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スヨンへお詫びの品   4/29/06

 朝、渕さんがチビを最後の散歩に連れて行ってくれた。初めは犬を怖がっていた彼女だったが、慣れてくるとチビをとても可愛がり、私が「そんなに可愛い?」と聞いてしまう程、ドラマを観ながらでも撫でていた。チビも寂しくなるだろう。
 彼女が入居するアパートは綺麗に掃除をされ、彼女はとても満足。全部の荷を二人で運び込み一応お世話が終わった。One Bedの空きがなく、大家の提案で一応2Bedに住みながらOne Bedの空きを待つ・・・になったが、余りの広さに彼女は不安げ。「7月に来る御主人と”かくれんぼ”が出来て良いかもよ。」とからかった。

 この後Reliableに働きに行く。お店のコーナーではNYから会社の人が来て「まるこめ味噌」の宣伝をしている。サインが良くなく私がもっと目立つように書き直してあげた。今日は何故か暇な土曜日で、こんな時はスヨンはお客と冗談を言い合って時間を費やしている。毎週土曜日に来る若い男性二人が「アニハセヨ!」と頭を下げて挨拶をする。その一人が何袋かの栗饅頭やどら焼きを買っているので日本から送られてきた「ぬれ甘納豆」の小袋を一つ上げた。するとスヨンが「私には一つもくれなくって!彼女は若い美男のチョンガー(独身男性)には親切なんだから。」と冗談を言うと、彼は顔を赤くして「僕は韓国に妻がいますから。」と甘納豆を返そうとしたのには大笑いしてしまった。
 スヨンにお見合い話を持ってきた男性が、沢山の豚の三枚肉と自家製のタレを彼女にプレゼントしたので「あれ?彼が貴女を好きだったの?」と聞くと「違うわよ。これはお詫びなのよ。」と話をしてくれた。気が進まないお見合い話しを私達が「もう二度とないチャンスかもしれないから。」と強く押したので、彼女は承諾したそうだ。ところがお見合いの日、待ち合わせ時間を40分待っても相手は現れず、彼女は家に帰ったと言う。それで紹介者の男性がお詫びの印を持ってきたと言う訳。でもお詫びの品も、いかにも韓国で笑ってしまう。
 菅沼さんから私にとても必要なものを沢山頂いた。助かる!波多野さんご家族が来られたが良君がしゃべり始めたのには驚かされた。
 お客様の一人から携帯に電話が入り、車が故障してエンジンがスタートしないと言う。ドアを開ける時に鍵のボタンを押したかどうかを聞くと「押しました。」と言う。結局AAAに来てもらいディーラーまで引っ張ってもらうことになった。また電話が来てAAAの人が原因を見つけてくれたそうだ。やはり盗難防止が作動してエンジンがスタートしていなかった。一旦車内に入ってエンジンをスタートする前に、中からドアを開けるとエンジンはスタートしなくなる。車を購入した時に説明をしているが忘れてしまう人が結構いて皆パニック状態で電話をかけてくる。

メールのファイルの並びが変になり日本の高月さんに電話をして又彼が私のコンピューターに入り修正してくれる。
 渕さんから夜電話あり。「寝室にベッドが運びこまれたのですが、右壁まで未だ2メートル以上、上下にも大きな空間があって、それはそれで落ち着かないのです。狭い場所に慣れてしまっているので、この空間をどうやって埋めたらいいのか・・・と落ち着かないのです。」「貴女は御主人とかくれんぼをするんでしょう?広い方が走りやすいわよ。」と二人で笑い転げた。

   どうして風がこんなに冷たいのか・・・・。
by arata-tamiko | 2006-04-30 12:58 | Comments(0)

