武士道的言動   3/19/09

  キューバ戦との試合を終了まで見てしまい、朝7時過ぎの起床だったから頭に靄がかかったみたい。
他の国が対戦相手だと日本は俄然本領を発揮するのに、韓国となると腰砕けとなってしまうのは不思議。

 サンケイ新聞が下記の記事を載せていた。
>破れたキューバの共産党機関紙は「主要な武器であるピッチングで、われわれの攻撃を無力化した敵の能力を認めなければならない」と日本の投手陣を褒めたたえた<
 負けた日本チームを嘲笑う韓国民と、えらい違い。

 このことは、日大の秦邦彦氏が「尋ね人」で捜している福田武雄伍長(少年飛行兵)を思い出させる。
昭和14年、日本軍とソ連軍が戦った戦史に残る激戦、ノモンハン事件で撃墜され捕虜になった福田パイロットが、彼を撃墜した飛行士に対面したいと申し出た。
この事を回想録に書き残したソ連の将軍によると「ラホフ大尉に福田伍長は勝者に深く頭を下げて敬意を表した」そうだ。
 昔の日本人の尊厳さ、いったい今の日本人はどうしてしまったのだろう?

 城島の太ももの太さに驚いて「西の城島、東の私ね。」と姉に言うと「あの人のは筋肉、あんたのは脂肪」と一言でバッサリ。
「彼の目って、いたずらっ子みたいね。」と言うと、姉も「そうなのよ。お面みたいなものをつけているでしょう。その隙間から見える目でも城島ってすぐ分かるのよね~。」
「あの格子みたいな間からでも、すぐ判る可愛い目よね。」と言い合った。

 朝起きてきたスヨンは「イチロオッパー(お兄ちゃん)に、もう諦めて韓国に勝たせて早く終わらせて!と言ってよ。寝不足でこんなになってしまった。」と唇を見せてくれたが、疲れと寝不足で唇が酷く荒れて痛々しい。
「ウクシン、ウクシン(ずっきん ずっきん)する。」と可哀想だが、何か笑える

 イチローが最後に打てて嬉しかった!ピューマのように走り、ちょっと片方の肩を落とし斜めに構えて立っている姿のきれいなこと。
私も姿見の鏡の前で真似をして斜めポーズで立ってみる。
彼のように眼光鋭い男性が最近はいなくなったから、よけい魅力的。

 イ サンチョル氏、夕食の後、野球に見入っていたが呼び出しがかかり急いで出て行った。

   寒さが戻ってきたが春の肌寒さ
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       水仙の前に咲くこのスノードロップス(Snowdrops)は、春の訪れ


 


 
# by arata-tamiko | 2009-03-20 12:15 | 諸々の出来事

韓国選手達の見苦しい振る舞い   3/18/09

  韓国と三度目の対決とは、よほどの縁があるのだろう。
だれに働いているのか、絶対に話さないイ サンチョル氏、彼のボスが運良くNYに行ったとかでユッケジャンをテイクアウトして観戦のため我が家にきた。
17日の夜11時から始まった試合がESPN364で放映されていない!
「なぜ?なぜ?」と失望感を味わったが、スヨンが韓国のインターネットで捜し出し、三人でPCの画面を食い入るように見る。
 韓国が初回から三点を取ると、スヨンは立ち上がり私に向かい両手を自分のお腹の辺りに重ね深々と頭を下げる韓国の昔風のお辞儀をして「申し訳ありません。貴女の怒りは察するに余りあります。」とは嫌味たらっしい。
イ サンチョル氏は枝豆を肴にして焼酎をグイッとあけ大笑いする。
お返しに、スヨンのマネをして「エイッシ!」と彼女のバッグパックを蹴り、彼に「飲むのを止めてサッサと帰れ!」と韓国語で怒ってみせるとスヨンも彼も大爆笑。

 仕事疲れでスヨンは深夜一時半にバタンキュー。
2時近く、執念で捜しに捜すとチャンネル291で放映しているではないか!
急いで彼に知らせたのがいけなかった。テレビの大きな画面で見始めた彼、”チョッタ!”、”オー”と大声と拍手で声援。
その度、寝かかっていた私は隣の部屋に向かって「うるさい!」「黙れ!」と韓国語でどなる。
凄いのは、こんな騒ぎでもスヨンは熟睡。
 いつ呼び出しがかかるか分からないイ サンチョル氏、焼酎を飲むときは必ず我が家。
それも厳しく自制して一本以上は飲まない。
それが2本目を空けていたから、よほど興奮していたのだろう。

 朝スヨンの部屋を覗くと、スヨンはベッドの上で、イ サンチョル氏は私が上げた毛布に包まってベッドの下で寝ていた。
スヨンの母親が見たら腰を抜かすだろうが、可愛く微笑ましい光景だった。

