16日放送、ビートたけしのTVタックル
「実名報道は許される?少年法って必要?」の”たけし”のコメント。
万人が同様に思っていても建前として口に出せないものを、彼の率直な意見に笑ってしまう。
当地では、12日にBillyという名の41歳になった男性のニュースが流れた。
1990年、隣のNH州の田舎町に住む
16歳の少年Billyは
22歳の女教師、Pamelaの夫の帰宅を待って射殺。
「夫がいれば、このまま関係を続けることは出来ないと先生に脅かされ説得された。」と、未だ幼さの残る顔で語る彼の話にアメリカ社会は仰天した。
対するPamelaは「全部私に罪をきせて自分は逃げようとしている。」と、関係は認めたが、殺人を仄めかしたこともないとBillyの証言を全否定。
Pamelaへの判決は仮釈放なしの終身刑。
Billyは28年の刑期。
服役中、彼は大学のコースを終了し、電気技師の資格を取った。
そして今月12日の法廷で、
同席する被害者家族と三人の仮釈放委員の同意のもと、三つの条件をつけて6月4日の仮釈放が決定。
その一つは、この事件に関して生涯マスコミに話さず、本を出版しないこと。
日本では被害者にプライバシーは全くなく、加害者が未成年であるだけで罪が軽くなる少年法を考えさせられる事件と刑期だった。
空が白みかける6時15分ごろには鳥がさえずり始める
Billy16歳
当時の面影を残す41歳のBilly、仮釈放の決定に感極まる