シルミドを観る   4/29/06

 渕さんは購入した家具の搬入が明日土曜日となったために今夜もう一晩泊まることになった。それで彼女が見たい韓国映画の「シルミド」を近くのビデオ店で借りた。これは韓国映画史上に残る名作で、韓国政府が歴史の恥部として隠し続けた事実に基づいて作られている。私も一年前にReliableで借りたがビデオテープの質が余りにもお粗末で見ることを断念した。
 30数人の死刑囚達をシルミドと言う名の孤島に連れて行き、北の金日正首相暗殺目的だけのために死と隣り合わせの訓練を強制する。そして三年後、国の北より政策が始まると、彼等は厄介者以外の何者でもない存在となってくる。政府は彼らを訓練してきた責任者チェ・ジェヒョン准尉に、今度は彼等の抹殺を命令する。私情を持つ事を許されない軍人として生きてきた准尉だったが、今度は人としての苦悩が始まる。この准尉を見事に演じるのが、アン・ソンギ。「国民的俳優として尊敬を集めているのよ。」と何かの受け売りで幸代ちゃんに教えたが、彼の重厚な演技と存在感に納得させられた。幸代ちゃんが「でも普通の小父さんだけど・・・。」と親しい友のお父さんを形容するが、彼女に取っては全くそれだけの存在。終わった後、渕さんと顔を見合わせて”借りて良かった・・・。”。
 この映画に出てくるソル・ギョングも名優で知られ私の好きな俳優の一人だが、20数キロ太って「力道山」の映画に挑戦した。日本でも先月あたりから上映されているはず。あれだけの演技をしながら、殆ど完璧な日本語のセリフをしゃべるのは大変な思いだったろう・・・と私が持っている「力道山」のDVDを見ながら渕さんと話した。19歳で北朝鮮から日本に渡り相撲の世界に入ったのは筆舌にし難い苦労だっただろう。私が何気なく「どうしてヤクザとかレスラーとかは両足を広げて立つのかしら?」と聞くと「あのポーズは実際のサイズより大きく相手に見せて威嚇できるようですよ。ほら、熊なんか相手を襲うときに両手、両足を広げますよね。そしてあの体を右左にゆらせて歩くポーズ、熊と同じです。」と、どこかで読んだと言う。「それなら私がお客様と飛行場で会った時に同じように両手両足を広げて迎えたら、お客さんは恐れをなして黙ってしまうかしら?」と言って笑う。
 夕食は近くのインド食料品でテーブルに座ってインドピザを頼む。隣席には若い4人のインド男性と一人の白人そして一人の中国人。中国人以外は何かチキンライスのようなものを頼み「何かしら?美味しいのかしら?」と渕さんと見守る。インド人たちは美味しそうに食べ始めたが、白人青年が一口食べての表情から「あれは美味しくないのよ。でも友のインド人たちに悪いから、もう一口食べるかもね。」と二人で観察と推測。やはり二口目を口にしたが、それ以上は無理。それを見て彼女と忍び笑い。
 今日で彼女の買い物は全て終わり品々は車に詰め込んで運ぶのみ。昨夜は二人で摘んだワラビを鶏とアブラゲで煮て頂いた。彼女がいなくなるのは、とても寂しい。このような聡明な女性を奥さんに選んだご主人と5月にお会いできるのは、とても楽しみ。

 燦燦と日が照っても風がつめたい
by arata-tamiko | 2006-04-29 22:43 | Comments(0)

二人で泣く   4/27/06

今日は予定が何も入っていなかったので一日中書類整理で過ごした。私の商売は立替が多いので、それを一つ、一つ間違いのないように記載して計算していくのは、かなり時間がかる。でも早くに請求書を出して立替分を頂かないと手持ちの現金がなくなってしまうので、今日一日費やせるのは、とても有難い。
 私が忙しくしている事を見ている渕さんは17日に到着してから3日後にチビを外に散歩に連れて行ってくれた。ところが3分もしない内にチビを抱っこして戻り「四足を踏ん張って行こうとしないのです。」と笑う。次の日は抱っこをして、ある程度遠くに行き下に降ろしたとたん渕さんを引っ張って家に戻ったそうだ。しかたなく私がトイレの散歩に連れ出していた。チビはお客様が大好きで椅子に座ったお客様の足元にべったりくっついて私のところには全く来なくなる。ところが、それが高じて一旦お客様が帰る気配を感じたとたん、「帰らないで!」と猛烈に吼え始める。昨日から渕さんが出かける用意をしても怒らなくなったので「今日、散歩に行ってみます。」と彼女は連れ出した。そして全く問題なくトイレもさせて戻ってきたが、チビが主導権を握って渕さんを自分のお気に入りの場所に連れて行ったそうだ。やっとチビは彼女を家族の一員として認めたのだろう。

 渕さんが見ていたドラマの最後のテープが調子悪く、最終回のストーリを見たいと言うので又Reliabelに行く。最中の中から、綺麗な花の形をした麩が出てくる日本の澄まし汁を店員に上げると、ギョンヒが「家に帰って主人と飲ぬから。」と大事そうにバッグにいれる。スヨンも負けじと「私も主人と一緒に・・・。」とカバンに入れた。ギョンヒから「アイゴー、ボーイフレンドもいないのに、言うことだけは負けないね。」とからかう。

