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占い師のご神託   9/30/10

 スヨンのインタビューの結果はどうだったか、、、と電話をかけてみれば、未だだと言う。
年配者が多いAの店に月曜日から働くことになっていたのが、日曜日の朝にBの店から「月曜日にインタビューに来てくれ。」と、誘いの電話がきたそう。
困ったスヨンは、食品関係の仕事をしている友人に意見を求めると「もちろん、Bの店の方が良い。」とのことで、Aを断った。
なのに月曜日の朝、突然Bの店から「社長の最終返事をもらっていないので。」と電話があり、就職の話は中に浮いたまま。

 「一週間以上経っているのに何しているのよ。」と、つい言ってしまう。

「私は今度の誕生日が来るまで、この一年は悪運なんだって。」と、声を落とす。

「だれが、そんなこと言ったの?それにその誕生日って、どの誕生日を意味するの?」

信じがたいが、韓国では三つの誕生日がある。


1) 生まれた西暦の月日

2) 生まれた旧暦の月日 

3) 国民番号を役場に申請した日


 このことを知らなかった時、車をぶっつけられスヨンが証人として警察官に生年月日を聞かれた。
そして、彼女が「一つは3月XX日、二つ目は4月XX日、三つ目は6月XX日。」と答え、警察官が「長いこと警察官をしているが、三つも誕生日がある人間は初めてだ。」と、ゲラゲラ笑い出した。
私も、その笑いに誘われ笑い出し、本人のスヨンも大笑いで、最後には三人で爆笑の渦となった。

 仕事が見つからない娘のため母親が、よく当たると評判の占い師のところでお伺いを立ててもらった話には「馬鹿馬鹿しい。そんなことくらい、私だって占えるわよ。」と言ってしまう内容だった。
ご神託とは「ボストンにいる限りお金を失うか、病気になる。早く他の大きな州に移ったほうがいい。誕生日を迎えた後は運がついてきて男との出会いがあり、それも金銭的に恵まれた人。」だそう。
「仕事が見つからず働いてなければ手持ちのお金がなくなるのは、当たり前でしょう!そして毎日鬱々と暮らしていれば、精神的に参って体を壊すかもしれないわよ。大きな州なら、それだけ男性との出会いも多いでしょうよ。」に「本当、私でも言えるわ。」と笑うスヨン。
思ったとおり、お母さんは結構その占い師に相談事をしているそうだから、スヨンのこともかなり知っているはず。
スヨンのことを占うのも、難しくはないだろう。

 「待っていてよ。その金持ちの男と結婚してボストンに戻ってくるからね。」と、大笑いしている暢気なスヨン。

   この蒸し暑さ
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        NHKのニュースで取り上げられていたので、半信半疑で鮭の切り身を焼いてみた。
        もちろん、日本で焼いていたほどの美味しさは望めないが、結構いける。
        それに何と言っても、家中が生臭くならないのが最高!
        キッチンに少し漂う臭気は、キャンドルで十二分に消せる。
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          上の商品の大きいサイズを友人の大岩さんに頼んだところ、一緒にこの製品も
          送ってきた。
          未だ試していないが、本当に唐揚げが出来るのかしら?眉唾もの。
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            極めつけは、やはり一緒に入っていたこの製品!
            「私に騙されたと思って、2時間ください。四日後に変化が、、、。
            気持ち良いくらいに脱皮します!」とメモが添えられて。
            彼女が騙すとは思わないが、顔に使ったらどうなるのかな~と、思って
            しまった。
            しかし、今更足の裏まで見せる男性もいなしな~、、、、。
            全く、日本人が考え出すアイディア商品には驚嘆させられる。


        



 

  
by arata-tamiko | 2010-09-30 13:41 | 楽しかったこと | Comments(0)

Joyce Chen店の奥さんと再会   9/27/10

  Hマートのカスタマーサービスに働く年配のアメリカ人女性は、愛想が良く親切。
無愛想な韓国人店員の中だから、よけい目立つ。
私がボストンに来た頃は、日本食料品を扱う店は、吉野家とJoyce Chenの2店舗しかなかった。
その中国系の店、Joyce Chenの奥さんではないか?と、思い始め、カスタマーサービスの電話番号が分からないため、Hマート内にあるCho Cho`s食堂の奥さんに、彼女が出勤しているかどうかを聞いてみた。
姿を見かけたら電話をしてくれるとのことだったが、待つのは苦手だし、欲しいものもあったので、直接出かけた。
カウンターに行くと、彼女が受話器を取ってダイヤルをしている。
「ちょっと、待って。」と、ジェスチャーをした彼女、ベル音を聞きながら「留守のようだわ。メッセージをおくからすぐよ。」と笑顔を見せる。

