二人の店主それぞれの受け取り方   7/1/09

 Arlingtonに近いMass Ave. 沿いの中華兼ラーメン屋のキッチンで最近働く姿を見るのは店主のみ。
他の人はどうしたのか?と訊くと、人を雇うほど日々の売り上げがないと言う。
「仕込みから料理、後片付けと大変ね。」と労うと「始めた時は二人雇ったが見込んだほどの客がなく、ベトナムラーメンも始めてみた。ラーメン目当てで来る客は増えたが、それでも余裕はない。」との苦労話。
営業を始めた年月を訊くと数年前からとは驚かされた。
このMass Ave.の大通りを日々運転していても全く気づかなかった。
ある日、信号待ちをしながらキョロキョロしていた時に小さな入り口の上に書かれた”ベトナムラーメン”の看板が目に入り飛び込んだ次第。

 「貴女のお店は外から見ると中華だけみたい。運転している人の目線では街路樹も邪魔して上に書かれている”ホー”の看板が目に入らないと思うの。こないだのポーターの定食屋の店主も気づかなかったそうよ。
人目につくようにウィンドーの下の方にもホーのサインを出したら?」と、またおせっかい心がでた。
客の意見は助かるし、是非そうしたいとお礼を言ってくれた。

 其の掲示板に「鰻重を頼んだら冷たい寿司飯の上にのって出てきたのには驚いた!」とあり、知人の韓国人店主に電話をした。
日本語が分かる人に通訳をしてもらい日本の鰻重を説明すると「では、暖かい御飯、それとも寿司飯がいいかを訊いて出しましょう。」と言う。
「いや、日本人客にそんな質問をすると薮蛇となる。日本人に取っては”鰻重”、”鰻丼”は絶対に湯気の立つ御飯でないといけない。」の助言に気分を害したようだった。
通訳してくれた韓国人は「日本で言うところの職人気質でしょうか、、、。」と言うが、これは下らないプライドだと思う。
もし、私が韓国人なら相手の受け取りようも違ったのでは、、、、?
 やはり私はおせっかい過ぎる。反省。

   雨降り続く もう10日間になるのでは?  こんな夏は初めて
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        デェイリリーと言う名のとおり一日で終わってしまう花だが自然とは良く出来て
        いるもので沢山の蕾をつけ次から次へと咲き続ける
        いろいろな色があるが、白い花みずきの木の下に黄色のデェイリリーは似合う
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           このオレンジ色のデェイリリーは野生のように彼方此方に生えている
           増えすぎたオレンジ色を引き抜いて地面の上に捨てておいたら翌年
           しっかりと根を生やして花まで咲く強靭さ
by arata-tamiko | 2009-07-02 12:06 | 諸々の出来事


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