 渕さんは午前中の勉強が終わって午後の一時ごろから観始めた。「ごめん 愛している」の後半からは、チッシュの箱を前にして私と二人で声を上げて泣いてしまった。私はこれで2回目だが、またこの後3日ほど胸が苦しい思いをするだろう。彼女も同じ思い。
ドラマだと分っていても泣けてくる。つけたテレビで人が泣いていると、何か分らなくても一緒に涙がでてしまう。

 渕さんは明日からCambridgeに移る。今時珍しい日本女性の良いところを一杯内に秘めた人だ。居ても全く気にならない人。一人住まいの私に取っては楽しい日々だった。
 今夜は次の「ピアノ」を観始めた彼女は3時半に休んだ。

   未だ上着は必要な天候
by arata-tamiko | 2006-04-28 17:17 | Comments(0)

日本からのリクエスト 4/26/06   

髪が伸びてきて気になっていたが、今日やっと切ってもらったのでサッパリした。
家に来てくれるので、切った後シャワーに入ってからセットをしてもらえるから、とても助かる。
 来週到着される、ある企業の方が親切にも「日本から何かリクエストがあれば・・・。」とメールを下さったので4月の20日過ぎ発売の「韓国TVドラマガイド」を頼んだ。彼もこんな頼まれ物は初めてで驚いたに違いないが即刻返事が入ってきた。
「4月22日発売でした。電話で確認したら、近くの川崎駅前の本屋にありました。残り2冊なので、リザーブしました。今から、買ってきます。」と。そして間髪を入れずに「ゲットしました。」と又メールが送られてきた。とてもユニークな性格の人でボストンに商用で来られた時に初めてお会いした。これから研究室のボスに会いに行くので何かアドバイスはないか?と聞いてきた。
私はボスに会ったこともなく増してや彼の研究も全く理解できない。ただ一つだけ「自分の意見は臆せず言うこと。英語の上手い下手に関係なく貴方の熱意は必ず評価してくれるはず。」と話した。次の日に彼から「新田さん流、全力投球を見本に、先生と渡り合ってきました。英語は下手糞でしたが、必死にやったのが良かったのか、相当程度、関心をもって頂けました。」と報告のメールを送ってきた。

 渕さんが、これから入居をするアパートの掃除の進み具合を見に行く。新しいカーペットが敷かれていたが、キッチンやお風呂場には明日一日は必要だと思うので金曜日入居予定とした。
大谷さんの所に寄り、渕さんが見終わったビデオを全部貸してくる。その後Reliableで残りの2巻を借りたのに最終回のビデオテープに欠陥があり見ることが出来ず彼女はガッカリ。
 今は深夜の2時半。渕さんは「ごめん 愛している」を見ているが、韓国人の洋服、家具そして室内インテリアの趣味に驚いて独り言を言っている。

   風すこし冷たし
by arata-tamiko | 2006-04-27 15:30 | Comments(0)