 「貴女は、もしかしたら?」と聞くと、やっぱりそうだった。
27年ぶりの再開。
数分話していると、彼女が「これ、貴女の番号?」と見せてくれたのが、Cho Cho`sの奥さんが書いた私の電話番号だった。
「Oh, my God! 私が今電話をかけた相手は、貴女だったのね。」と、大笑いとなった。

 Joyce Chenと言う料理研究家として一世を風靡した中国人女性がいた。
Bed Bath & Beyondには、Joyce Chenと言う会社名でクッキング用品を見かける。
その息子さんの奥さんが、このバーバラで、Arlingtonの店を閉めたあと、Actonに移り東洋食料品店を経営していたが、数年前にご主人が亡くなり、Hマートに就職したそう。

   霧雨
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     箱庭に沢山できるケンニップ(エゴマ)を、近くの韓国レストラン、NANNASushi
     あげている。
     店が閉まったあとの夕食に呼ばれ、ケンニップ、豚の背骨、ジャガイモを何時間も煮込んだ
     カムジャタンを頂く。
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         左から2番目がご主人。隣が奥さん。ご夫婦とも親切で温かい。
         ここの韓国スープ類は美味しい。お寿司も結構いける。

         Manna Sushi  ( Arlington Center )
          9 Medford St, Arlington, MA 02474
         
by arata-tamiko | 2010-09-28 14:33 | 諸々の出来事 | Comments(0)

中国人より日本人と間違われた方が良い   9/25/10

 シカゴに移ったスヨンから、殆ど毎夜電話がかかり「その家が恋しい、ボストンが恋しい。」と、泣き言。
明日、あるスーパーのインタビューを受けるが、そこはシカゴにおける老舗店で年配者の客が多いそうで「これでまた縁遠くなってしまう。どうしょう、、、。」と、遠くにいても笑わせる。
父親が厳しく、大学生になっても夜出かける場合は、同性の友人を家に連れてきて両親に紹介しないといけない。
父親は、友人の姓名、住所、電話番号、最後は親の名前まで書き留めると言った具合で、友人たちは段々スヨンを誘ってくれなくなった。
「私が、結婚できなかったのは父親のせいよ。」と、笑っていた。

 狭い一部屋に宿泊しているスヨンは、近所の韓国系のお店で日本のふりかけやインスタントの味噌汁を買っての食生活。
「料理する台所はないの?」と聞けば「あるけど、フライパンも包丁も何もないのよ。」と、また笑っている。
御飯は、韓国から持参した圧力釜で日本の”かがやき米”を炊いているそう。
(この韓国の圧力釜で炊いた玄米の美味しいこと!先日、400ドル出して購入した象印の圧力釜炊飯器など、足元にも及ばない。)

 こうやって日本食ばかり買っているスヨンを若い男性店員は日本人だと思っているらしく、英語で話すそう。
「そろそろ”オッパ(お兄ちゃん)~、可愛いわね~。”と韓国語で言ってあげよっと。」には爆笑。
中国人と思われていないことを喜ぶので、聞くと「韓国人は、あんなに汚い国民でないわよ。」。

 私と住む高校生のチェボギの様子を聞くので「自分で買って冷やしたマクワ瓜を半分にして種をつけたまま、お皿にものせず私の部屋に”甘いですよ。”と、持ってきてくれるような愛らしい性格よ。
でも聡明とはチョッとほど遠い男の子ね。」に「私を”大韓民国一番のパーボ(お馬鹿さん)。”と言っていたけど、韓国には私より馬鹿がいたことが、やっと分かったでしょう!私の椅子を其の子に譲るわ。」と、ケラケラと大笑いしている。

   急激に冷え込み霧雨
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               この犬は公園が大、大好きで、どんなに引っ張られ首輪が
               首にくい込んでも、毎度帰ることを断固拒否する。
               見かねた女性が究極の策としてお菓子を見せても反応しない。
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                 上のお姉ちゃんは、立ち上がらせようと凄い形相
by arata-tamiko | 2010-09-27 14:00 | 諸々の出来事 | Comments(0)

