<   2016年 11月 ( 3 )   > この月の画像一覧

友との別れの辛さ   11/23/16

11年前に、Reliableに働いていた行き場のない韓国人女性、ソンヨンを我が家に住まわせたことから、彼女との縁が始まった。
英語を全く話せず歴史の先生だった国粋主義者のようなソンヨンと挨拶くらいしか韓国語が出来ない保守主義の私との共同生活、想い出しても笑ってしまう。
彼女が一番憎む歴史上の人物は、豊臣秀吉と伊藤博文。今は安倍首相。それも日本語で発音できるのだから恐れ入る。

事情があり、5年後にシカゴの方に移ってからの今までの6年間、2,3か月に一度は安否を気遣い電話をかけ続けてくれた。
80歳の半ば近くになった両親に乞われ、今回意を決して帰国をすることになり、私に一目別れの挨拶をしたいと我が家に一泊してボストン経由で帰途に就いた。

卓越したユーモアの持ち主であるソンヨンは、夕食の席で「もっとゆっくりしたいのは山々だけど、我が国の騒動を何とか収拾してくれと朴大統領から直接連絡が入ってね。だから一刻も早くに帰国をしないといけないの。」と、十年経っても上達しない英語と韓国語のチャンポンで笑わせてくれる。

ビザが切れたまま滞在していた彼女は、別れの朝「一旦出国すると10年間は戻ることは出来ない。いつ再び会えるだろうか、、、。」と泣く。
私のお気に入りの可憐な銀細工の花模様に大きなピンクの真珠が飾られたブローチを手渡しながら「いいこと。このブローチを付けて就職の面接に行くのよ。私が傍にいると思いなさい。私が先に逝くことがあっても、このブローチが手元にある限り私は貴女と一緒にいて見守っているから。」

韓国では、三十代も半ばになると就職は殆ど不可能となり、ソンヨンは夜学の先生の職を求め、いくつかの面接が控えているが、大学入試に歴史は重要視されておらず、その上50歳近い彼女の難儀は火を見るよりも明らか。
なのに「就職出来たら、お金を貯めて飛行機代を送るから、絶対に会いに来てくれ。」と言う。
歳を取ればとるほど、別れと言うのものは辛くなる。

   急激に寒くなった
d0024276_1024564.jpg

    15年前に自動保険でお世話をした益山さんが、今年の春に戻ってきた。
    東京にある老舗の専門学校で、パンやケーキ作りを教えていたが、現在は
    Brooklineにある知る人ぞ知る、Clear Flour Breadでチーフとして活躍。
       日本のお子様の誕生日パーティーに作った彼のケーキです。
d0024276_10344913.jpg

    30人ほどの子供たちのために、カップケーキも作り大好評。

    個人的にオーダーを受け付けています
    こちらでは味わえない繊細な日本のケーキを是非試してみてください

        電話番号  617-599-9447
              naga4312y@gmail.com

  
  
 
by arata-tamiko | 2016-11-24 10:51 | 諸々の出来事 | Comments(0)

Walthamで造られる地酒の日本酒   11/16/16

Reliableの店内にズラリと並ぶワイン、ビール、日本酒などの数々を見ながら、飲めたらな~と、思ってしまう。
こうやって時間がある時に手伝ってあげているが、少しでも嗜むことが出来たなら、毎度違う種類を持って帰って飲んでみるのに。
母は、とても強かったが、父は粕漬すら受け付けず、酒屋さんの前を走って通るくらいの下戸だったから、その父の体質を受け継いだようだ。

もう数年前、体格の良い40代半ばのアメリカ人男性が、愛らしい5歳くらいの娘と店に来て、私が日本人と判ると、沢庵を作りたいから糠はないかと日本語で訊いてきた。
話をするうちに、日本滞在中に日本酒に魅せられ老舗の酒造会社で、何年間か修業を積んだそう。
そして友人と二人で立ち上げた酒造工場の日本酒を、いよいよ市場に売り出すと興奮気味に言った。

先日Reliableに来られたT先生が「あれ、これって地酒ではないですか?僕のボスが話していましたが、やっとこの店で見つけました。」と、喜んで買っていかれた。
早速「とてもスッキリして誰でも美味しく飲めるお酒です。クセがないので、どんな料理にでも合うでしょう。地元で醸造しているお酒で、あのクオリティーなら、一度試しても損ではないと思いました。」と、コメントを戴いた。

テレビなどでも取り上げられ、人気が高まってきているようだ。

    会社名はDovetail Sake

    http://www.dovetailsake.com/

今週の18日(金曜)に、Reliableで企業を立ち上げたToddによる、この地酒の試飲会が催される。

    時間 5時~8時

    Reliable Market
    45 Union Square
    Somerville, MA 02143

お酒の試飲会を見たことがないので、飲めない私ながら、野次馬根性で出かけてみよう。

建物の裏に広い駐車場があるので、皆さまも是非立ち寄ってください。

   曇り
d0024276_11475080.jpg

d0024276_114854.jpg

d0024276_11492239.jpg

        家の近くに7匹の七面鳥が完全に居ついてしまった。
by arata-tamiko | 2016-11-17 11:57 | 興味ある話 | Comments(0)

人としての礼儀   11/7/16

自動車保険加入の際には同時にAAA(日本のJAFFに相当する組織)にも加入をするように助言をしている。
車を運転し始めた頃は、車中のルームライトが子供の悪戯でつけっぱなしになってバッテリが上がったり、また旅行に出かけたりするのに詳しい情報が無料で手に入る。
特にGPSに頼って運転をしていると、各町の配置が頭に入らず、AAAの大きな一枚地図を室内の壁に貼っていると役に立つ。

二年以上の留学の方たちは、自動更新を希望され、その都度「帰国の際には、必ずキャンセルをして下さいね。でないと帰国後も引かれますよ。」とお願いをし、またお渡しをする保険の注意事項にも記載をしている。

帰国後大分経ってから「クレジットカードから引かれているのですが、何とかしてください。」とメールが入ってくる。
お客様が加入をする保険会社と、AAAは全く別会社であることも詳しく説明をしている。

保険代理店のKevinに助けを求めると「助けてあげたいが、このようなキャンセルの問題は、本人でないと出来ない、」と、親切心でAAA加入を手伝ってくれているKevinからの返事。

試に数度かけてみると、やはり駄目だった。
諦めず四度目に試した男性が、必死に説明をする私の言葉を信用して「いつ帰国をしたのか?」と訊いてきた。
「三年前ですが、せめて今キャンセル出来るだけでも有難く思います。」と、すがる思いでお願いすると「帰国して以来、車を使っていなのだから、その時点から返金してあげます。」と、言うのには、こちらが仰天してしまった。

「この人のクレジットカードは、まだアクティブですから、ここに返金をしておきましょう。」と、感動の言葉。
それも彼の名前と直通のラインまで教えてくれたが、もうかけることもないだろうと思っていたのが、それから立て続けに、帰国をされた数名からキャンセルのお願いメールが入った。

今回もAAAの男性は、私が告げるこの人たちの帰国日を信じ、遡って返金の手続きをしてくれた。
実に、実に有難い事。

しかし、「入金されました。」の報告も、お礼の一言もなかった。
いや一人あったかしら?
医者になる勉強はしても、人として礼儀を身につけることを親から教えられなかったに違いない。

この歳になれば怖いこともなくなってくる。だから人として礼儀のない行動に私の怒りを吐露した。

   秋深まる
d0024276_2495459.jpg

     間もなく車に積もった雪の除雪に、このブラシが必要となってくる
by arata-tamiko | 2016-11-08 02:52 | 不快な出来事 | Comments(0)