三日飼った犬は恩を忘れない   4/25/06

忙しさは未だ続くようだ。今朝8時過ぎに齋藤さんの電話不通の件でVerizonに電話をする。電話会社のコンピューター上では繋がっている事になっているがダイヤル音が全く無し。工事の予約をした月曜日に齋藤さんが在宅出来ないために火曜日変更の電話をかけると「在宅の必要ありません。外の配線工事となっています。」と言われた。一日中待ったが誰も来た様子なく電話も不通のまま。ところが今朝の電話で言われた事は「貴方の予約は変更となって、今朝の9時から正午です。」だった。荒井さんの時と全く同じケース。
車の修理工場に電話をして二組のお客様のアポを取る。Toyota からは午後に見に行く車に関しての電話がかかる。友のJoannからは昨日の雨で裏庭のワラビが一斉に芽を出したと知らせがある。
 急いでチビを散歩に連れて行き、10時にAlwifeの駅で有光さんと会い一緒にBrooklineのO先生宅に向かう。Arlingtonの保険代理店に近づいた時、O先生はクレジットカードしか持っていない事に気づく。代理店も陸運局もクレジットカードは受け付けないと事前にお知らせしていたが、すっかり忘れてしまったようだ。O先生の立替をするために途中我が家に寄って私の小切手帳を取ってくる。先日のタイトルのミスの証明が公正証書となって日本から郵送されてきたので、陸運局に二人を連れて行くついでに、この公正証書を持参して登録の手続きをする事になった。代理店のCathyにも散々迷惑をかけたが事が無事に済んで「良かった!」と喜びあって、二人の保険加入の手続きを彼女は始めた。「タミコ、アゲイン!」と今度はO先生が売り手から受け取ったタイトルをヒラヒラ見せる。「アゲイン?からかっているんでしょう?」と手にとって見ると、今回の売り手は間違った箇所にサインをしたのを、慌ててペンでグチャグチャと消している。これもまた日本に送って公正証書にしないといけない。O先生は事の成り行きが理解出来ずとも何か大変なことになっていると言う事は察して不安げな様子。
 ところが聡明なCathyが素晴らしい提案をした。つまり既に公正証書にしてもらったタイトルを先に出し、次にこの間違いが記載されているタイトルを見せて日本まで郵送する大変さを説明をしてみる。彼女はいかなる場合でも沈着で明快な答えを持っている。拒否をされる場合も想定して、すぐに日本に郵送できるように彼女は公正証書の用紙に必要な事柄を書いて渡してくれた。全く憎いほど気の利く女性である。
 陸運局で日本からの公正証書を見せると担当の女性は判断がつかず上役に聞き了承された。次にO先生の番で、やはりこのタイトルは拒否されてしまったので事情を簡単に説明をすると上役に聞いてくれと言われる。彼はもちろん覚えているので、日本での公正証書の大変さを説明すると理解して”OK”のサインをしてくれた。もう感謝感激雨あられ。
 O先生を自宅に送り$1,700の立替金をT/Cで返金してもらい、有光さんとベトナムラーメンを昼食に頂く。この後ケーブルテレビの申し込みに行き、例のように毎月$30の割引を一年間もらう。有光さんをHarvardで降ろして、今度はMedical AreaでS先生を迎えに行きToyotaに行く。途中公正証書で車の引継ぎが手間取ったA先生宅に寄ってプレートを渡して、税金と車の登録料金$600の立て替え金をもらった。A先生は今日から、やっと購入した車に乗れる。
 S先生は試乗して5分も経たない内に購入を決めたのには、こっちが心配となって「もう少し他に見たほうが良いのでは・・・?」と言ってしまった。でも先生は「ネットで調べています。他のを見ても僕はきっとこれに決めると思いますよ。」とアッサリ一言。若いのに実に男らしい性格。また誰か良い人がいたら紹介したくなった。犬を使って研究をしているそうで興味深い研究の話を沢山お聞きした。仕事場も見せて下さるそうで、暇になったら是非行きたい。

 帰宅したのは6時。すぐにJoann宅にワラビ採りに渕さんと行き一食分の収穫あり。
鶏と一緒に煮て頂くのは最高のご馳走!
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                          鈴蘭の間に生えるワラビ
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                          湯がいてアクぬき

 韓国のおばちゃんに一ヶ月ぶりの電話を夜する。韓国人の人達と過ごしている私の話を聴いたおばちゃんは「奥さん、”犬は三日飼えば恩を忘れないと言います。でも人間は違いますよ。奥さんが良くすればするほど、つけ込む韓国人もいると言う事を忘れんといて下さいよ。」と又心配をする。戦後自分の国に戻ってから、それだけ人に騙されたりして苦労した経験があるからだろう。一ヶ月前に転倒して痛めた腰が未だ痛むと言う。

 深夜一時。渕さんは多いに「私の名前はキムサムスン」を楽しんでいる。

   晴れたり曇ったり 午後気温上がる
by arata-tamiko | 2006-04-26 13:36 | Comments(0)