尖閣諸島と日本政府の外交の弱さ   9/25/10

 ここ一週間は朝晩のNHKニュースは、始まって15分ほどして見るようにしている。
この船長釈放関係が毎度トップに取り上げられ、朝見ると一日が不愉快となり、夕に見ると御飯が美味しくない。
石原知事が「やくざに等しい。」と怒っていたが、彼らより始末が悪い。
やくざは一個人、今回は国なのだから。

「謝罪、賠償を求める」とは恐れ入谷の鬼子母神。
盗人猛々しく、それに輪をかけて日本側のしたことは「盗人に追い銭」っていうもの。
これでは、尖閣諸島が中国の領土だと認めている。
前原外相が「国内法に基づいて粛々と、、、。」と、形容していたが、政治家達が馬鹿の一つ覚えのようにこの「粛々」を使い始めてから、政治家も日本も駄目になってきたような気がする。
 NYで日本を恫喝して「黒を白」と、堂々と言い張るしたたかな温家宝、かたや日本の政治家は原稿を見ながら、うつむき加減に見解を述べる姿。
どう立ち向かっても勝つ相手ではない!

 韓国は、日本政府の対応を興味深深として見守り「日本側の完全なる敗北!」と各新聞の見出し。
「力なき正義、国家間に通用せず」と、ある韓国新聞の論評。
全くその通りで、竹島を主張する韓国側に前例を与え、日本政府の外交の弱さを見せ付けた。
特に韓国は日本が日清戦争で、中国の属国であった朝鮮を独立国とするまで散々苛められていた歴史上の苦い経験もあるから対中問題には神経を尖らせている。
中国人を「チャンケ」として馬鹿にし、中国人は韓国人を日本人以上に嫌い。
この人は台湾人だったが、Reliableで働く私が日本人と判ったとたん「韓国人のところで働く日本人なんて初めて見た。どうしてなの?恥を知りなさい!」と、怒られたことがある。

 Hマートの大安売り、一番美味しいお米「かがやき」が、$16.99で、18個入りの卵パックが$1.
何やかや大安売りだと、つい買ってしまう。

   温かく初夏のよう
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               デザイナーの卵の紐と洗濯ばさみ作品
by arata-tamiko | 2010-09-26 01:50 | Comments(0)

チゲの頂き方   9/23/10

   Hマートの食堂の店主より、日本語のサインを頼まれていたので持っていくと、すし屋の隣にあるCho Cho`sの奥さんが「私が買うから一緒にお昼を食べましょうよ。」と誘ってくれた。
サインを書いてあげたお店から、ユッケジャンを持ってきて「あなたへお礼代わりだってよ。」と、その上キムチもカクツギも山盛り。
 自分のお店から紙のスープ皿を持ってきて、一人前のユッケジャンを二人分に分けてくれたのは以外。
彼等は、チゲ等を頂くときは、グツグツ煮立つ鍋の中に各人のスプーンを直接に突っ込んではスープを口に運ぶ。
これはよしとしても、突っ込む前にスプーンを下でペロ~リと舐める。
思うに、チゲの場合は御飯もスプーンで頂くことが多いので、御飯粒がくっついていては悪い、、、と思うのではないだろうか。
スプーンについた食べ物を、実に自然に何事もなく舐めて綺麗にしている。
でも、ペロ~リ、ペロ~リを見るのは、気持ちよいものではない。
ヨン様に夢中な日本のオバ様たち、韓国人の彼がこのようにしてチゲを食べる姿を見ても、それはそれで”素敵!”と思うのかしら?

 明日金曜日からHマートはチュソク(中秋節)と一周年記念の大安売りが始まる。
スヨンの家では、父親が孫達も全員集め床に座らせ、先祖に供えた大ご馳走を前にして延々とご先祖様一人一人の話が続くので、足が痺れ拷問に等しいそうだ。
でも、これはとても良い風習だと思う。
二日後の父親の誕生日のご馳走を作るのが面倒なスヨンの母親は、以前、大量に作って冷蔵庫に保存しておいた。
同じご馳走をテーブルに見た小さな孫が「あれ?今日もまたチュソクなの?おじいちゃん。」と聞いたそう。

