ある大きなチェーンストアに日中行くと、十数年前から知っている五十過ぎのJが働いていた。
夜に働く彼女を再び見たので、「職場は辞めたの?」と、訊くと、ちょっと寂しげに「これはセカンドジョブなのよ。」と、言った。
彼女の職場に行く用事があり、「あのお店で何日働いているの?」と、訊いてみると「二日はフルタイムで、夜は四日間。」に、「では、一週間休みなし?失礼だけど、今は一人?」と、訊いた。
「そうなの。私を置いて出て行ったの。」
「御主人に女性でも?」と、とても失礼なことを言ってしまった。
「女性なら、まだね、、、、。相手は男だったの。」
「エッ!日々の生活で気づかなかったの?」
「彼に何かが起こりつつあるとは、感じていたけど、突然
”君とは結婚生活をしていけない。”と言われたわ。」
家も失い、娘とアパート暮らしとなり、朝晩働かないと老後の蓄えもできないそう。
久しぶりに会った時、彼女の身なりの変わり様に驚かされたが、飾る気も失ってしまったのだろう。
成人した息子、大学生の娘を持つ伴侶が、自分や家庭よりボーイフレンドを選んだのだから
とても、とても可哀想で、お客様から数日前に頂いた
GODIVAのチョコレートボックスを持って
「貴女をスマイルをさせるために戻ってきたのよ。」と、抱きしめてあげた。
昨夜から雪 凍てつく寒さ
「たかじんのそこまで言って委員会」で紹介されていた。
インドネシアで日本語を学ぶ各地の生徒が集まって歌っている。