韓国人生徒のプライド   4/24/06

  昨夜の幸代ちゃんは一人笑いながら深夜の3時まで観ていた。午前中に銀行に行き口座を開く。今回は運転免許を取得するための必要書類を揃えるだけで、最後にSS オフィスに行きDenial Letterをもらい次のステップであるペーパーテストは来月末にする。こんな書類の手続きも利発な子だから理解も早い。
 2時に帰宅して幸代ちゃんは寸暇を惜しんでドラマの続きを見始めたが、促して家を3時に出る。Reliableに寄り自分が必要な食料品と韓国人の友人達にホームメイドの海苔巻き、チジミ、スンデ、餅などを彼女は買う。生徒達はどんなに喜ぶだろう。
 アメリカの寮生学校に於いては、インターナショナルの生徒の割合としては韓国人が一番数が多い。幸代ちゃんの学校でも例にもれず20人いるそうだ。日頃仲良くしている彼等でも休みが終わり戻ってくると、国で見聞きした事に関して幸代ちゃんに文句を言ってくると言う。今は「竹島、竹島」で春の時は「一郎、一郎」。だから彼女はニュースを見ていなくとも、今日韓の間で何が問題になっているかが分ると笑っている。
 彼女が入学した年に学校新聞に「何故に日本が嫌いか?」と言う題名で上級生に寄って書かれた長い記事が掲載されたそうだ。新入生の彼女は会ったこともない、その男子上級生の部屋に行って「日本人は私一人しかいません。それでこんな記事を書くのは卑怯だ。」と抗議した。
彼は謝ったそうだが、16歳の少女が見せた立派な態度、今の日本の政治家に見習ってほしいものだ。これだけでも大岩さんは娘を留学させた意味があったと思う。「日本の悪口を言わないと約束したら上げる・・・と冗談を言ったら?」と言うと「彼らは、もの凄いプライドがあるから”それなら要らない”と言いますよ。」と笑っていた。
北京で韓国のラーメンを食べる。

 夕方帰宅した渕さんが今度は「私の名前は・・・。」を笑いながら今横で観ている。

   どんよりした空模様
by arata-tamiko | 2006-04-25 13:01 | Comments(0)

日本語が上手ですね   4/23/06

  午前の11時過ぎからReliableで働く。朝降り出した雨が、日中かなり酷くなる。
レジの片端で奥さんの買い物が済むまで一人新聞を読んでいた50過ぎの男性がレジで支払いをする時に「奥さん、日本語が上手ですね。」と感心したように韓国語で言ってきた。「私は日本人ですよ。」と言うと「韓国人ではないのですか?」と驚く様子が余りにも可笑しく皆で大笑いをした。沢山の買い物をした女性客に「車まで一緒に行きましょう。」と歩いていると、いろいろ話しかけてくるので「韓国語は余り解りません。」と断ると「韓国人ではなかったの?」と言われた。これはとても嬉しい褒め言葉で、きっと幼い子供が言葉を吸収するように耳から聞く発音やイントネーションをそのまま自分の口から出しているのだろう。それが目的で働き始めたので、とても嬉しい。どんな語学学校に行くより成果があると思っている。レジの列に待つ北本さんご夫妻が、何も言わずにタダ笑っている。
 閉店近くに来た日本人二組に売れ残った巻き寿司を上げると大喜びしていた。この店では売れ残ったお寿司は全て客にあげてしまう。
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                            昼食のトッポギ

 8時、Alwife駅に到着した幸代ちゃんを渕さんと迎えに行き、そのままベルモントの中華レストランに行く。幸代ちゃんは、この秋からBabson Collegeに行くのでMA州の免許書をとるためにNJ州から来た。留学のために初めて会ったのは彼女が11歳か12歳。その頃から既に彼女の気が利くことには感心させられていたが、今回もNYから私の好物の和菓子を買って持って来た。お母さんの大岩さんは女性の実業家で実に豪快な性格だが、彼女の気配りには習うこと多し。最近長谷川京子出演の「美味しいプロポーズ」は、大岩さんのオフィスが舞台として使われた。幸代ちゃんは偶然日本に戻っていたので、その撮影現場を観ることが出来たそうだが、長谷川京子を見たとたん「アッ!プリンターの人だ!」と思わず口に出してしまったそうだ。
何でも、オフィスの建物は戦前からのもので、大岩さんはその雰囲気を愛しているようだ。幸代ちゃんに「何で、そのオフィスが?」と聞くと「ボロだから。だってタクシーから降りてきた子役が長谷川京子に向かって”こんなボロ家なの?”って言うシーンを撮ってたわ。」には笑える。

 渕さんに見せようと「私の名前はキムサムスン」を借りてきたが、渕さんは日中にオールインを観終えたせいか、眠いと言って早々と寝てしまった。ところが今度は幸代ちゃんが初めて観る韓国ドラマに魅せられてしまい「人の人生を変えてしまった!」と見続けている。
 今は深夜の2時半。明日は幸代ちゃんはペーパーテストを受ける。

   雨 寒し
by arata-tamiko | 2006-04-24 15:25 | Comments(0)