 押尾事件の報道を聞いていて違和感を覚えていたが、私と意見を同じくする人を見つけた!
仏壇の前で彼を責めているご両親のニュースを見ながら「このご両親は、自分の娘が妻も子もある男性と、しかも薬を使って情事にふけっていたことが”罪”とは感じていないみたい。」と、思えた。

    http://www.j-cast.com/tv/2010/09/20076195.html  (J Cast テレビウォッチ)

   昨日と今日は初夏のよう
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             中国レストランで使われるテイクアウトの紙コンテイナー使用
by arata-tamiko | 2010-09-24 12:44 | 諸々の出来事 | Comments(0)

これで国家公安委員長とは大丈夫?   9/21/10

  いったい、この日本はどうなっているのだろう、、、と思うニュースばかり。

 国家公安委員長として任命された女性の岡崎トミ子氏、韓国まで出向いて「慰安婦問題支援団体主催の反日デモ」に参加。
日本大使館に向かって、韓国人と一緒に拳を振り上げている。

 アメリカでもベトナムから帰還したあと、この戦争を激しく非難したジョン・ケリー氏が、2004年の大統領候補に指名され立候補したのだから、フリースピーチと彼女の思想による言動と言ってしまえば、それだけのことだが、、、。
しかし、このことで民主党の役職停止処分となっているからには、民主も非を認めたことになるのに、どうして菅首相はこの役職に任命したのだろう?。
私、個人としては何とも納得ができない。
せめて、国民の税金を使っての反日デモ参加でなかったことを願う。

 前任の中井国家公安委員長も劣らず酷かった。
議員宿舎の鍵を交際している女性に渡し、マスコミにばれると「お掃除の女性」と弁明。
泊まりで掃除するおばさんなんて聞いたことがない。
しかも、ほろ酔い加減の氏が、天下の大道で彼女に顔を近づけKissをしていると思わせる写真、いくら夜とはいえ、実に無様で見苦しい。
本人は「俺は独身だ!何が悪い!!」と吼えていたが、これで国が守れるのか!と言いたい。
70歳近い肥満体型の男が、はるかに若い女性と、こんな姿は醜悪以外のなにものでもない。
「家でしろ!」と言いたい。

そして、極めつけは現職検事の文書偽造事件。

 今朝も姉と、中国漁船の件も含めて延々と話が続き、最後にまた「なんで私達二人が国家を憂えて憤らなければいけないのかしら?」と言いながら、5ドルのテレフォンカードを殆ど使い切ってしまった。

  晴天 
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                          デザイナーの卵の創作服
                          全てメタルが使用されている
by arata-tamiko | 2010-09-23 00:26 | Comments(0)

自動車安全運転センターの英訳   9/20/10

 保険加入の際、日本から持参した「無事故無違反証明書」の証明期間が六年に満たない方がいた。
6年間をもらえなかった理由は二つ。

1)は「パーキング違反」

2)は運転中の「携帯電話使用」

 車が動いていなければ違反とならないため、パーキング違反は関係ない。
また、MA州では未だ運転中の携帯電話使用は認められているので、1)も2)も保険額には響かず、違反内容の証明書があれば、現時点支払い額より低くなると言われた。

 そして、この方は日本から「違反内容証明書」を取り寄せFaxしたところ、「割引は出来ない。」の返事がきたと電話があった。
すぐに代理店に問いただし、話してみると日本側の英訳によって、違った意味となってしまうことが判明。
安全センターは「パーキング違反」を、難しくひねり上げて「Driving where prohibit space」と記載していた。
これで、保険会社は「一方通行の進入違反」とか「進入禁止場所に進入」と解釈してしまったそう。
簡単に「Parking Violation」にして、このような場合は、一切「Driving」と言う単語を入れてはいけないと助言を受けた。

 8年ほど前くらいからだったか、、、、。
このような証明書の提出が求められるようになったのは。
それまで、口頭で「自国においては違反歴は一切ありません。」で済んだのに、2001年の同時多発テロ以来、アメリカの多くのシステムが変わってきてしまった。

 二日前にボストンを離れたスヨンから、毎夜電話がかかってくる。
一人の知人を頼っての仕事と部屋探し。
契約した部屋はベッドも何もなく、買った毛布に包まれ休むそうで「そこの暖かい家に帰りたい、、。」と半泣き。
「ウジマ(泣くな)!自分で決めたことなら、精一杯出来ることをしてみなさい。」と、激励しておいた。

