三浦容疑者のニュースでサイパンの映像を見るたびに「あの島がこんなになったのか~。」と時の流れをまた感じてしまう。
一番上の姉が住むサイパンに私が船で行ったのは昭和40年ごろだから既に40年以上前になる。
その当時のサイパンの住人は島民、アメリカ軍関係者そして私達を含めて他二人ほどの日本人だけ。(確か未だ一般の日本人は入島は出来なかった時代)
観光施設どころか、まともなお店すらなく、我が家近くにあった島で唯一のホテルはバラック造りの酷い建物だったから変りようには見入ってしまう。
激戦で島民達も酷い被害を受けただろうに、久しぶりに見る私達日本人姉妹に懐かしさもあってか日本語で親しく声をかけてきた。
徒歩の距離にある鬱蒼と木々が生い茂る洞窟に一人で行っては、散乱する日本兵の遺骨や遺品を手に取って遺品にかすかに残る持ち主の所属部隊や名前を読んでいた。
帰国後、持ち帰った品々の件で産経新聞に電話をすると記者が引き取りに来た。
しかし今考えてみると船で再入国の際に手荷物検査を受けた覚えがない。だから問題にならなかったのだろうと思える。
27年前に、この男性が容疑者として逮捕された時は事件の他に水ノ江滝子の隠し子ではないか?で話題にもなった。
若いころは男装の麗人、ターキーと呼ばれ石原裕次郎をスカウトし日活の黄金時代を築いた伝説的な女性。
こんな話を同世代の池田さんとSkypeで話し始めたら終わることがない。
90歳過ぎた彼女が箱根の方に住んでいるようだと池田さんから聞いた時は驚きだった。
親子関係の真相は分からないが、彼のすらりとした容姿はターキーそのまま。顔のつくりは不思議なもので、若い頃は全く違っても歳と共に親にそっくりになる人もいる。
何十年ぶりに画面で彼を見た時、余りにも彼女と似てきたので、それにも驚かされた。
ギョンヒーは金銭的な問題で病院に行かず韓国の漢方薬店で漢方薬をもらってきた。
漢方医も風邪と疲労が原因と診断したそう。「それで日本の先生からの薬も飲んだいるのか?」とスヨンに聞くと「漢方薬と現代医学の薬を一緒に飲んではいけないのよ。漢方薬で今体に力をつけているから。」と力をこめて言う。
スヨンが絶大な信頼を寄せている漢方薬に何かを言うと気まずくなる恐れがあるので黙っていたが、心配になり先生に電話をすると日本でも漢方薬を信奉する余りかえって悪くなって戻ってくるケースもあるそう。
ギョンヒーに「まずバクテリアを殺すため頂いた薬も飲み続けなさい。」と電話をしておいた。
18日に日本から戻った操さんと久しぶりに会い文春と新潮の週刊誌と文藝春秋を頂く。
夕食の場所は、私達のお気に入りでベルモントにあるShangrila中華レストラン。
ここの週末お昼のヤム茶はまた格別のメニューの数々。
149 Belmont St.
Belmont 電話617-489-1488
昨夜降った雪が歩道をかすかに覆う
長年日本で働いた店主でコックでもある彼が
出してくれる酢豚は日本そのものの味
白魚より少し大きいシルバーフィッシュの唐揚げは
天下逸品 他店では見たことがない