次から次へと、よくぞこれだけマスコミが飛びつくニュースが起きるものだと呆れている。
松本人志が自分の番組に招待をした清原選手が、自分の眼を見ながらハッキリと
「していません。」と断言したのに、嘘をついたと怒り心頭に達している。
「我々や視聴者をバカにしてんのか!」と吼え
「この嘘の罪は、覚醒剤より重い!」と断罪しているが、いくらコメンテーターとして名を馳せていても、私は彼の意見に同意をしない。
清原ほどの中毒者になると、もう人間としての常識の欠片も残っていないと思う。
身勝手で自己保身のためには、どんな嘘も平気でつくだろう。
息子達への愛を切々とブログで訴えていながら、その子供達を二匹の龍にたとえて足に彫り、それを見守る自分である父親の龍を背中一面に彫る思考は、もう道理を逸している。
そんな人間に向かって
「嘘をついた!」と責めるとは。
彼の本当の怒りは、面子を潰されたことではないだろうか?
皆は「子供さんのためにも立ち直って欲しい。」と、コメントをしているが、子供ではない。
まずは、彼自身のために再生しないといけない!
中国最後の皇帝、愛新覚羅 溥儀の弟と結婚した嵯峨侯爵の娘である浩は、着の身着のままでの逃避行に溥儀の妻である婉容も一緒に連れていった。
食べるものすらなく、息を潜め中国共産軍から身を隠す状況の中で、阿片が切れた婉容が、汚物にまみれ獣のように吼え立て阿片を求め、のた打ち回る皇后を侍従たちが押さえつけるすさまじい様子が彼女の自伝に書かれている。
麻薬の種類は違っても、それほどに人間を変えてしまう薬の怖ろしさ。
”人間を止めますか?” 本当に、その通り。
離婚をした元妻が、清原姓のため女性雑誌に使えないと仕事が激減していると、あちこちに書かれているが、こんな馬鹿な話があろうか。これは捨てて置けない。
たとえ清原が、どんな事件を起こしても、彼女とは関係ない。
苦しみぬいた末の結論だったであろう離婚をした彼女に、こんな時こそ、世の中の女性達は、立派に子供を育てている彼女に手を差し伸べるのが本当の情ではないか。
マスコミだって、そうすべき。
どんどん仕事をあげて、家族をそ~っとしてあげるのが一番の優しさ。
今週末は記録破りの寒波との予報
どっちが自分の父親かと混乱する赤ちゃんの愛らしさ