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戦後の韓国における、ある予言   6/29/09

                        ソ連には騙されるな!
                        アメリカは当てにするな!
                        日本は立ち上がる!

 この言葉は30年前、釜山の我が家にお手伝いさんで働いていたチャンさんが教えてくれた。
私達は彼女を”おばちゃん”と呼び、泣きたくなるほど暖かく人柄が良く、身内のようにして三年半の日々を過ごした。
「奥さん、戦後の朝鮮では皆が言っていましたが、ほんまにそうなりましたな~。」と感に耐えぬ様子で言っていたことが昨日のよう。
 二日前に来られたHさんに電話で聞くと「知っていますよ。その予言が書かれた張り紙を我が家の近くで見ましたよ。」
「私が記憶する限り、貼紙は町の中心地一箇所だけでした。」と予言が本当になったと言う。

 Hさんは京城(ソウル)の人、おばちゃんは釜山。今のように情報網がない60数年前に、これだけの広範囲に渡って言われていたとは驚異。
しかし誰が言い出したのかは二人とも知らない。
 主人の友達だった釜山の黄さんに電話をして訊いてみると「奥さんから言われて60年以上前のことを思い出しましたよ。そうです。その当時、歌うようにして町で皆が言っていましたね。」
そう言われればHさんも「韻で作られた韓国の詩のような文章でしたから背筋が寒くなりました。」と言っていたから歌のように黄さんには聞こえたのかも。
彼も「「さぁー、だれが予言したのか私も知りません。でもその通りになっていますよ。」と言う。
我が家に来られた三人の話をすると「その当時に、そんな学校にいけたってことは相当な家柄、つまり貴族のようなものですよ。そんな人たちから昔話が聞ける奥さんはラッキーですよ。韓国でも無理です。」

 黄さんは職業軍人。54年にワシントンの海軍に三年間送られ、シボレーの新車が1,750ドルで買えた時代にアメリカ政府から450ドルの月給をもらっていたそうだから優秀な軍人だったことが分かる。
戦前の日本語教育を受けた彼は私と上手な日本語で話をする。

 いったい誰が作った詩なのだろう?  とても知りたい!

 この予言については現代でも知れ渡っているのかとスヨンに訊いてみた。
案の定、嫌な顔をして「それは親日派たちだけが言ってた言葉よ。」とだけ言って後は完全に私を無視する。
このような態度を見るたび彼女の視野の狭さが気の毒になってくる。
教育のせいか彼女が歴史の先生だったからか、、、、。
盲目的な国粋主義の彼女は、きっと最後の「日本は立ち上がる」が気に食わなかったのだろう。

   時折激しい雨  時折晴れ間
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                       名前は何だろうか?
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                     図書館の庭に咲く花
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                        上の花の大写し 
by arata-tamiko | 2009-06-30 14:06 | 興味ある話 | Comments(0)

大トロと私の食い意地   6/28/09

 お店に松坂投手のTシャツを着た愛くるしい7歳くらいの男の子に「好きなの?」と聞くと「うん。」と恥ずかしそうに言う。
若い母親はマグロの落としのパックをカウンターにのせながら「そうなのよね~。」と笑う。
「マグロがお好きなら今日はCafe Sushiで本マグロがありますよ。それに他のお寿司は一ドルですから。」と地図を画いて説明。
と、言うのは、お昼にお店のMさんから久しぶりの本マグロ入荷の電話。
美味しいものを独り占めにするのはもったいなく、この喜びを人にも分けたい性分。
で、私のお客さんだった人たちへ電話をかけまくっていた。
留守電を聞いた精神科医のMさんは、きっと「自分が美味しいと思うと他人も必ず思う、、、と、勝手に決め込む性格が出てきた。」と分析をしたに違いない。
勝手に精神分析をしておけばいい。美味しいものは美味しい!

