ボストン美術館の担当者へ手紙を出す   7/15/15

日本の姉に「このままでは、どうしても気持ちが納まらない。チョッピリとユーモアもまじえて日本の美を入場者に味わってもらおうと企画をした人たちに、せめて感謝と慰労の言葉を伝えたいの。」と言うと「その歳で、それだけの憤りとエネルギーが湧くなんて、我妹ながら尊敬するわ。あんた、まだまだ死なないわよ。」と、変な褒められ方をされた。

隣人のRから「どうして、これに対して日本人はプロテストをしないのか?」と訊かれたことを姉に話すと「期待するほうが間違いよ。日教組に教えられた戦後の日本人は愛国心もないし、気骨のある人間もいなくなったのよ。”可愛い子供を戦場に行かせるな!”って言ったって、今の若者が戦えるって思う?今に中国に乗っ取られるでしょうけど、もうその時は、私達は死んでいるから、心配しないことにしているの。」と、いつものごとく話はどんどん逸れていく。
一日中ラジオを聴き、朝日新聞を隅から隅まで読んでいる姉も、私から聞かされるまで、傍若無人な輩たちのためイベントが取り止めとなったことを知らなかった。
(だから産経にしろって言い続けているのに、、、。)

隣人に話すと「それは、とてもいい考えだ。彼女も感謝するに違いない。」と、直接に手渡してくれると申し出てくれた。
見事な文章を書く友人のGraceに手伝ってもらい、手紙を作成して隣人にお願いに行くと、何度もお礼を言われ恐縮をする。

手紙の内容をかいつまむと、初めにイベントの企画の礼を述べた。
日本人は文化遺産を誇りに思っても、着物は微たりとも人種差別や帝国主義に関連するものではない。
このプロテスターたちは日本人ではなく、彼らの目的は文化的感受性よりも政治から生まれていると思うこと。
敵対する第二次世界大戦中でも、日本の伝統文化に敬意を払い大切に保存をしてくれたお陰で、私達は今恩恵を受けることが出来、感謝をしていること。

これで、私も肩の荷が降りた。

   蒸し暑さ続く
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          朝昼晩と人参をあげるものだから、今では一メートル近くでも逃げもせず
          食べ続ける野兎。
          写真でも分かるように、アニメ映画で見るような可愛さはない。
          深夜12時過ぎにチビを外に連れて行くと、三匹で待っていることもある。
          兎が深夜に行動するなんて初めて知った。
by arata-tamiko | 2015-07-16 12:31 | 諸々の出来事


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