スヨンは毎夜両親に電話して、ご機嫌伺いと一日の出来事を話している。
これには感心させられる。興味深いのは、電話の出だしが日本と違う。
「オンマー(お母さん)、お母さんのタル(娘)ですよ。」で必ず始まる。
それも「タル、タルよ。」と繰り返すこともある。
日本のように「こんばんわ。T子よ。」とは言わない。挨拶は全くなし。
一人娘なのだから”娘、娘”と言わなくても親は分かると思うが、不思議な習慣だ。
母親も「私の娘、可愛い仔犬ちゃん」とか「愛しい私の赤ちゃん」と、とろけるような口調で返す。
時折、私も「お元気ですか?」と言った挨拶はするが、先日母親が懸命に何かを言ってくる。理解できず、スヨンの説明に寄ると「だれか良い男性がいたら是非、私達の娘に紹介して欲しい。」と、私にお願いをしていたそう。
それも「韓国人か日本人」で「アメリカ人、中国人」は駄目と注文つきだった。
私と日本語で話したいがために日本語のテキストブックを買ってきて只今日本語の勉強中だと、スヨンの父親からの話し。この傑作さ、流石にスヨンの母親。
フォードが、いよいよ危ないようだ。アメリカの自動車業界は社員一人に福祉手当額?が毎月$1,636で日本は$215とあった。
アメリカは健康保険が大部分を占めているのでは、、、。
私の保険も一月から一挙に70ドル掛け金が上がった。しかたなく医療費の$1,000以下は自費払いにプランを変更しても$600以上。
オバマ政権で国民保険制度を作ってくれるように願っている。
留学先のボスに挨拶方々、子供に小学校を見せたいと子供連れの二人で数日間だけ来られた方は耳鼻咽喉科。私の十年間のビジネスで初めて。早速私のリストに入れておこう。
日中3度となると、とても暖かく感じる 道路はツルツル滑る
オカズ作りのオバサンがスヨンと私に”ヒーティング パット”を作ってくれた
中には玄米が詰め込まれている
布がなく、バーバリーのバッグの袋で縫ってくれたそうでスヨンと私のを
合わせるとバーバリーのローマ字が読めブランド製品となる
(韓国人はバーバリーが大好き)
言われた通り電子レンジで温めていると御飯が炊ける匂いが部屋中に漂う
匂いを嗅ぎつけてチビが走ってくる 背中にあてていると袋の中の玄米が
炊けたのか湿気がジワジワと滲み出てくるのが感じられる
しかたなく足の下に置いて暖めていると、チビが引っ張り取って走って逃げた
口うるさいオバサンと敬遠されているが、スヨンと私には何かと良くしてくれる
懸命に縫った針目を見ると有り難く思う