 3時過ぎの昼食で空腹感は湧かないが、この本マグロを食べなかったら人生で大損した気になる。
一人でカウンターに座っていると、お店で会った男の子が父親も一緒に家族でお寿司を楽しんでいる。
暫くして私に気づきカウンターにきた母親が「息子が”おばちゃん、来ないのかな~?”とキョロキョロして待っていたんですよ。」と息子の頭を撫でながら言った。
「ありがとう。またお店に来てね。お菓子をあげたいの。」と言うと嬉しそうにうなづく様子の可愛いこと。
(スヨンは店で韓国の子供達に”日本のお、ば、あ、ちゃんに挨拶しなさい”と、いつも言っている。
60歳過ぎれば、そういわれてもしかたないとは思うが余りいい気分ではない。
自分が歳を取って初めて知る感覚。年配者を絶対に”おばあちゃん、おじいちゃん”とは呼ぶまいと心にきめている。
だから”おばちゃん”と言ってくれた男の子によけいお菓子をあげたくなってしまう。)
またお目にかかりたい家庭の温かさが伝わってくる母と息子だった。

 電話をした弱虫先生が、私に気づき、もう一人の私のお客様だった方とほろ酔い機嫌で挨拶にきた。
弱虫の名前が広まっているようで「僕はもう弱虫ではありません!強くなりつつあります!」と声高く言うと、もう一人も「そうです。僕も強くなっています!」とは笑わせる。
こんな寝ぼけたことを言っている間は未だ弱虫なのだ。

 お腹が空いてなかったし前に大トロを6個食べたら気持ち悪くなったことがあるので2個だけにした。
それではお店に悪いかと思って他に2個追加。
 大好物の本マグロ2個のために車を走らせて行くのだから、まだまだ生きる元気はある。

   曇り  深夜から雨
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                   大トロ2個で8ドル50セント也
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                    図書館の広い庭の置物かと思った
by arata-tamiko | 2009-06-30 00:03 | 諸々の出来事 | Comments(0)

事実は小説よりも面白い   6/27/09

 家に来て頂いた三人の韓国人たちの昔話は、どんな小説よりも面白く興味深かった。
特に彼等の両親や祖父母の思い出話となると百年否それ以上の出来事となる。
圧巻だったのはK氏の伯父さんの話。
昔の朝鮮では年上のお嫁さんを幼い息子にあてがった。年齢差が大きいとお嫁さんが将来の夫となる子を背中におんぶして子守をしていた。(確か日本でもその風習があったと読んだことがある)
子供だった伯父さんは結婚式で朝鮮式の化粧をした自分のお嫁さんが怖くて便所に隠れ父親から引きずり出された話は爆笑もの。
(花嫁は日本の”おてもやん”のように、ホッペにまん丸の真っ赤な印をつける)

 日本の帝大を卒業した伯父さんは共産主義者となり日帝時代、14年間獄につながれても転向は拒否したと言うから筋金入り。
再度逮捕され投獄された時は父親(K氏のお祖父さん)の妾である妓生が朝鮮総督府の偉方に頼み込み釈放してもらった。
「どうして妓生が?」と訊くと、政府の要人達は妾が働く妓生館の客で個人的にも懇意にしていたそう。
  24時間伯父さんを見張っている警察官二人、近所の手前もあるし凍てつく日々の中の辛い仕事にお祖父さんは気の毒に思い、始めは食事を出して泊めていた。
終には家の中に部屋をあてがい住まわせたというから、提供するお祖父さんもお祖父さんで素直に家に入り込む警察官も警察官。これも笑い話。

 終戦後の伯父さんは北のスパイと連絡を取りながら暗躍をした。
南朝鮮の警察関係者への暗殺が続き北朝鮮に顔がきく伯父宅には闇夜にまぎれて大袋一杯に詰められた現金が彼等からこっそりと持参された。
その方法に皆で大笑いとなった。
 伯父さん宅に、いつも遊びに行っていた中学生のK氏が一役かう。
外から「もしもし亀よ亀さんよ、、、。」と小さな声で歌う日本の学校唱歌が聞こえると伯父さんから言われた通りに門を開ける。
するとドサッ!と現金入りの大袋を投げ込むやいなや去っていく。これで彼等は命乞いをするわけだ。
「その袋を床下に隠しますが、本当に沢山ありましたよ。」とK氏。
 普通暗号は「山」と言えば「川」とか手短に言う。それが切迫した状況で暢気に歌を歌うのだから笑える。
「だから僕はこの歌はよく覚えていますよ。」には、またもや爆笑。

