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”あります”と”います”の使い分け   10/28/14

19歳の孫が日本語クラスを取り始め、疑問があるとカリフォルニアから電話がかかってくる。
同じように育っても三歳下の孫は日本語が全く駄目で、理解できる言葉は「お腹が空いた?」と「何が食べたい?」くらい。
そのため私の娘は、必然的に英語で話すようになってしまったが、私は日本語しか使わないため上の孫の日本語は時折女性言葉が混じってしまう。

言語は生まれ持つ才能に大きく影響されるようで、新しい家に住み始めて間もなくの孫三歳の時の話。
「今のうちに歯を磨いておきなさい。」と言うと、父親から「ババは何を言ったのか?」と訊かれ「今の”家”で歯を磨きなさいだって。」と英語で説明をしていた。
思わず「天才だわ!」と褒めると「ぼく、まだ三歳だよ。」と言われてしまった。

先日学校のランチの時間に勢い込んでかかってきた質問内容。

「Musselって貝があるでしょう。あれは日本語で何と言うの?」

「ムール貝だったかしら?」

「ババは”ムール貝は海にいます。”って言う?それとも”あります。”って言う?」

”ムール貝は海にいます。”って言うわね。」

「でしょう!先生は動かないものは”あります”を使うって言うんだよ。ムール貝は岩にくっついているから”あります”が正しい日本語だって。それ変だよ。”ムール貝はあります。”って言ったら、テーブルの上にあるか、お店に売っているとかになるでしょう?」

「だけど、日本語クラスでムール貝なんて出てくるの?」

「違うよ。今日は”います””あります”の使い方を勉強したの。最後に先生が僕達に”何か質問は?”と聞いたから、僕がムール貝は?と訊いてみたの。そしたら先生が”皆は、どちらだと思いますか?”と質問をしたら、皆が”います”って言ったら間違いだって言うんだよ。ムール貝は生まれた時には泳いでいるから動くことになるでしょう。皆が”絶対にいます。”って言い続けるから、最後には先生クラスの皆に怒りだして、一番僕に怒っているみたいだったよ。」

これには吹きだしてしまった。

「先生は若い日本女性なんでしょう。先生になりたてだから心に余裕がないのかも。解ってあげないと。」

日々無意識で使っている言葉でも、こうやって面と向かって理由を訊かれると???となり自信もなくなってくる。
数人の友人に聞いてみると「”海にいます。”って言うわね。」と同意見。
最後に、当地の大学で日本語を教える方に訊くと「生きているものに対しては”います”を使います。」とのことだった。
孫に「正解だったわ。だけど、先生には黙っていなさい。」とメールをすると、返ってきたメールの返事が「大丈夫。ボクそこまで馬鹿ではないよ。」だった。

   秋晴れ
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       ナーサリースクールが終わった帰途、近くの公園で遊ぶ仲良し組
by arata-tamiko | 2014-10-29 11:34 | 諸々の出来事 | Comments(0)

日本のオカモトゴム社が「戦犯企業」? 10/22/14

朝鮮日報日本語版にあったこの見出しに「これって何?」と目が止まり、次に記事を読んで爆笑。

            「コンドームメーカー「O社」、日本軍慰安婦制度で急成長」

この記事は、キム・ジョンスク教授の論文「日本軍慰安婦制度と企業の役割」の紹介から始まっている。

1934年創立のO社は、日本帝国主義時代に今のソウルにゴム工場を造り、軍部と結びつき”コンドーム”を大量生産して慰安所に連行された女性に支給した。
”サック”と訳がついているのもご愛嬌)
「これによって莫大な利益を得たO社は”戦犯企業”となり、O社が生産した物資が人倫に反する戦争犯罪に使われたという点で問題はさらに深刻だ。」と述べた。


何年前だったかバチカンが世界の信者に向けて「コンドームを使うことは殺人を犯すに等しい。」とする声明を発したことを思い出した。
反日に関するものなら何でもお金になるとは言え、人生の大切な時間を使っての論文作成にしては、ずいぶん下種なテーマ選びをしたものだ。
韓国が目の敵にするS新聞社の記者に問い合わせると「まぁー、そこまであからさまではないでしょう。日本ならコンドームではなく避妊具と書くでしょうね。」と一緒に大笑い。