玉手箱   4/22/06  

昨夜は2時過ぎた辺りから、もう睡魔には勝てず、渕さんに「テレビの音は平気だから気にしないで。」と寝てしまった。彼女は結構遅くまで楽しんでいたようだ。
 朝二人でコーヒーを飲みながら斉藤さんの話で花が咲く。「日本で最後に観た番組が”英語でしゃべらないと・・・。”だったのが、僕が新田さんの家で夕飯を食べている時に放映されていた番組が”英語でしゃべらないと・・・。”だったのですから、本当に僕は何が何だか分らなくなってしまったのです。渕さんとは日本語でしゃべって、アパートに行き朝はオニギリの残りを食べて、こうやって一緒に生活用品の買い物。僕は未だ一言も英語をしゃべっていないと思います。」と言ってた事を渕さんに話してあげると彼女も大笑い。
 「アメリカ人って本当に親切ですよね。」と感に堪えない口調で言う。「そうね。日本人は知っている人や友達には親切だけど見知らぬ他人には冷たい国民ね。どうしたの?」と聞くと「デトロイトの乗り換えの時、時間があるので何となく時刻表を見ていたら後ろから”何か困っているのか?何便に乗り換えるんだ?”と聞かれて”何便です。”と言ったら”教えてあげるからついて来い。”と言われて2時間近くも未だ時間があるので行きたくなかったのですが、悪いので一緒に付いていきました。」も笑える話だが、彼の人柄がしのばれる。
 渕さんに「何か学術振興会とか言うのに受かっての留学ですってよ。」と言うと「彼は、ものすごい優秀ですよ。これは狭き門ですから。手だけを動かしているなんて言っていますが頭も人の何倍も使っていますよ。」と説明をしてくれた。「あら、どうしましょう?斉藤さんのお母様と同じ年齢なので、つい自分の息子のように接してしまったわ。謝らないと。」と驚いた。
 荒井さんの電話を借りて「ごめんなさいね。もうこれから貴方を尊敬の目で見るわ。」と言うと「今までどおりに接してください。」と必死に言う。好青年とは彼にピッタリの表現。

 午前10時半、小川さんと有光さんが家の引継ぎをするので立ち会う。有光さんご夫婦は若くて明るいご夫婦。
 この後、一週間ぶりにReliableに働きに行く。若い韓国人は日本語を勉強したと言う人が多いが、ミニも「思い出したいから教えて。」と度々私に言う。今日も客の合間を縫って日本語を教えていると、スヨンが「何て言うことなの。タミコは日本語より韓国語の方がスムーズにしゃべっているわ!」と面白おかしく言って笑わせる。人に教えると言うのは、なかなか難しい事だ。
 今日の三人とも独身女性だから、自ずから男性客の品定めとなる。ミニが「私達は美男子が好きだのに、問題は美男子が私達を好きでないことなのよね。」と溜息をつき又大笑い。
 日本のお客様二家族にサンギョプサイをお勧めした。日本の人達にNYキムチが広まりつつあるようで、かなり売れ始めた。日本人がお菓子など、美味しくないのを買っている時は「それ、不味いから止めた方が良いですよ。」と教えてあげると、今では三人とも意味が解っているから大笑いをする。お客から「楽しそうに働いているね~。」と私達は度々言われている。
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       今日の昼食はカルビスープ。沢山の野菜が添えられて美味しかった!

 横田めぐみさんのドキュメンタリー映画を観に行くつもりだったが余りにも疲れてしまい、行くだけの元気がなくなった。
 渕さんを紹介された教授から日本の品々が沢山詰められた玉手箱のような箱が郵送されてきた。明日いくつかの品々をお店に持って行って皆を喜ばせてあげよう。
 出かけるときに渕さんには「もし今日オールインを見終わったら次は”ごめん 愛している”にいくからね。」とDVDを用意していた。未だ観終わっていないが、残すところ後2枚。今も私の横で座椅子に座って観ている。

   寒い まるで冬が戻ってきたよう
by arata-tamiko | 2006-04-23 11:37 | Comments(0)