 「6月25日の朝鮮戦争勃発三日前に伯父さんは北からの侵攻を知っていたから北と相当やり取りをしていたのでしょうね、、、。」
伯父さんも娘のような歳の妓生と一緒に北へ行ったまま二度と帰ってこなかった。きっと金日成に粛清されたのだろう。
出発前、身内の食事の席で「政治家だけにはなるものではない。」と皆に言い渡したと言うから後悔するものが多いにあったのでは、、、と推察する。

 K氏のお父さんは東京医学専門学校在学中に関東大地震にあい、朝鮮人と言うだけで警察に引っ張られた。
「その時に受けた拷問でね、顔中煙草の火傷の醜い痕が残っていましたよ。」とK氏は顔をしかめていた。
 三人とも家柄よく最高峰の教育を受けた人々、聞く事が多く4時間以上話を聴いても飽きることはなく、またの機会を作って集まりたい。

   久しぶりの太陽
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          左の二人はK氏御夫婦  前田さん母娘  右手前がHさん
     同じ日本語教育を受けた同世代ながら、文藝春秋を購読していると言うHさんは
     読書好きなだけあって日本語が一番上手
     皆より数年長く日本語教育を受けたK氏にHさんは「貴方の話す日本語も英語も
     下手ですね。韓国語も馬山の酷い方言で私は理解できません。」と言いたい放題
     ソウル大では彼より一年先輩だったので女性ながら威張ってもいいと笑っている
     K氏の奥さんのお祖父さんは英語、フランス語、日本語が得意だった  彼女が75歳
     となるとお祖父さんは百年以上前の人  驚くばかり
     K氏によるとHさんの亡くなったご主人は理論化学で韓国では有名な人とのこと
     MA州のある大学教授だった
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                          私が作った五目寿司
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                   一本の木に白と桃色が咲く韓国花みずき
by arata-tamiko | 2009-06-28 13:47 | 興味ある話 | Comments(0)

私に訊かれても、、、、   6/25/08

 Walthamにある歯科クリニックの韓国人歯科医、私に日本語で「お久しぶりですね。」と挨拶。
だから私も「オレマニエヨ。」と韓国語で返す。
先生、私になれてきて結構日本語を使うようになってきた。きっと学生時代に勉強をしたのだと思う。
 歯をクリーニングをしながら「ところで近頃の松坂投手はどうしたのですか?」と彼の高校時代の歴史に残る?活躍ぶりを話しながら私に訊いてくる。
よほどの野球好きのようだが私に訊くのはお門違いと言うもの。
しかもこちらは口を開けたままなのだから話しも出来ず「アウアウ」言うのみ。
まともな分析が出来れば、今頃は野球解説者にでもなっている。

 日本のジャーナリストらが25日付の韓国3大紙「東亜日報」「朝鮮日報」「中央日報」に「拉致被害者を一人残らず救出し、故郷で待つ家族と再会させなければならない」と全面の意見広告を出し訴えた、、、とサンケイ新聞紙上に載っていた
スヨンは朝晩インターネットのニュースを隅から隅まで読む。なのに彼女は知らない。私も三大紙のインターネット日本語版を調べたが全く触れていない。
韓国にいたスヨンは拉致被害者の三家族帰国ニュースは一切見たことも聞いたこともなく、全く知らなかったのは驚きだった。
北よりの大統領が続いた韓国では国民に知られたくなかったのだろう。

