からかって楽しむ   6/11/07

本当に一晩寝たら忘れていた。昨日Firefoxの使い方を習ったのに、今朝起きたら彼の奥さんが言ったようにサブの作り方が思い出せない。彼から「サブじゃあなくタグです。」と書かれた説明付きのメールが入る。それでも理解出来ず、また彼に入り込んでもらって画面上で教えてもらった。彼にこうやって習うたびに文明の利器に感動。
 車登録をするKさんを迎えに行くと、Iさんのご主人が何か荷物を持って車から建物に入る姿が見えた。奥さんに「ご主人が荷物を持って歩いていたけど、いったい全体何があったのよ?」と携帯で電話をすると、彼女はゲラゲラ笑いだした。この御夫婦と飛行場で初めて会った時、ベルトコンベアーから奥さん一人で荷物を抱え降ろす様子を見て、思わずご主人へ「貴方、少し何かしたらどうですか?」言ってしまった。車のプレートも奥さんが取り付けようとした時「こんな事は男の貴方がやるべき仕事でしょう!」と言ったが、ご主人は決して横暴な店主関白ではない。ただ、何も出来ない、気づかないだけで善良な真面目が看板を背負っている人。周りに住む私のお客様だった人達と人間改良を試みた成果があがり、今ではお茶碗洗いもゴミ捨てもするようになったそうで「これだけでもアメリカに来た甲斐がありました!」と奥さんは喜んでいる。
奥さんと一緒に、私の車に来て挨拶するご主人に「余り変ったことをして驚かせないでくださいね。。」と、からかうと、彼はどう対応してよいのか分からずうろたえる。奥さんは「でしょう、でしょう。変ったでしょう?」と大笑い。Kさん御夫婦、私も一緒に大笑い。笑わないのはご主人だけで、ふくろう時計みたいに目の玉を右左にして「はぁ~。」と言う。
 RMVの順番を待っている間、洒落たTシャツを着た背の高い綺麗な東洋人の女性が目に付いた。「あのTシャツは、どこで買ったのかしら?」と思っていると「新田さんではないですか?」と、見知らぬその女性から声をかけられたのには驚いた。友人たちから私の事を聴いていて、私のブログで顔写真を見ていたとの事。
「日本語で試験を受けに来たのですが、もう日本語はないと言うのです。」と困っていた。番号札を渡している女性に聞くと「もう、日本語試験はなくなったのよ。」と、こともなげに言う。食い下がると「と、思うのだけど、、、。3番に行ってマネジャーに訊いて。」と、今度は言う。
この肥った、うすのろの黒人マネジャーは「試験用紙をオーダーしたから、2,3日後から実施される。」と、言うが信用ならない。彼の不親切さは散々経験している。「彼女は同じことを言われて戻ってきたのよ。2,3日後に来れば確実と言う保証は何もないのでしょう?なら、来る前に確かめたいから電話番号を教えて。」と強引に食い下がり、番号をもらった。
 Kさんを担当した女性は、プレートを私たちに見せて「この番号でいいかしら?」と聞く。RMVに働く人にしては信じられない親切さ。もの凄い語呂の良い番号で、大喜びするKさんを見て彼女も嬉しそう。
この後、北京に行き二人はチャンポン、私は烏賊おt野菜のコチジャン炒め。これは美味しい!
 今日の午後日本から戻ってきた有廣さんから「お土産を郵送します。」と電話あり。「そんな、切手代がもったいないわよ。取りに行きます。」に「ワザワザなんて申し訳ありません。本当に、つまらないものですから。」と日本的言い回し。私は「つまらないものであれば、尚更郵送代がもったいないでしょう。取りに行きますよ。」と、言ってあげると「そんな、そのまま正直に取らないで下さい。」と、二人で大笑い。彼女は純真無垢で可愛い性格の女性だから、からかうのが楽しい。

   6月の陽気 植えたミニトマトの苗の成長には目を見張る
by arata-tamiko | 2007-06-12 13:17


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