何が何だか分からない   4/21/06

 予定していた陸運局行きは車の接触事故でキャンセルとなったために今朝は少し余裕が出来た。日本に電話をして久しぶりに友人の木戸さんと話し込む。6月にピの日本語新曲が発売されるので又プレゼントをしてくれるそうだ。私は全く一枚も自分で買うことなく木戸さんや坂田さんが送ってくるCDやDVDで彼の歌やダンスを楽しんでいる。
 知的財産の渕さんは不動産屋とアポがあるために8時半過ぎに家を出て行く。今朝の3時までドラマを観ていたそうだが、余りにも、のめり込んでしまったのではないか・・・と今度は心配になってきた。他の不動産屋と渕さんのために4時半のアポを取る。岡本さんが入居する管理会社からクリーニングが全部終わったので入居可の電話が入り、今日から岡本さん一家は自分達のアパートで生活を始める。契約書を持って銀行口座開設にArlingtonの銀行に行くと黒人の青年、スティーブが手を振る。開設の手続きをしているデビーも「彼は本当のゼントルマンのマナーを持った、今時珍しい青年よ。」と言う。私も彼の事をとっても気に入っているので「彼は学生?」と聞くと「そうよ。」「どこの大学?何を専攻しているの?」と聞くとデビは何も知らないし興味もないよう。デビが席を立ったとき、通りすがりのスティーブが声をかけてきたので矢継ぎ早に質問をすると、学生の傍ら不動産の勉強もしているとの話。「早くライセンスを取りなさい。そうしたら私が貴方にビジネスを沢山あげるから。」と言うと、嬉しそうにしていた。戻ってきた彼女に「スティーブはね、UMassに行っていて専攻はビジネスとファイナンスよ。そして今不動産の勉強もしているの。」と教えてあげた。 
 福江さんから「電話局の工事人が未だ来ないのですが・・・。」と電話。すぐに電話局に電話をすると「貴方の工事のアポは明日の8時から正午です。」と言われ、余りの忙しさに日にちを勘違いしたのかと思った。福江さんには明日家にいるようにお願いをしたが、午後の3時ごろ福江さんからの電話で「工事人が来て電話が開通しました。アポはやはり今日だったのですよ。本当に新田さん、やってられないですよね。」と同情してくれる。

 昨夜着いた齋藤さんを迎えに行き窓の外から彼の名前を大声で呼ぶ。何せ電話が不通で建物の鍵も一つだから連絡のしようがなく、前もって窓を開けておくようにお願いをしていた。
また同じ銀行に戻るとデビは遅いランチで支店長が相手をしてくれた。その仕事の遅いこと、遅いこと、トラの巻きみたいなマニュアルと首っ引きで口座開設をしている。もうイライラしてきて「何この十二指腸潰瘍みたいな男。何て鈍間なの。」と日本語で言うと真面目な齋藤さんは「本当に顔色の悪い人ですね。」と相槌を打つ。彼は爽やかで明朗な青年で、彼の口から出る一言、一言が私を笑わせる。「僕はもう何が何だか分かりません。気がついたら銀行、SS番号、ケーブルテレビ、テレビ購入、生活用品と全て終わっていますよね。僕は長年実験で手を動かすだけの生活をしていたんです。でも到着して未だ24時間経たないのに手を動かす代わりに頭を動かして覚えないといけない事ばかりで、こんな詰め込み学習は久しぶりにしました。何か試験前の詰め込みを思い出しました。僕と同じ大学から来た友人は10日経っても未だ立ち上げは終わっていないとメールが来ていましたが、僕は気づいたら、もう全てが終わっていました。」と不思議そうに言う。「それに飛行場から新田さんの家に来て、ご飯を食べてお握りを持ってアパートで寝たんですから不思議と言うか何が何か分からないのです。」と笑わせてくれる。
 彼を見ていると彼の母親像が浮かぶ。子育てを立派にされた方だと思った。

 Reliableで買った薩摩芋を帰途、福江さん宅に寄って昨日のモデル料として、ゼンちゃんにプレゼントしてくる。ゼンちゃんの好物だそうだ。

   日中の日差し強く風冷たし  夜冷える
by arata-tamiko | 2006-04-22 12:19 | Comments(0)