 マイケル ジャクソン、ファラ フォセット逝く

   昨日は一日中霧雨  今日やっと太陽が微笑んだ
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    鴨の前菜
    我が家の近くのレストランは私の知る限り、いくつのお店が出たり入ったりしただろう
    ところが3年前にオープンしたレストランは押すな押すなの大人気
    数日前、食事を終えて出てきた客に訊くと「最高!試すべきよ。」と夫婦で絶賛
    ならば!と友人二人とで出かけた
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                           海老のサラダ
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                           チーズ入りラビオリ
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                           魚のメインディシュ
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                           豚肉のメインディッシュ
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                 そして美味しかったのは、このコーヒーだけ!
                 私だけでなく二人とも同意見
                 ここに来る客の舌はどうなっているのかしら?
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                    長雨で今年初めてのキノコが庭に芽を出す
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by arata-tamiko | 2009-06-26 11:57 | 諸々の出来事 | Comments(0)

日本の若者の礼儀正しさ   6/23/09

 陸運局で待つこと、待つこと、隣席の女性が「何とかならないのかしら?」と、ウンザリした口調で声をかけてきた。
それから半時間ほど経ったころ、反対に座った若い男性が「どのくらい待っていますか?」と訊いてきた。
彼は昨日、一時間待って痺れを切らして帰宅し、今日出直してきたそうだ。
こんな簡単な仕事内容なのに、何故にこんなに時間がかかるのか七不思議の一つ。

 Arlingtonに近いMass Ave沿いにあるベトナムラーメン屋に寄り椅子に座ったとたん背後から明るい大きな声で挨拶された。
Porterで定食屋のMを経営する店主。何年も前から顔見知りだったが初めてゆっくり話をした。
トイレに行く従業員にはエプロンをはずすように厳しく躾けている、、、とか人柄の良さも耳にしていた。
私もキビキビとした態度や挨拶の仕方一つにも感心させられていたが、その通りだった。

 急ぐ彼が先に出るやいなや、お店の女性オーナーが私の側にきて「日本の若い男性は皆、彼のように礼儀正しいの?」と聞いてくる。
彼が立ち上がって挨拶をしたことに感銘を受けたと言う。
私は「そうですよ。あれが日本の挨拶ですから。」と、ちょっと後ろめたい思いで言った。
「中国では、あのような若者がいないわ、、、。」と女性店主の溜息。
(彼女は金髪に髪を染めているMのオーナーを25歳と思っていた)
 武道をしていたと言うから自然に身についた礼儀なのだろう。

   一日中霧雨
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      ケンニップに関してのコメントを頂いたが、種からではなく身の丈10センチにもなら
      ない苗をReliableで買ってきて植えた
      見かけは日本の紫蘇そっくりでお店でも日本の人が紫蘇と間違って買うことがある
      毎日葉をちぎって御飯に巻いて楽しんでいる   逞しい植物でグングン成長する
      マッサージの金さんに、もっと沢山のタレを作ってもらおう
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             茄子も苗から植えたが、これだけ天気が悪ければ花のつきも悪い
             もっと日光と高い温度が必要  葉っぱだけが大きくなる
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       知能が少し低い女性が二年前に交差点の空き地に植えた花が毎年種を散らす
       今年は雨が多いせいか沢山芽が出て密集し過ぎ  これでは大きくもならず
       花も咲かない
       毎日来ては喜ぶ姿が哀れで草むしりをした後、間引きをして空間を作り植え替えて
       あげた  今日その理由を説明すると間引きの意味を理解したらしく何度も礼を言う
by arata-tamiko | 2009-06-24 12:06 | 諸々の出来事 | Comments(0)

昔話を聞く楽しさ   6/22/09

 日本語アクセントの片言韓国語で話しかけてきた同じ年齢くらいのお客さんがいたので「日本人ですか?」と訊くと「えっ!日本語が話せるんですか?」と反対に訊かれた。
韓国ドラマを理解したいがため勉強を始めたそうで私に好みの韓国俳優を訊いてくる。
ソル ギョング、ユ オソンと言っても知らなかったから、きっとヨン様やビョンホンなどの夢を見させてくれる甘いタイプが好きなのだろう。
日本人の私に向かって「これはありますか?」とか「ありがとう。」などを韓国語で言ってくるのには参った。

