蓮池薫氏の翻訳書「孤将」の作家、金・薫氏 1/24/14

韓国関係の話題が続いてしまうが、数日前の「”日本海”と”東海”併記 バージニア州上院で可決」について韓国人の友、Hさんからの興味深い意見を御紹介。

蓮池薫氏が始めて挑戦した翻訳本である韓国のベストセラー「孤将」を読んだHさんは蓮池氏の格調高い文章に深い感銘を受け、そして金・薫氏と言う作家の存在を知った。
是非原本と比較してみたいと、この本のみならず彼の作品全てを韓国から取り寄せた。

蓮池氏が初めて金氏と会った時、彼が「私の父は反日の独立運動家だったが私は日本文化が大好きです。」と語ったと随筆に書かれていた。
金氏はなかなか気骨のある人物らしく、勤務する新聞社かに同調せず辞めさせられているそうだ。

この金薫氏の随筆をHさんが日本語で説明をしてくれた。

朝鮮半島からすると確かに東の海となる。
しかし日本からすると西の海となる。
昔のヨーロッパでは「極東(Far East)」と呼称したと言うが、それは遠く東にあると言うことだけで東海を意味したのではない。
韓国の国歌が東海で始まるように韓国人に取っては大きな意味がある。

  国歌: 東海が乾き果て、白頭山が磨り減る時(あり得ない意味をする)まで神の護り給う我が国 万歳!

しかし自分の考えとして、日本海は国際法で決められたことで、これに対して自分は民族的感情はない。日本人に取っては西の海を東海と呼べと要求する権利がどこにあるだろうか。


「今の韓国でこれだけのことを言えるとは勇気がありますね。」と感心すると「いいえ、勇気ではありません。良心があるのです。今の韓国では本当のことを言うと親日となって言いたいことも言えません。それでは北朝鮮と何ら変わりません。あなたには、このようなまともな考えの韓国人もいることを知って欲しいのです。」

Hさんは他の人が思いもしないことに気づく。
この国歌のことも「韓国では大きい海や山が枯れるとか大から小になると例えるのに、日本では”さざれ石”と小さな石がだんだん大きくなって苔が生えるまで、、、と全く反対ですね。」。
「スポーツでも日本は”負けるな!”ですが、韓国では”勝て!”と応援の掛け声が逆です。」とも言っていた。

   日中零下7度でも零下15度くらいに感じる寒さ
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   ボストンで週一発行されている韓国の新聞には何ページにも渡って東海、慰安婦像の写真と
   記事が掲載されている。
   韓国人のHさんは「そんなものは見ないほうが宜しいのです。気分が悪くなるだけ損です。」と
   戦前の綺麗な日本語で私を諭す。
by arata-tamiko | 2014-01-27 13:59 | 興味ある話


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