 スヨンの父親の話しによると韓国中、歓喜の渦だったとのこと。WBCで一位になるより、日本を打ち負かすことの方が意味有る勝利なのだから。
私の様子を訊くので、スヨンが「野球が分かりもしないのに”韓国だけには負けたくない!”と言って必死に見ていた。」と話すと大笑いしていた。

 しかし、グランドに彼等が誇る国旗、太極旗を突き刺す行為は余りにも見苦しい。
韓国の各新聞は誇らしげに褒め称えているが、自国の国旗を外地に突き刺すと言う事は「この地は我らの手に落ちた!」と言った戦勝者の意味となる。
一番有名なのは硫黄での海兵隊員たちの写真。
 北京オリンピックでも同じことを彼等はしていたが、ナショナリズムを誇示した喜劇以外の何ものでもない。
常識を逸している。何人かのアメリカ人に訊いてみたが一様に「不愉快、他国への尊敬がない、幼稚」と答えが返ってきた。
この礼儀に欠けたふるまいを恥ずかしいと思い、いさめようとする知識人が韓国には誰もいないのだろうか?

 録画しておいて、、、と頼んだYさんに電話をすると「暫く見たくありません。」と言われた。よほどショックが酷かったのだろう。

   午後暖かくなり温度は16度
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            WBC野球観戦前の夕食  テイクアウトのユッケジャンに
            私が烏賊と豆腐料理を作った
            一本目の焼酎で気分良くなったイ サンチョル氏、国の奥さんに
            電話
            「今夜の敵同士が、どうして仲良く食事をしているの?」と笑う
            彼は奥さんに「この烏賊料理を習ったから帰ったら作ってあげる」と
            言う夫婦仲の良さ
            このピースサイン、言わずもがなスヨンの指
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              今日の昼食はお客様ご家族とCafe Sushi
              私は、大トロで特別チラシを作ってもらった  大満足!


 
# by arata-tamiko | 2009-03-19 12:39 | 楽しかったこと

テレビ小僧をインストールしました   3/16/09

 自動車保険の内容が年毎に複雑化してきている。5、6年ほど前なら口頭で「過去6年間無事故無違反です」と言えば済んだものが、今では英文の証明書が必要となっている。
それも違反があれば、違反内容の説明書を提出しなければならない。
これだけ各国からの移民が多くなるといろいろな問題が出てきて保険組合も身の保全対策に追われ各種の案を練るのだろう。
 今年から、違反に寄っては保険会社はお客様の申し込みを拒否することも出来るようになった。
今日の方はご夫婦とも無事故無違反だから、ホットする。

 YさんがTV小僧と言う日本の映画やテレビドラマそしてバラエティー番組が見れるソフトをインストールしてくれるとのこと。
それでは夕食を、、、と、Y新聞のMさんもお誘いした。独り身の人への頼みごとは全て食事でお礼をしている。
二人とも辛いものが好物なので今夜はアンコウでメウンタンを作ってみた。スヨンが圧力釜で韓国式の御飯を炊いてくれ(私が無理に炊かせた)、それはそれは美味しくお鍋も御飯も空になった。

 スヨンが見ている韓国サイトの早さには及ばないが、一週間遅れで膨大なテレビ番組がリストアップされているし、映画もア、イ、ウ、エ、オ順で捜せる。
しかし、一旦これを見始めたら虜になってしまう。ドラマや映画は興味がないが、情熱大陸、ドキュメンタリー、たかじんのそこまで言って委員会などは嬉しい。
 二人とも、とても気があって楽しそうに話をしていた。

 明日は、いよいよ韓国戦。スヨンは例の”アイッシー、松坂はボストンにいればいいのに!”と声をあげて自分の部屋のゴミ箱を蹴飛ばしてみせる。
「明日はダルビッシューよ。」に「チョッター!」と踊りだすのだから、もう何をかいわんやだ。

   日中の温度6度  昨日の今日だから寒く感じる
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              お店で売っている一箱12ドル99セントの柿の甘いこと
              二人とも久しぶりの柿に大喜び
   
# by arata-tamiko | 2009-03-17 14:43 | 諸々の出来事

出た言葉は引っ込めれない   3/15/09

  ある知人が胃の具合が悪く仕事を休んでいるとの近況報告。「昔から愛用しているS胃腸薬さえ手に入れば治るのに、、、。他社の胃薬を飲んでいるから全く効き目がない。」とこぼしている。
翌日お客様のS製薬会社の方に一箱分けてもらい知人に渡すと驚きながら大喜び。何かお礼を、、、と、たっての申し出に、知人が経営する店の商品をもらってきた。
お陰で、とても調子が良いと電話があったが、胃腸薬なら、何処の製品でも大きく変わりはないと思うけど。