 「Hさんのところに行かれたそうですね。」と顔見知りの韓国人ご夫婦に話しかけられ「どうして知っているのですか?」とビックリ。
K御夫婦はHさんと長年の親友だそうで、奥さんの母親も淑明女学校に行かれたそう。
と、言う事は計算すると彼女が75歳だから少なくとも90年前となる。相当な家柄と察する。
「両親が生きていたら、興味ある話が聞けたでしょうに、、、。」と残念がっていた。
ご主人から「本でも書くのですか?」と言われた。
KさんとHさんをご招待して週末に我が家で昼食を頂きながら昔話を聞かせていただくことになった。

 学生時代から理数系は全く駄目だったが歴史は好きだった。
30年前の韓国では未だ日帝時代の経験者が沢山生存していたのだから、いくらでも話は聞けたのに、、、。
若さとは思慮なさの愚かさが伴う。

 40年近く前に90歳過ぎた親類の女性宅に姉と昔話を聞きに訪れた。
彼女の母親は臼杵の大名、稲葉家の奥方に仕え殿様から稲葉家の家紋入りの立派な金箔漆の文箱を賜っていた。
子供のころ母親に連れられて奥方を訪ねた思い出話を一言も聞き漏らすまいと必死に聴いていると、突然に今の世らしき話と入り混じって私達は???
家人から「ばあちゃん、ボケがはいっちょるけんな~。昔のことは、よう覚えちょんのじゃけんど、ごっちゃになるけん気をつけて聞いちょかんと、、、。」と言われた。

   雨降り続く  植えた野菜の育ちが悪い
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      日曜日の夜は前田さん御一家、操さん、MさんとCafe Sushiで爆笑の渦だった
      気づいたら三時間過ぎていた
      お醤油皿と比較しても分かる”モリ太巻き”の大きさ!
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                     こんな顔をして私を笑わせるスヨン
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        これで40歳   私からゼロを一つ取った方がいいのでは?と言われている
                            

    
by arata-tamiko | 2009-06-23 12:47 | 楽しかったこと | Comments(0)

マッサージに来たのか料理に来たのか?   6/20/09

  朝はコーヒのみなのに、今朝はスヨンとマッサージの金さんとで朝食を一緒に頂いた。
泊りがけでマッサージに来てくれた金さんは、終わった後コチョコチョと手際よく韓国料理を二品作ってくれた。
それが食べたくて炊き立ての御飯と一緒に味わった。余りにも美味しく「今度からは泊りがけで、もう少し早く来て作ってちょうだい。」とお願いすると彼女ゲラゲラ笑っていた。

 近くの地下鉄駅で私の車に乗り込んだとたん「私、本当にごめんなさい。弟からとても叱られました。」と、しきりに謝る。
日本に十年間住んでいた弟さんは日本人とのお付き合いも多く「姉さん、日本人は他人を気安く泊めませんよ。どうしてそんな失礼なことをするのですか!僕は恥ずかしいです。」と怒ったそうだ。
金曜日の夜に私をマッサージして翌日早朝に私の住む町の人の家にマッサージに行くと言うので「大変だから、泊ったら?」と申し出たのは私。
「そうですね。泊るがいいですよ。」と彼女が返事をしたのに私も嬉しかった。
それが「マッサージが終わったら私、帰ります。」と言い張る。
「私、あなたが好きくないは泊りませんよ。でも好きで泊りたいだな~と思ったんです。」には笑ってしまった。
弟さんから、よほど厳しく怒られたようす。

 結局無理に泊ってもらい、またいろいろな話を聴いた。
感に堪えぬ様子で突然「日本人は本当に頭良い人たちですよ。私、本当にそう思います。」と言い出す。
理由を問えば「日本はこんな小さい島。それに海があっても朝鮮、中国と日本人は来ましたよ。私の住む中国吉林省は日本人が作った昔の鉄道がありますよ。(満鉄ではないかと思う)
大きな木を切って、その鉄道で運んで日本に持っていく、、、は頭いいです。朝鮮人、中国人こんな頭ないです。」
「学校で日本人悪いの人ばかりと習いましたよ。教科書も全部そうでした。だから私日本人怖いの人、、、と思っていましたよ。でも日本行ったら優しいの人ばかり。全然違うです。お客さん漢字を書いて優しく教えてくれます。」と明るく笑いながら話すのには私も一緒に笑ってしまう。
 北朝鮮から闇夜にまぎれて決死の覚悟で河を渡り物乞いにくる人々の話を聴くのも時間が経つのを忘れてしまう。

