Warren Buffetと言う人物   2/5/09

  長期滞在のため質の良い家具を希望されたお客様と一緒にReadingにあるJordan`s Furniture店に行ってみた。
その広いこと、広いこと仰天するばかり。店員に「迷ったことはありませんか?」と聞いたほど。
そして店員達の対応の心地よいこと、商品に対しての知識を備えている。
日本だと当たり前でも、この国だと感動すら覚えてしまう。通りすがりの店員が「気にいった家具が目に止まったら部屋の番号を書いておいてくださいね。」と声をかけてくる。
寝室関係の部屋だけで52部屋あるそうで各入り口には「B-5」とか、リビングの家具だと「L-2」と言った具合に番号が書かれている。
総合計で百以上の部屋があると言うから店員達は日課としての散歩の必要はないだろう。

 Jordan`sの創業者である兄弟二人は自身でコマーシャルに出演。それも意表をついた内容と兄弟の掛け合いでコマーシャルが新しくなるたび話題をよんだ。
でも確かビジネスを売ったはず。それなのに何故に彼等は未だにコマーシャルに出ているのか不思議に思っていたので付き添ってアドバイスをしてくれたナンシーに聞いてみた。
よくは分からないが弟の方は何らかの繋がりはあるようでお店にも度々くるそうで、兄はNYでミュージカル舞台の仕事をしている。アメリカ人は本当に自由人だ。
ビジネスを買った人の名前を訊くと「Warren Buffet」とのこと。
「その人は?」
「世界的に有名な株式投資家よ。」
「この建物の所有者は?」
「Warren Buffet。一階はHome Depotに貸しているのよ。」
「家賃は10万ドルくらいかしら?」
「もっとじゃない?」と言う。

 「分かったわ。そんな人だから店名も変更せず誰もが知る兄弟の顔をそのまま使用しているのよ。あの兄弟はビジネスを売って手にした利益を従業員全部に還元したのよね。」
「全従業員をバハマに連れて行ったとは聞いたけど。」
「一日いくらの計算で従業員が働いた年数を掛けて退職金として支払い、家具運搬や掃除をしていた人々は泣いて感謝していたのが大々的にニュースになったものね。これこそ最高の宣伝ですもの。」
「その話は知らなかったわ。ところで、あなたは何のビジネスをしているの?Buffet氏より貴女の方に興味があるわ。」と言われた。

 帰宅して彼を検索してみると、桁外れの人物だった。
 
( Wikipediaより )

 フォーブス誌によるアメリカの長者番付フォーブズ400では1986年の5位以来、毎年ベスト10に入り続けている(2008年現在)。世界長者番付ではビル・ゲイツが1994年から13年連続で1位となり、バフェットは2位になることが多かった。
バフェットは2007年に前年から資産を100億ドル増加させ、620億ドル(約6兆4360億円)となり初めて1位になった(米国内の長者番付では1993年に1位になったことがある。

 彼自身の生活は質素で1958年に31,500ドルで購入した家に現在も住み、資産の85%にあたる374億ドルを寄付するようになっているそうだから立派と言う他ない。
楽天市場を見ると、彼に関した9冊の本は全部売り切れ。

   日中零下8度
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                   Jordan`sの店内の一部屋
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                           子供の遊び場
by arata-tamiko | 2009-02-06 14:52 | 興味ある話


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