 2016-05-17 12:47 | 諸々の出来事 | Comments(0)

宮城まり子と言う偉大なる日本女性  5/12/16

Kindleで読みたい本が一瞬で手に入り、私の人生に大きな喜びを与えてくれる。
合計9本のインプラントや抜歯のための麻酔が効くまでの間もKindleを開いて読んでいる。

読み始めた戦中派の文士達との交友関係を書いた安岡章太郎の著書「良友 悪友」は、彼らのウィットに飛んだ会話、奇想天外な悪戯には大笑いをし、戦地で命を落とした友への惜別のくだりに胸詰まる。
つくづく彼らは大人の男たちだな~と思わされる。

「吉行淳之介と自動車の関係」の章より。

仲間内で車が話題になり始めたのは昭和28年ごろ。
一番初めに中古だが車をもったのは三浦朱門だそうで、先日亡くなった阿川佐和子の父親、阿川弘之から聞き知った通りがかりの欧州車オースチンを指さした。

吉行は、ふかくうなずいて「M子をランデブーに誘うときは、あいつに乗ろう。口説くのに一番楽だと言うからな。」と深謀遠慮にふける。
半月ばかり経ったころ「何の恨みでM子との仲を裂くようなことばかりするんだ!」と文句に来た。
「何だ、それは?」と、身に覚えのない安岡が訊くと「車だよ。わざわざ探してM子と乗ったら、とたんにエンコじゃないか。ちょうどM子の肩を抱いて上手く行きそうだったのに、すっかり調子を崩されて。初めからやり直しさ。すると今度はエンジンがガラガラ、ブルブルと大きな音を立て話も何もできやしない。」。
このあと、タイヤがパンクするわでM子はゲラゲラ笑いだす。お前のせいだとタクシー代の五百円を出せと安岡に迫る描写には、笑いすぎて涙が出る。

「言いがかりだ。」と言う安岡に「あれだ、お前の好きなオースチンが通るよ。」と吉岡が憎々しげに指さすヨタヨタ走る車に目をやれば、当時の国産車の中でも評判のかんばしくないオオタと言う車だった。
オースチンをオオタと一人で勘違いをしたばかりに起こった悲劇。

吉行の艶福ぶりに、かなり筆を割いているが、彼が本気に最後に愛した女性がMとして書かれている。
頭文字だけでも私の年齢だと一目瞭然で宮城まり子だと判る。

そして昨日食事をしながらテレビを観ようとスイッチを入れると、その宮城まり子の特集番組が放映されている。
失礼だが、御年89歳で、このように活躍しているとは全く知らなかった。
車椅子に座りながら「ねむの木学園」の生徒たちの絵画展示会に向けて、昔と変わらぬ張りのある高音の声で指図をしている姿、彼女の凄まじさがヒシヒシと伝わってくる。

あれだけ女遊びをした吉行が最後に落ち着いた宮城まり子の一途に己の信念に突き進む姿に、母親のあぐりと共通する情熱を見たのではないだろうか。

   晴天続く
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       Best Buyの黒人の店員が、受け取った私のカードの名前を見て
       「私と同じ名前よ!」と大興奮。
       帰宅して、この写真をよくよく見れば「Tamika」と一字違い。
# by arata-tamiko | 2016-05-13 11:05 | 諸々の出来事 | Comments(0)

不思議なコート   5/9/16

やっと仕事も一段落した今日は、溜まっていた私用のこと等を一日かけて大分終わらせる事が出来、ほっとしている。
お客様の一人からブログの更新がないと私の身を案じたメールを戴いたので、忙しすぎて書く暇がありませんと返事をしたが、MIT Sloan Schoolの卒後20周年同窓会参加のためボストンに来られるそう。
ボストン訪問中は多忙な日々だろうに、こうやって声をかけて下さる有り難さ。

先週は雨ばかりで肌寒く気分まで沈むような日々が続き、男性のお客様が着ているウール地のダウンコートに「あれっ?これと全く同じコートを、私は見ている。それも最近お世話をしたお客様の中にいた!その方に”猫を飼っていたのですか?”と私は訊いた。」と瞬間思った。

このOさんが着る濃紺のコートからも糸ほどの細く白い羽毛が湧き出ている。
それはコートの表面に羽毛がくっついているのではなく、湧き出るという表現そのもので、布地から出た沢山の細い細い白毛がワカメのようにユラユラと揺れるのは少々不気味。
Oさんも「僕も不思議なのですが、暖かいから”いいや”と思って。」に「確かクリーニングに出しても駄目と言ったみたい。」と話してあげた。

「同じコートを着ていたお客さんは誰だったのだろうか?」と、思えば思うほど落ち着かないので、車を止めて二人ほどのお客様に「貴方の黒っぽいコートから、白い羽毛がユラユラ湧き出ていませんか?」とテキストメッセージを送ると、「意味がサッパリ分かりません。」と返事が来た。