   久しぶりの晴天  夕方真っ黒い雲に覆われる
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         我が家の庭に植えたケンニップの葉に作ったタレを塗りこんでいる金さん
         湯豆腐をこのタレでいただくと美味しいそうだ  大量に作ってもらった
by arata-tamiko | 2009-06-21 13:32 | 楽しかったこと | Comments(2)

材料の食感を楽しみたい   6/19/09

 新しい「介護食」の特集番組で夕食の献立を紹介していた。
固形食が食べれなくなったお年寄りのために広島のある会社が酵素を使って発明した。
料理された品々は、色も形もそのままだが箸で軽く押すだけでフニャーとなる柔らかさ。
100歳の女性が美味しそうに沢庵を口に入れて飲み込んでいる。つまり噛む必要が全くない。
男性アナウンサーが蓮の煮物を試してみる。「アッ、これは、、、。」と一瞬口ごもる。
「柔らかいですね~。蓮のカリカリの歯ごたえが全くありません。うん、味がしみていて美味しいです。」と口では言っているが表情は騙せない。

 土砂を崩す衝撃波で同じように噛まないでも飲み込める研究をしている熊本大の先生を紹介していた。
家庭用の製品化を目指している。
機械から取り出されたリンゴに刃をあてるとフニャーと崩れ中はグチャグチャ状態。

 日本人は食感をとても大事にする。シャキシャキ、カリカリ、コリコリ、ホクホクと、それなりの料理法がある。
大好物の筍もフニャーのペチャーだった。
美味しく食べたいがため今年は歯に4千ドルもかけたのだから介護される身にならぬよう体力続く限り固いものは固いものなりに柔らかいものはそれなりに楽しみたい。

   雨ばかり
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       ビデオの方で働くシンさん(右奥)が今週で止めるため我が家で集まりをした   
       マネジャーに次いでシンさんなので韓国人男性一人となる肉担当の小父さんは
       しきりに「さみしい、さみしい」と何度も言う
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        木に咲く花が日本より種類が多い  この白いフサフサの花名は何だろう?
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                 絶滅の危機に属するこの木は白とピンク色がある
by arata-tamiko | 2009-06-20 05:10 | 興味ある話 | Comments(0)

職場のプレッシャーなのか、、、、  6/17/09

 最近は仕事上で精神的に追い込まれる人が多い世の中になり、大手になると自社でクリニックを持つところも多いと聞いていた。
お会いしたKさんに「昔と違って精神科も普通の医者に行くのと変わりなくなりましたね、、。」と言うと「僕の会社では一ヶ月に80時間以上の超過勤務をした場合はメールでクリニックに行くように指示がきます。」には驚かされた。大変な経費だろう。

「それで何を話すの?」と訊けば、別にたいした内容ではない。
「仕事は忙しいですか?」
「はい。」
「精神的に変わりはないですか?」
「はい、何も、、、。」
これで終わりだそうで「たったそれだけの会話で判断できるの?」に「相手は専門ですから判るのではないでしょうかね~。」
「会社のケアーが十二分でなかったせいで、自分はこうなってしまった。」と後日訴えられた時のための予防策なのでしょう、、、とのこと。

 ある社員、言動に異常が見られ周りと調和できず止めさせざるを得なかった。
すると母親が会社に文句を言いにきて現在裁判中。息子は40歳過ぎている。

 別の社員は職場にいること自体が病状を悪化する、、、との診断を受け海外旅行中。
楽しい日々を写真付きのブログで紹介しているのは職場の皆としては何とも複雑な思い、、と笑い話みたいな話だった。
昔の日本人は働きに働いていたが精神的にどうだったのだろう?もちろん社会構造も違ってはいるが。