   午後から曇り すっかり秋
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             近くのモールで、デザイナーの卵たちの作品展が開催されていた。
             一つ、一つの作品は創作性に富み、見惚れてしまう。
             沢山のクレジットカードのみ使用の作品
               
by arata-tamiko | 2010-09-21 02:56 | 車と保険に関したこと | Comments(0)

反日教育とスヨン   9/18/10

  スヨンが今朝の10時半、Americanでシカゴに飛び立った。
シクシク泣く彼女に「戻ってきそうだから、私は泣かないわよ。」と、別れの言葉とした。

 最後の最後まで笑わせてもらった。
今朝は、飛行場に行く一車線の道の真ん中を走る自転車を追い越せない。
スヨンが窓を開け「ヤァー、ビッキ(どいて)、、、!」と、怒鳴った声が小さくなって「ビッキョ!」まで続かない。
私の顔をハッと見て「オモ、オモ、どうしょう。いい男だわ!」と、言うや、自転車の男のほうに頭を下げて「オッパー(お兄さん)、アンニョンハセヨ。」言うのだから、参ってしまう。

 歴史の先生だった彼女の自慢は、472年間に渡る朝鮮王朝の25代全部の王の名前が言えるほどの愛国精神。
お店に働くまで、個人的に日本人を知ることもなく、全ては反日教育で教えられた日本人像だったと思う。
歴史観の違いはあれど、お店で出会う日本人、私を通して知る日本人によって、彼女の日本人感は、かなり違ってきている。
今日、別れるときも「必ず一緒に日本に行こうね。約束よ。」と言う。

 小学校時代から仲良しの友人宅に住んでいたスヨンは、あることで喧嘩して追い出されてしまった。
行く場所もなく、目を赤くして働いている彼女に同情して、アパートが見つかるまで、、、と、我が家に住まわせたのが始まりで、こんなに長くなるとは思いもしなかった。
お互いに相手が何を言っているのかサッパリ理解できず、漢字で書いてみたり、日本語の解る韓国人に何度助けを求めたか。
食卓に座っても、黙って御飯を食べながら、時折顔を見合わせて、にっこりするばかりだった。

 スヨンは、とてもボストンに住みたかったが、この6ヶ月間、仕事が見つからない。
彼女は、どんなに酷い風邪を引いても高熱が出てもお店を休んだことが一日もなく、真面目に働いた。
女性店主は友人から聞かされた噂話に耳を傾け、これだけ正直で真面目なスヨンに感謝せず大切に思ってくれなかったのかと無念。
亡くなった彼女の夫なら、噂話をする人を軽蔑し一笑で終わらせたはず。

   秋晴れ
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                   名前は知らないが多年草の可愛い花
by arata-tamiko | 2010-09-19 13:19 | 諸々の出来事 | Comments(0)

軍隊とシルミド   9/16/10

  可愛いチェボギーは、体の割には小食。
「ごちそうさま!」と言うチェボギーに、スヨンが「ヤァー、ヤァー。韓国の男たるもの、もっと食べろ!」と、自分のスプーンで彼の頭を叩く真似をする。
「ヌナ(お姉さん)一杯食べましたよ。」と言い返すチェボギーに「アイゴー、あんたみたいな男は、日本女性と結婚した方がいいよ。韓国の女だったら”ウェー(なんで?)、ウェー、ウェー、私の料理が食べれないほど不味いのか!黙って、もっと食べろ!”と大声で怒鳴られるんだから。
日本の女だったら”どうしたの?私の作ったものが不味かったかしら?ごめんなさい。明日は気をつけて美味しいものを作るわ、、、、。”って謝るのよ。」と、ソフトに甘く小声で真似をしてみせる。
 そして「で、どっちの国の女性がいいの?」と訊くと「日本。」と返事したチェボギを「アイシッ!」と、またスプーンで叩くジェスチャーをする。