その夜、目を閉じて考えていると私の前を歩く背の高い男性の背中が見える。
「そうだ、あの背中姿はSさんだ!」とメールをすると「間違いありません。それは僕です。」と返事があり会社名を訊いてみた。
早速Oさんにメールをすると、コートの会社名は違っていたが「ナノユニバースも同じような服をよく作っているので、似たような素材を用いているのでしょうか。それにしても新田さんの仕事の早さに驚きました。」と、Oさんとの深夜過ぎのやり取り。
到着数日のOさん、こんなことで邪魔されて可哀想。ごめんなさい。

Sさんは、奥様からの誕生日プレゼントなので着ているが時折人の視線を感じるそう。
長年生きてきて、こんな不思議なコートは見たことがない。

   久しぶりの晴天
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              大畠さん親子まごうことなきDNA
              人なつこくって、とても愛らしい
# by arata-tamiko | 2016-05-10 08:43 | 諸々の出来事 | Comments(0)

JALの直行便にしたのに不運な出来事  4/29/16

最近のお客様の殆どがJALを利用するようになった。
乗り換えと違って直行便なので荷物紛失の心配もないはずなのに、こんな不運な出来事もある。

入国審査に手間取ったため、JALのベルトコンベヤーにはYさん家族の荷物のみが残されていた。
沢山の段ボール箱やスーツケースを私の車に積み終えたYさんは数を確かめ「よし、大丈夫」と一声。

二日後にスーツケースを開けようと、ロックの番号を何度組合わせても解除されない。
そこで初めて、このスーツケースは色も形も全く同じだが、僅かながらサイズが小さいことに気づき御夫婦は愕然とした。

JALのボストン事務所に電話をすると、流石日本の航空会社。
アメリカとは全然対応が違う。
「スーツケースに貼られているタグに、持ち主の名前がプリントされていますから、読み上げて下さい。」と言われ、見るとアジア系の名前だった。
この人物を探し出して、連絡を取ってくれると言われたが、三日経つ今でもYさんのスーツケースを持って行った人物からはJALに連絡はない。

鍵が壊れたと勘違いをして何とかして開けたスーツケースの中に、日本の文房具や掃除用具が沢山詰まっているので喜んでしまって、連絡をしてこないのでは、、、等と悪い方に考えてしまう。

   ライラックが咲き始める

   この動画は何度観ても胸を打つ。  
   判事が訊く。「あなたはXX中学校に行かなかった?」
   被告人は、そこで初めて自分を裁いているのがクラスメイトだったと気づく。
   「あなたに何が起こったのかと、いつも気になっていたのよ。学校一良い子  
   だったあなただったのに、今はこうなってしまって。どうか生き方を変えて
   下さい。」と笑顔で判事は励ます。
# by arata-tamiko | 2016-04-30 12:23 | 諸々の出来事 | Comments(0)

審美歯科の治療費   4/21/16

上歯茎に5本のインプラントをした後の一週間は、柔らかい食べ物以外は口にしてはいけないと言われ、今まで使っている上の入れ歯に薄くクッションを塗ってくれ、埋め込んだばかりの歯茎にはめ込んだ。
紙一枚の厚さの違いでも、歯茎と上顎がこすられヒリヒリと痛く食べ物が噛めないのには参ってしまった。
そして今日、調整をしてもらい大分良くなったが、あと下四本のインプラントが待ち受けているかと思うと意気込んでいた気持ちが消沈してしまう。

下歯三本の抜歯、上顎を覆わない入れ歯、下に自分の歯が四本残った入れ歯。
全工程が終わるのは11月終わり~12月。
普通の入れ歯よりも高くなるが、この上顎を覆わない造りにすると、驚くばかり食べ物の味が違い、また発音もスムーズとなってくるそうだが、これ以上食欲が増しても、それはそれで困ってしまう。

そして提示された金額は、2万5千ドル。
「現金なら、いくら負ける。」
と訊くと「2千ドル。」と言われ、銀行に用意をしてくれるように頼むと「麻薬取引でもするのか?」と支店長から揶揄われ「そう、儲かるわよ。仲間に入る?」と誘う。

全部新札で揃えておいてくれた支店長に「日本のCanonで刷ったでしょう。」と礼を言い、歯科医には「刷りたてだから未だ濡れているわよ。」と冗談を言ったが、本当に数える受付の女性の指先が黒ずんできたのには皆でビックリ。

姉曰く「日本に比べたら安いわ!近ければ私だってお願いしたい値段よ。」と驚いていたが、私は私で「私のためではない。子供のためでも孫たちのためでもない。血と汗と涙で稼いだお金で作ってもらう入れ歯のために何としてでも後十年は生きてみせる。」と誓った。

   文句つけようのない日本晴れ
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       去年の晩秋に忽然と姿を消した二匹のウサギが戻ってきた!
       そして白い蝶も二匹庭に舞い始めた。
       彼らは、どうやって厳しい冬を越すのだろうか?
# by arata-tamiko | 2016-04-22 12:32 | 諸々の出来事 | Comments(0)