 韓国に住んでいる時、主人が「この国には顔が肩幅より大きい人がいるよ。」と驚いていたが、お店でも時折見かける。
今日も若いナヨニーに「あの人の先祖はモンゴルからね。」と言うと、彼女が客の顔を見ながら「モンゴル人って顔が大きいの?」と聞いたりしていた。
お店が閉まる頃、彼女と話していた客が帰った後「ああいう風に運動場のように広い顔と屈強な体格は完全にモンゴルね。」と言ったとたん、ナヨニーは座り込んで笑い出した。
そして「あれは私の姉の主人なのよ。」には仰天ながら、私も笑いが止まらず二人で抱き合って笑い転げる。
彼女も初めて会った時、彼の顔の大きさと体格にビックリしたそう。

 お店からの帰途、スヨンはいつものように両親に電話をかけ、出た父親に「アッパー(お父さん)、娘ですよ。」と初めに言う。これが母親なら「オンマー(お母さん)、娘ですよ。」となる。
小学生の甥がSkypeカメラでご馳走の数々を写して見せたことに「一緒に食べれもしない私に”叔母さん、美味しそうでしょう!”とは酷すぎる。」と文句を言っていた。
 電話を切ったあと、野球試合の日本対キューバ戦の結果を聞いてくる。私は「韓国戦しか興味がないから知らない。」と返事をすると「私もそうよ。もうこれは宿命!よ。」と、私の顔を見て言う。

   三日前は日中でもゼロ度  今日は16度 
出た言葉は引っ込めれない   3/15/09_d0024276_14181667.jpg
 
                  布団の中からでも私のようす伺いをするチビ


 
# by arata-tamiko | 2009-03-16 14:19 | 諸々の出来事

出張マッサージを頼む   3/13/09

  近所の韓国人たち何人かと一緒に、日本式按摩をしてくれる金さんに出張サービスを頼んだ。
私の仕事が終わった後にBrooklineでピックアップして帰途いろいろと興味深い話が聴けた。
前にも書いたが北朝鮮との国境、中国側に住む朝鮮族は外国語として日本語を義務付けられているそう。
理由を訊くと「戦前から続いているからでは、、、?」と余り要領を得ない。
 豆満江の川の半分は北朝鮮、半分は中国に属しているそうで脱北者達は水が暖かい夏か、冬に川が凍結した闇夜にまぎれて渡ってくる。
もちろん警備の兵士に見つかれば射殺されるのだが、それでも逃げてくる人々を彼女は何度も目にしている。
「でもね、絶対に北の悪口は言わないのですよ。生活が苦しかったとか食べるものもなかったとかも言いません。」と、金さんも不思議がっている。
中には密告されて掴まる人もいるそうだが、それも貧しさのせいだろう。朝鮮族の貧しい家庭は子供を学校に行かせる余裕もないと言うから。

 国で見る映画の日本人は残虐、鬼畜に劣る冷血非道として演出されている。だから彼女も、そんなイメージを持って日本に行き、母親は泣いて止めた。
日本語を一言も理解できない金さん、府中行きの切符すら買うことができない。警察官に漢字で「府中」と書くと、彼女の財布からお金を取り出し切符を買ってくれ乗り口まで連れて行ってくれた。
彼女は今でも、その日本の警察官の親切が忘れられないそうだ。
「日本人は本当に親切で町も綺麗です。もし、もう一度日本に行けたら絶対に一生住みたいです。」と言う。
雪と一緒に道路脇に押しやられた泥の塊が醜くあちらこちらに見られる。彼女は車中から、それらを指差しながら「ほら、ほら、日本では、あんな汚いものが道路の端にありません。きれいに清掃されています。」と言うが、そんなだったかな~?と考えてしまった。
筑波が一番好きだそう。
 国に帰るたびに皆に日本の話をしてあげると、皆懸命に聴き、特に若い人々が日本に憧れるそう。
「日本に悪いイメージしか持っていない人々なのに、あなたの話を信じるの?」と訊くと「もちろんですよ。私は学校の先生をしていましたから。」と自信たっぷりの返事が戻ってきた。
 
 彼女のマッサージは力がこもっていて気持ちがいいし、人間的にも好感が持てる。是非一度試してください。

                電話  617-777-2500  金さん

 今日はスヨンの母親の誕生日。長兄の家に全員が集まりお祝い。私もSkype映像でご挨拶。
両親は娘のことでお礼を述べた後、またスヨンの結婚話を言ってきた。
スヨンのことを訊くので「あなた達の娘は料理が下手で困っています。」と言うと爆笑していた。
話している間中、母親はハンカチで目を拭っているので「目が悪いの?」とスヨンに訊くと「嬉しさと喜びの余り泣いているの。泣くのは母親の趣味なのよ。」と大声で笑う。
私も韓国語で「どうか、泣かないでください。」と言うと、それが有り難い、、、と、もっと泣く。

   日本からのお客さん、風の冷たさに驚いている
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                金さんが手製の肉饅頭とキムチを持参してきた
                とても美味しかった
# by arata-tamiko | 2009-03-14 14:36 | 諸々の出来事