もう一つ言わせてもらうなら、よくぞこれだけの奇想天外な屁理屈を考え付くものだと感服してしまう。

さてO社の社名を知りたく「コンドーム 有名会社」と検索をすれば”相模ゴム工業株式会社””オカモト株式会社”がヒット。
O社と書かれていたし、会社創立の年からして”オカモト”に間違いない。

現社長の写真を見ながら「貴方も困惑されていることでしょうね。」と笑いながら声をかけてしまった。
で、早速オカモト株式会社に「貴社は”戦犯企業”と追及されていますよ。社員皆様で是非にお読みください。噴飯ものです。」と昨夜メールを出しておいた。

戦前にコンドームが存在していたと初めて知ったのは大きな収穫だった。

   霧雨 寒し
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      慶応出身のドクター三人のお誘いを受けCafe Sushiで出されたサービス品。
      昔なじみの三人が打ち解け冗談を言い合う様を見ているとほほえましくなってくる。
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       美味しさに「日本に全く引けをとりませんね。」と大満足されていた。
       日本から取り寄せる魚のバラエティーが味わえる”シェフ・サンプル”は絶品。
by arata-tamiko | 2014-10-23 11:40 | メディアから | Comments(0)

小さな幸せ   10/20/14

店主の妹が「Sは一銭のお金もないからお昼を食べていないのよ。家族にお金を送ったみたいよ。可哀想にお腹が空いているでしょうに。」と気の毒そうに言った。
既に前借もしているそうだ。

Reliableのビジネスを買ったパートナー達は、三人とも韓国人。
彼らの国では「御飯は食べた?」が挨拶言葉だから、食べ物に対して決してケチることはしない。
時には、不味いものでも「食べろ、食べろ。」と無理強いされ困ることすらある。

昼食用のオカズはあっても、南米からの従業員たちは口に合わない場合には韓国の辛いインスタントラーメンを買って、常時キッチンにある白い御飯とキムチで彼等は昼食を済ませている。
好きなだけ御飯を食べられるとは言え、その量は半端ではなく、よくぞあれだけ胃に入るものだと見入ってしまう。
夜帰宅して反芻でもしているのではなかろうか。
南米の中でも、ひときわ貧しい国から来ている彼等は一瞬も休まず黙々と働き続け感心させられる。

店主からもらった辛ラーメンと御飯で遅い昼食をしているSに「家に食べるものはあるの?」と聞くと「ないけど、あと一週間すれば給料が入るから大丈夫。」と言う。
「何か家に問題があったの?」と聞くと、母親の手術に$1,500かかったそうだ。
国は貧しくとも医療費はとても高い。

30歳の男に失礼かと思ったが「美味しいものを買って食べなさい。」と、尻込みをする彼のポケットに、いくばくかのお金を無理に突っ込んだ。
これだけ真面目に勤勉に働く人間には、少しの幸せがあっても良いと思う。

今日私の顔を見た彼は明るい顔でニコッと笑った。
そして私もニコッと笑い返した。

   道路は枯葉で一杯
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    結婚5年目にして、やっと授かった2ヶ月半の舜(しゅん)ちゃんを、早野さんご夫妻が
    「日本のお祖母ちゃんの前に抱っこをしてください。」と、見せに来てくれました。
    妊娠初期から、いろいろなトラブル続き、喜びを越して無事に妊娠継続できるかの不安
    の方が大きかった二人。
    ある日、病院からの帰途、今までも見たこともない紅色の虹を見たそうです。
    するとご主人が「こんなに珍しくて綺麗なものを見たんだから、この子はきっと無事に
    生まれてくるよ。」と言いました。
by arata-tamiko | 2014-10-21 12:12 | 諸々の出来事 | Comments(0)

医学系留学者たちへの雇用条件   10/13/14

最近のお客様たちの話によると、医学系ラボのボスは研究者へ最低でも年間四万七千ドルの給料を支払わなければ雇用できないそうで、解雇された中国人などが職を求めてラボに来るそうだ。