   久しぶりの晴天
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        大木に咲くこの花びらのフルフルした繊細な美しさには毎年見ほれてしまう 
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   見上げるような大木に咲き誇っているこの花の名は何というのだろう  川の土手に
   生育しているには湿地帯を好む  この木は他所では見たことがない
   土手は大きな石垣造りで百年は経っていると思える  その時に植えられたのかも 
by arata-tamiko | 2009-06-18 11:42 | 興味ある話 | Comments(0)

チビの健康診断と予防接種   6/15/09

  チビの予防接種をしなければ、、と思いつつ獣医さんが何か気に食わず、つい日が過ぎてしまった。
フレッシュポンドのモールに出来たペットの大型店Pet Smart内にクリニックがあると聞いたので今日連れて行った。
チビは何本かの注射を打たれることも知らず、犬の匂いがする店内をお尻ふりふり嬉しそうに歩く。

 ペットフードの種類を訊かれ、玄米に沢山の野菜と鶏肉そして煮干の粉をいれて煮込んだものを食べさせていると言うと若い看護婦は解ったような解っていないような顔をしていた。
Reliableで袋が破れた玄米のもち米をもらい煮て食べさせたところ食べにくそうにクチャクチャと悪戦苦闘する姿にスヨンと大笑いしたことがある。
 獣医さんは若い韓国人女性でチビに対する態度はとても好ましく、これからここにする。
何本かの接種を大人しくさせるチビに「チワワの血が濃く出ているにしては大人しい。」とチビの気の強さを知らない先生は褒めてくれる。
チビは獰猛なピッツボール犬にも襲いかかるし、先日は銀行で何が気に食わなかったのか秋田犬にも飛び掛っていき行員達が驚ろき大笑い。
全てが終わり、先生に「面白いものを見せてあげましょうか?」と、そこにあった犬のクッキーを手に取り上げてチビに見せた。
お座りをしたチビに「ハイファイブ!」と言うと片手をあげ私の手と合わせる。
次に韓国語で「チュグマンクム モゴシッポ(死ぬほど食べたい)?」と訊くとコローンとひっくり返り死んだふりをしたのには先生体を曲げて爆笑。
 健康状態も血液検査の結果も何の心配なし。

 同じ検査と予防接種でも病院によってこれだけ値段が違うことを始めて知った。
( )は2007年の12月に受けた前の病院の値段

身体検査               $34.95    ( 58.75 ) 

狂犬病接種              $16.95    ( 28.56 )

ジステンパー接種          $27.95    ( 28.56 )

フィラリア他二種の血液検査    $28.95    ( 47.25 )

 検索で見ると日本では狂犬病の予防接種は平均3,000円ほどとなっている。それからすると、こちらはかなり安い。

   夏のはずなのに長袖が離せない  夜は暖房をいれている
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      順番を待っているイグアナ  初めて触ったが感触はカネの大根おろしみたいだった
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     ”食べたい”と思うと我慢できない  昨夜は仕事が終わって一人でCafe Sushi 
     本マグロの中トロが5個分残っていた  嬉しさに写真を撮るのを忘れてしまった
     そしてこのお寿司を頼んだので合計13個  
     テーブルに座っていたMさんが私に気づき、話し込んでいた相手の男性を「来月から
     私の下に働いてくれる本社の、、、。」と紹介される
     大きな会社を一人で立ち上げ多忙な日々に忙殺されていたMさん、大助かりだろう
     「激務が待っていますよ、体力を蓄えておかないと。大変な仕事を全部押し付けられる
     でしょうから、相手が上司でも嫌なことはハッキリ”嫌!”と言わないと駄目ですよ。」に
     Mさんは大笑いだが初対面の方は一緒に笑っていいのか悪いのか目を白黒
       
by arata-tamiko | 2009-06-16 12:16 | 諸々の出来事 | Comments(0)