接触事故   12/22/07

 朝早くから電話のベルが鳴る。NYの飛行場にいるヒョンウーからで、これから奥さんとドイツに行くので来月の家賃支払いがおくれることを大家に伝えて欲しいと言う。余りにも色々と頼まれるので時折ついウッカリしてしまうことがあるが、近頃は「歳のせいかな~?」と心配になってきた。

 スヨンのいないお店は笑いが少なくなってしまった。お店の皆は「絶対にスヨンは戻ってくる!」と賭けている。昨日も電話をすると「ハッハッハ。」と初めに大笑いした後「タミコ、ノムポゴシッポヨー(とっても会いたいよー)。」と半べそ。来月の半ばから親類が経営する弁当屋のキッチンで働くらしいが、今のところ未だ何もしておらず日中一人過ごす家の中は退屈極まりないようだ。あれだけ料理の下手なスヨンが弁当造りをするとは皮肉なもの。私から「人に手料理を食べさせることは幸せを与えることでもあるけど、貴女は不幸を与えるから止めといたほうがいい。」とからかわれていたのに。お店で仲良くなった独身男性達に「家庭料理が恋しいでしょう?」と家に招待していたが、インスタントフードばかりだった。
スヨンとは、もう一度一緒に住み一緒に働きたい。

 私が送ったチョ グァヌのCDを受け取ったオレゴンに住む長女の姉からメールが入る。有名なイタリア映画のFarinelleでも歌われた、歌曲「泣かせてください」を歌う彼の声を聴いて「宝塚の妹が葬式用にと選択しただけある。」と感じ入ったそうだ。「映画も見たが、彼が歌うのは心打つそして魂にまで届く威力があり、涙が出るほどに感動、感激した私です。」と書いていた。
それでいて韓国の演歌も聞き惚れる上手さだから、この人の音域の広さ驚くばかり。声帯はどうなっているのだろう?

 来て間もない人から車の接触事故で電話が入る。日本の人は、どうしても初めは右に寄ってしまう。パーキングしている車のミラーを破損したそうだが持ち主はいないのでメモを置いてきた。夜その相手から電話がかかったが、電話番号を聞くのが精一杯だったそう。名前が分からない相手に電話をしてみると本人が出て、彼は電話番号を置いていってくれた行動に痛く感動していた。相手側が自分でミラーは付け替えれると言うので保険は使わず、それでお願いした。この留学者は、これから2年の滞在予定だから保険額が上がってしまうので。

   気温が少し上がり道路の氷が溶けてきた

   
by arata-tamiko | 2007-12-23 14:13 | 車と保険に関したこと


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