無給で留学される研究者もいれば、もらっても一般平均で三万ドル前後の給料が現実。
それから考慮して果たしてどれくらいのボスが五万ドル近い給料を払えるのだろうかと思っていたら、立て続けに5人のお客様が「四万七千ドル、四万八千ドル」で、中の一人は、それよりも上で今までの最高額だった。

この若い方は彼の教授が取り組んでいる研究に注目をしたアメリカの教授の方から共同研究の誘いがあり、「行ってこい。」と話があったそう。
「優秀なのですね。」と言うと「いいえ、そんなことはありません。運が良かっただけです。」と日本式の謙遜。
私も「そんなことあるわけないでしょう。教授が自分の代わりに抜擢して送るくらいなのですから出来の悪いのを選ぶわけがありませんよ。第一に私のお客様で貴方ほどもらう人はいませんよ。」と言うと、彼も「そうですか、、、。期待に沿うだけの成果を出さないといけませんね。」と感に堪えかねた返事だった。

よく「一年目の働き次第で二年目の給料を出すかどうかを決める。」とボスから言われるようだが、これはどうも馬の鼻先に人参をぶら下げて走らせるみたいに思える。

   秋晴れ 紅葉が見事
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          我が家に住む若い韓国人女性(右から二人目)の家族が韓国から来た。
          右が母親、左が妹そして一番左端が伯母。
          日本人とは体型が全く違う。
by arata-tamiko | 2014-10-14 11:23 | 興味ある話 | Comments(0)

韓国人ですら呆れる歴史湾曲映画   10/3/14

今年の夏に韓国で封切りされた「鳴梁(ミョンリャン)」と言う映画が韓国映画興行記録を塗り替え、その上に最優秀作品賞の名誉に輝いた。
これは1597年の壬辰倭乱(文禄の役)で、朝鮮水軍を率いた韓国一の英雄である李舜臣(イ・スンシン)将軍と豊臣秀吉軍との壮烈なる海戦を描いた映画。

早く言えば現在の反日に便乗した金儲け主義の映画内容で、国民はコンピューター・グラフィックスを駆使した戦闘シーンに痛快な勝利感を覚え、監督や主役俳優が「史実を掘り起こし製作をした。日本の皆様が知らなかった歴史について学ぶ機会になればと願う。」などと、のたまっている。

韓国人の友、Hさんも友人二人に無理強いされて当地で観にいったそうで電話があった。
「本国だけでなく、アメリカの韓国人社会でも皆気違いのようになっていましてね、この映画を観なければ韓国人でないなんて言っていますよ。」
見終わった二人が余りにも感動して映画を褒めるのに、彼女は無性に腹が立ち「どうしてあれが真実の歴史と思うのですか?嘘ばかりです。」と言うと友人二人は唖然として「貴女は親日だから、素直に受け入れられないのよ。」と反論するのに「本当のことを言えば親日になるのですか?親日でどこが悪い。」と言い返したそうで天晴れの一言。

「だってそうではありませんか。李舜臣将軍や兵隊が身につけている鎧はヨーロッパの中世のものですよ。あの時代の朝鮮には、鎧なんてありませんよ。履物だって同じです。将軍が船一隻で出陣して133隻の日本軍と戦って勝つなんて話になりません。それに亀甲船だって未だありません。将軍が毎日書き綴っていた”乱中日記”に書かれてもいないことを創作して史実をを湾曲することは、立派な人格であった将軍を冒涜することになります。あれは映画ではなく漫画です。」と余りの憤怒に日本人の私がなだめる役目。

その映画の中で、敵対するペ・ソル(裵楔)将軍が亀甲船を燃やしたがため、この戦いに活躍できなかったとかで、この人物は嫉妬深い悪党とされている。
すると彼の子孫が「虚偽の歴史で先祖の名誉を傷つけた。」と、監督と制作会社を訴えたのだから韓国ならではと笑ってしまう。