次から次へと何かあり   4/20/06

午前中、本当に電話工事人が荒井さん宅に来てくれるのかどうかを再確認するために、朝8時のニュースを観ながら渕さんに「8時半に電話をかけるから覚えていてね。」とお願いをした。「8時半ですよ!」と言われVerizonに電話をすると「心配しなくても、コンピューターにスケジュールが載っている。」と言われた。そこへ明日車を私の新しいお客様に引き渡す私のお客さんのOさんから電話があり、「昨日車をぶっつけられチョッとかすり傷が付いてしまったのですが、どうしたら良いでしょうか?」と言う。困ったのは売り手のOさんは明後日の土曜日に帰国で、私は明日私の次のお客さんである買い手を陸運局に連れて行く予定となっている。「これは保険代理店が開いてから指示を仰ぎましょう。」と一旦電話を切る。急いで友人宅に泊まっている岡本さんに電話をして明日のアパート契約に関してと銀行口座開設について説明をしているとキャッチホンが入る。Aさんに車を売った方から公正証書に付いての質問だった。「今チョッと立て込んでいますから15分して電話をかけなおしてください。」とお願いをする。岡本さんと話し終わった後、すぐに代理店に電話をして一番良い方法を聞く。話し終わったとたん電話が鳴り、日本にいる売り手からと思いこみ「私、タイトルに何も記載しないで下さいとお願いしましたよね。それに日付も。どうしてペケマークをしたのですか?そのためにマイル数が十四万以上となって・・・。」と一方的に喋りまくっていると、「新田さん、私何のことやら全く解らないのですが・・・。」「あれ?貴女は売り手のXXさんではないの?」と聞くと「私、中崎です。」と言われ赤面。「ごめんなさい。これからいくつかの電話をしないといけないの。後15分くらいで電話をしますが、もししなかったら私は貴女を忘れた事だから、貴女からかけなおして。」と一旦電話を切る。私から電話をかけなおすと、アパートの水道管が破裂したために階下が水浸しとなったと言う報告。幸い彼女宅には被害はなかったそう。そこへOさんから電話。「代理店はどう言っていますか?」と聞くので説明をした後、Oさんとは親しいので「今の私、もうこれ以上頭が働かないから、貴女は直接に自分で電話をしてね。」と英語の上手な彼女に頼んだ。
昨日の福江さんから電話が入り「電話局は来てくれますかね?心配で。」と聞くので「私はベストを尽くしますがお約束は出来ません。」としか返事は出来ない。
 正午、荒井さんからの電話で「未だ来ていないのですが・・・。」と心配気。また電話局に電話。
河内先生に電話をして荒井さんに伝言を頼む。先生は「僕、これから午後一杯は出かけますが・・・。」と言いにくそうに言うので「どうぞ。伝言の役より研究の方が大切ですから。」と励ます。
 渕さんも一緒に福江さんご夫婦を迎えに行く途中、Arlingtonの銀行に寄る。これから大学にに行く幸代ちゃんが運転免許を取る計画なので私の住所を使って口座を開けるかどうかをアンゼラに相談。福江さんと渕さんとでSS Officeとアメリカのスーパーに行く。工事人から、これから行くよと電話が入り急いで管理会社に電話をして電気室を開けてくれるように頼む。それから一時間ほどして荒井さんより「電話が開通しました。」と嬉しそうな電話が入る。3時近い。
 福江さんの全てのお世話が終わりアパートに送った後、渕さんのアパートを見に行く。
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               福江さんの赤ちゃんはモデルになれる愛らしさ

 不動産屋から見せられた2つの物件は、たいしたことがなかったので断念。
帰途、北京に寄ると店員とコックが、ふかし芋を食べているので「美味しい?」と韓国語で聞くと「甘いのよ。」と半分にちぎってくれた。日本の種芋から作ったのだろう。とても甘い。余り美味しそうに食べていたのか、コックのアジシが丸ごと一本蒸かしたのをくれた。
二人でチャンポンを食べ、チカちゃんにもお土産に頼んだ。Reliableに行くと、今日はスヨンとギョンヒが働いている。ギョンヒが「韓国の緑茶キャンンディー美味しいわよ。」と、いくつかくれたが不味かった。ヨシ君に薩摩芋を買う。チカちゃん宅に寄りチャンポン、イカの辛し炒めを置いてくる。鵜飼さんが私の車を見て、長崎チャンポンを持ってきてくれる。そしてこのまま飛行場に齋藤さんを迎えに行く。
 齋藤さんをアパートに連れて行く前に我が家に寄って夕食をご馳走した後、近くのスーパーに連れて買い物をする。その間、夜食用のお握りを斉藤さんのために作ってくれるように渕さんに頼む。スーパーの買い物を車に積み込んで、齋藤さんをアパートにお連れする。室内に入った齋藤さんは、とても気に入った様子。帰宅11時。チカちゃんよりアパート引継ぎの件で電話。
深夜の12時、渕さんのご主人より電話あり既に休んでいた彼女を起こす。流石に今夜は韓国ドラマを観る元気はないようだ。二人とも明日は早い。
 お風呂から上がると渕さんは一人でドラマを観ていた。東大法科の聡明な女性をも、これほどとりこにするのだから、韓国ドラマには何かがあるはず。深夜の一時45分。

   暖かし 
by arata-tamiko | 2006-04-21 13:27 | Comments(0)