 家は結構豊からしく、その上一人息子なので母親は溺愛している。
母親が選んだ掛け布団は高価そうなピンクの花柄。コーヒーカップは、赤、青、黄、緑の水玉模様。
スヨンから「なに、これ?」と軽蔑のまなざしで言われていた。
 「あんたのような軟弱は軍隊に早く行ったほうがいい。2年では短すぎる。三年にした方がいい。」と、勝手に兵役期間を決めている。
「絶対に軍隊は嫌だ。あの歌手のように歯を抜いてもいい。」と言った。
(最近ある歌手が、虫歯のせいにして、12本も抜いて兵役免除を申請した)
スヨンは「オモ、オモ、オモ、この馬鹿は何を言っているのかしら?女の私でも北朝鮮が攻めてきたら、戦おうっていうのに。」と、、使っている箸でテーブルを叩く。

 「もう、可愛いチェボギーは”シルミド島”に送らないと駄目だ。そこで鍛えてもらおう。」と言う。
(シルミドと言う名の島に、死刑宣告を受けている凶悪犯たちを船で極秘に送り込み、北朝鮮の金日成首相暗殺目的のため恐怖の軍事訓練を彼らに課した現実の出来事。映画にもなった。)
そして、箸を鉛筆に見立て、舐め舐めしながら、手のひらに「李・明博大統領へ」と、嘆願書を書くふりをして笑わせる。
どんな韓国コメディーよりもスヨンは面白い。

 この笑いも明日一日で終わってしまう。スヨンは明後日の朝に他州に出発する。

   夕方から雨 日ごとに空気が冷たくなる
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       ワイヤーヘヤー・ダックスフンド。なにかウッドチャックみたいで可愛くない。
by arata-tamiko | 2010-09-17 13:49 | 諸々の出来事 | Comments(0)

韓国の習慣とはいえ、、、。   9/15/10

  四年間、口喧嘩一つすることもなく一緒に生活してきたスヨンが出て行くことが決まりかけた頃、私達共通の友人から「町のカソリックスクールに通う高校生の甥をおいてくれないか?」と頼まれた。
一年前からお願いされていたが、気ままな暮らしを二十数年しているのに、一旦男性が同居すれば、それなりに気兼ねをする生活となるので断っていた。
 新学期が始まる前に、また再度頼まれ、日本の姉からも「その歳になったら、だれか家にいた方がいいわよ。孤独死って多いものよ。」と言われる。
友人家族は善良な人々なので、その甥なら間違いないだろう、、、と、条件をつけて受け入れることにした。

1) 食事は自分で作ること。一切私は面倒をみない。

2) トイレ使用時は立ってではなく、座ってすること。便器や床に、しぶきが散らばることは耐え難い。


 夏休みが終わって戻ってきた、その男の子に会って背の高さにビックリ!
116年前に日本(それも蝦夷の地まで)、朝鮮、中国と4度も旅をしたイギリス人女性が、旅行記で「日本人男性の体格の貧弱さ、韓国男性の屈強な体格と背丈」と記載しているが、彼は高校生で186センチ。
 
 我が家は165年前の建築だから、天井の高さたるや踏み台を使っても並みの背丈の日本人男性では電気の球を換えれないのが、悩みの種だった。
背の高い男性が来ると「すみません、球をかえてくれませんか?」と頼んでいた。
この子を見たとたん、スヨンも私もパッと天井に目がいき、顔を見合わせて頷いた。 

 とても性格の愛らしい子で、私達は「キョウン(可愛い)、チェボギー(チェボギちゃん)」と呼んでいるが「イェー」と、この身長で素直に返事をする。
 牛肉の薄切りを炒め、箱庭に沢山なっているエゴマの葉を採ってきたチェボギ。
炒めた肉を、ごま油に塩と胡椒を加えたタレにつけエゴマに包んだものを、自分が食べる前に「口を開けて!」と、私の口につっこもうとする。
韓国の習慣だし、可愛いな~と思いながらも、他人の息子から口に入れてもらうには抵抗がある。
悪いとは思いつつ、手に取ろうとすると「だめ、だめ。」と口先に持ってくるので「日本にはない習慣だから慣れるのに時間をちょうだい。」と解ってもらった。
「とても美味しいわ。」と褒めると「また、作ってあげるからね。」と、可愛い。

   秋晴れ
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    公園のメンバーから「こんな傑作な犬は見たことない。You Tubeに載せろ。」と言われる。
    皆から「タフなチビ公!」と呼ばれ「自分のサイズを知っているのか?」と、からかわれる。
    大きな犬が好みで、一丁前に自分も加わって、組み敷いているつもり。
   
by arata-tamiko | 2010-09-16 23:55 | 諸々の出来事 | Comments(0)