「韓国は、どうしてこんな国になってしまったのでしょうか、、、。」と嘆くHさんに「一等国民ではありませんか?」と笑いながら訊くと「無理です。」と言う。
Hさんが使う戦前の日本語には慣れた私でも、東北大震災の時の東北人の規律正しさや忍耐力に「本当に日本人は一等国民ですね~。」と感に堪えかねたように言ったのには思わず「Hさん、それもう死語です!」とタイムマシーンに乗ったようだった。

   三日間小雨続き
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      料理を始めると、キッチンの網戸に蝿が止まり始める。
      それに目をつけた蜘蛛が大きな巣を作り、蝿が引っかかる様子を観察していた。
      ところが、その蜘蛛に鳥が目をつけサーッと咥えていってしまった。
by arata-tamiko | 2014-10-05 12:45 | 諸々の出来事 | Comments(0)

やっとiPhone6が手に入りました。  9/30/14

到着後すぐにソーシャルシキュリティーを申請してから、僅か一週間で番号が手に入ったTさん御夫妻と喜び勇んで再度Radio Shackに出かけた。
それもReliableから失敬してきた揚げギョウザやフライドチキンを沢山手にして。

ところが取得したばかりのソーシャルシキュリティー番号では、何度試してもVerizonが受け付けてくれず、公共料金の請求書か領収書が必要とパソコンの画面に出てくる。
アパートの入居は数日先だから、そのようなものは一ヶ月先でないと手に入らない。
「こうなったら最後の手段で、ボスに事情を話してみる以外の解決策はないわ。」と半ば強制的に電話をかけてもらった。
すると「そんなに大変ならAT & Tでも良いよ。」との返事で、私達三人は「やれやれ、これで全ての問題から開放される!」と言う思いで大喜び。

ここで、また別の問題が出てきた。
現在店には、AT & TのiPhone6の在庫が一つしかなく入荷は来週半ばとのこと。
そうなると、一刻も早くに必要に迫られていたため購入せざるを得なかった40ドルの携帯電話二つを二週間以内に返却できなくなる。
すると黒人の店長は「二週間過ぎてもお金は返してあげるよ。心配するな。」と言ってくれた。
流石に差し入れした食べ物の力は大きい!

二日後の月曜日朝一番に店長より「入荷したよ。」と電話があり、「夜だと自分はいないけど他の店員が分かっているから。」と彼は言った。
またもやReliableで失敬してきた日本のお菓子などを手にして8時に行くと、顔なじみになった若い黒人の女店員が対応してくれ、コンピュータに情報を打ち込みながら彼女は四苦八苦。
そこへ店長が心配してガールフレンドと店に戻ってきた。
二週間過ぎているためVerizonの電話番号をそのままAT & Tに移すのに大変な困難となり彼はかなり苦労していたが、Mさんは既に職場の書類全部に登録してしまっているので番号が違えば困ってしまう。

そんなこんなで一時間半かかったが、合間合間にガールフレンドは彼にまといつき、二人はアイスクリームみたいに溶けてしまっている。
「貴女からアイスクリームみたいって言われたら、食べたくなって終わったらアイスクリームショップに行くことにしたの。」と言うから笑わせる。
二人が住む場所は30分も離れていて「会うのに大変ね。」と言うと「距離なんで問題ではないわ。彼はそれだけの価値ある男なのよ。」とウットリと相手を見るから可愛い。
「デートを邪魔してごめんなさいね。それにこんなに待たせてしまって。」
「心配しないで。彼は責任感が強いから最後までやり遂げないと気がすまないの。だからこの歳で店長にもなれたの。誇りに思うわ。」と、またウットリ。

店長に「貴方は女性を見る目があるわ。彼女の言葉を聞かせてあげたかったわ。付き合ってどのくらい?」と聞くと「どのくらいと思う。」と反対に訊いてきた。
この燃え方では、、、と推察をし「数ヶ月!」と答えると、私に人差し指を向けて「その通り。どうして判ったんだ。」と満願の笑み。

2つの携帯電話の$80も返してもらい、MさんのVerizonの電話番号もAT & Tに無事移せてやっと完了。
実に長~い、長~い、道のりでした。

   小雨
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            Harvard Sq.でゴミ箱に入って物乞いをする若いホームレス
by arata-tamiko | 2014-10-01 13:37 | 諸々の出来事 | Comments(0)