マリソルからのお礼   3/12/06

 昨夜の深夜近く、Reliableで働くサルバドルからの若夫婦の画像をプリントし始めると途中で「紙詰まり」の表示が出て、この機種についているプリンター、ファックス、スキャナーそしてコピーのランプ全てが点滅しはじめストップしてしまった。紙を引っ張り出し初めからやりなおしたが今度はプリンターがウンともスンとも反応しない。それでつい、いつもの癖でプリンターに付いている全てのボタンを押し続けてしまう。悪戦苦闘して時間は既に深夜の12時15分。
こうなったら中丸さんしかいない。彼も夜型だから未だ大丈夫と電話をするとベル音2回で返事があった。話しを聞いた彼は機種のモデルを聞き「インターネットで調べてお電話をします。」と力強い返事。暫くしてかかってきた彼からの電話の指導通りにすると「アラッ不思議。」。機械がガッチャン、ガッチャンと動き出し「ワァ~、有難う!」と喜んでいると、彼等の写真が続けて出てくる。「これ、いったいどうしたらいいの?」と慌てると、彼が「何枚のプリント設定になっているか調べましょう。コンピューターのスタートをクリックしてください。」と言うが、動転している私は「スタートって、いったい何処にあるの?」と聞く始末。「左下です。」「あった、あった!」「押すと真ん中あたりにプリンタとFaxとあります。」と誘導してくれる。何と私はむやみやたらにボタンを押し続けていたから、合計8枚の画像プリントを設定してしまっている。この間にも機械はガチャン、ガチャンと印刷し続けている。キャンセルの方法を教えられて、やっと止まり私も落ち着いたが、もうこれ以上この機械に触る元気もなく休んだ。
 今朝、エプソンの写真用ペーパーを機械に入れてプリントをすると又そのペーパーが詰まる。
昨日Stapleで奮発して買った$18のペーパーがこの機械に何故か合わなく詰まってしまうことが、やっと今になって分かった。
チップを持ってCVSに行き店員に助けてもらいながら、夫婦一緒の写真を一番大きいサイズ、二人がそれぞれ働いている写真は普通サイズで設定をした。
 お店に行くと英語が分かる主人の方はお休みだったから、奥さんのマリソルに「サルバドル カサ(家)、ドス ニニオス(二人の息子)」とスペイン語の単語を並べて、彼女の子供たちが写真を見る真似をして見せる。彼女はノートより大きいさサイズの写真を手にして笑みを顔一杯に浮かべ「サンキュー、サンキュー。」とくり返す。そして私に「ハウ マッチ?」と聞く。プレゼントと言うと、目を大きく見開いていた。一緒に働く自国の仲間達にも嬉しそうに見せている。
昼食が終わった後に彼女が焼いている菓子機の前を通ると、彼女が手招きをする。何かと思い側に行くと、私を指差して「カサ(家)」と言いながら箱の後ろに隠している小さな袋を見せる。その中には私に持って帰ってもらいたい、彼女が焼いている一口饅頭が入っていた。思わず私は抱きしめた。

 昼食のオカズはキムチチゲとナスの和え物

   曇り空ながら暖かし

 
by arata-tamiko | 2006-03-13 13:46


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